問12-6
ボイラーにおけるキャリオーバの説明として、最も適切なものはどれか。
- ①燃焼用の空気が不足し、燃料が完全に燃え切らないまま煙道へ排出されるという現象である。
- ②ボイラー水中に溶け込んだ酸素が、缶体の金属を徐々に腐食させていくという現象である。
- ③ボイラー水中の水分や不純物が、蒸気と分離しきれないまま蒸気とともに送り出される現象。
- ④給水中の硬度成分が伝熱面に固形物として付着し、熱の伝わりを妨げるという現象である。
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正解
③ボイラー水中の水分や不純物が、蒸気と分離しきれないまま蒸気とともに送り出される現象。
解説
キャリオーバとは、ボイラー内で発生した蒸気にボイラー水中の水分や溶存物質が十分に分離されないまま混入し、そのまま蒸気とともに送り出されてしまう現象をいう。蒸気の質を低下させ、配管や機器に悪影響を及ぼす。
他の選択肢が不適切な理由
燃焼用空気の不足による不完全燃焼は、キャリオーバとは異なる燃焼上の問題である。溶存酸素による腐食は水質管理上の別の障害であり、蒸気への水分混入とは異なる現象である。硬度成分の付着はスケールと呼ばれる別の障害であり、キャリオーバの説明ではない。
キャリオーバとは、ボイラー内で発生した蒸気にボイラー水中の水分や溶存物質が十分に分離されないまま混入し、そのまま蒸気とともに送り出されてしまう現象をいう。蒸気の質を低下させ、配管や機器に悪影響を及ぼす。
他の選択肢が不適切な理由
燃焼用空気の不足による不完全燃焼は、キャリオーバとは異なる燃焼上の問題である。溶存酸素による腐食は水質管理上の別の障害であり、蒸気への水分混入とは異なる現象である。硬度成分の付着はスケールと呼ばれる別の障害であり、キャリオーバの説明ではない。