問12-7
ボイラーにおけるスケールの説明として、最も適切なものはどれか。
- ①缶水中の水分が蒸気とともに分離しきれず、外部へ持ち出されてしまう別の現象を指す。
- ②缶水表面が油分の影響で泡立ち、その泡が蒸気側へ持ち出されるまた別の現象を指す。
- ③燃焼により生じたすすが、缶体の外側の伝熱面に付着したものを指すまた別の用語である。
- ④給水中のカルシウムなどの硬度成分が濃縮され、伝熱面に固形物として付着したもの。
答えと解説を見る
正解
④給水中のカルシウムなどの硬度成分が濃縮され、伝熱面に固形物として付着したもの。
解説
スケールとは、給水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの硬度成分が、ボイラー内で加熱・濃縮される過程で溶解度を超えて析出し、伝熱面に固形物として付着したものをいう。熱の伝わりを妨げ、伝熱面の局部的な過熱の原因になる。
他の選択肢が不適切な理由
水分が蒸気側へ持ち出される現象はキャリオーバと呼ばれる別の障害であり、スケールの説明ではない。泡立ちによる水分の持ち出しはフォーミングと呼ばれる現象であり、固形物の付着とは異なる。すすの付着は燃焼側(ガス側)の伝熱面に生じる別の障害であり、水側に生じるスケールとは区別される。
スケールとは、給水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの硬度成分が、ボイラー内で加熱・濃縮される過程で溶解度を超えて析出し、伝熱面に固形物として付着したものをいう。熱の伝わりを妨げ、伝熱面の局部的な過熱の原因になる。
他の選択肢が不適切な理由
水分が蒸気側へ持ち出される現象はキャリオーバと呼ばれる別の障害であり、スケールの説明ではない。泡立ちによる水分の持ち出しはフォーミングと呼ばれる現象であり、固形物の付着とは異なる。すすの付着は燃焼側(ガス側)の伝熱面に生じる別の障害であり、水側に生じるスケールとは区別される。