問13-8
パーソン・センタード・ケアの考え方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ①疾患の症状のみに着目し、本人の個性や生活歴は考慮しないケアである。
- ②介護者側の都合や効率性のみを優先し、本人の意向は考慮しない。
- ③疾患としてではなく、その人らしさを尊重して個別に理解しようとする。
- ④全ての認知症の人に対して、画一的で同一の対応を行う考え方である。
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正解
③疾患としてではなく、その人らしさを尊重して個別に理解しようとする。
解説
パーソン・センタード・ケアは、認知症の人を病気や症状だけで捉えるのではなく、その人の生活歴や価値観、人間関係を含めた「その人らしさ」を尊重し、一人ひとりの視点に立って理解し関わろうとする考え方である。イギリスの心理学者トム・キットウッドが提唱し、現在の認知症ケアの基本理念として広く用いられている。
他の選択肢が不適切な理由
「疾患の症状のみに着目し、本人の個性や生活歴は考慮しない」とする記述は、症状の見方だけでは説明できない一人ひとりの反応の違いを理解しようとした、この考え方の出発点を否定するものである。「介護者側の都合や効率性のみを優先し、本人の意向は考慮しない」とする記述は、本人を中心に置くという名称そのものと正反対である。「画一的で同一の対応を行う」とする記述も誤りで、同じ行動に見えても背景にある思いは人によって違うため、個別に理解することが求められる。
パーソン・センタード・ケアは、認知症の人を病気や症状だけで捉えるのではなく、その人の生活歴や価値観、人間関係を含めた「その人らしさ」を尊重し、一人ひとりの視点に立って理解し関わろうとする考え方である。イギリスの心理学者トム・キットウッドが提唱し、現在の認知症ケアの基本理念として広く用いられている。
他の選択肢が不適切な理由
「疾患の症状のみに着目し、本人の個性や生活歴は考慮しない」とする記述は、症状の見方だけでは説明できない一人ひとりの反応の違いを理解しようとした、この考え方の出発点を否定するものである。「介護者側の都合や効率性のみを優先し、本人の意向は考慮しない」とする記述は、本人を中心に置くという名称そのものと正反対である。「画一的で同一の対応を行う」とする記述も誤りで、同じ行動に見えても背景にある思いは人によって違うため、個別に理解することが求められる。