2026年版・5-9

運行管理業務の総合理解の一問一答

運行管理者試験(旅客)「実務上の知識及び能力」から、運行管理業務の総合理解に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問15-9

運行管理者の選任に関する説明として、正しいものはどれか。

  • ①営業所ごとに事業用自動車の数に応じた人数を選任するもの
  • ②運行管理者は事業者につき1人を選任すれば足りるとされる
  • ③運行管理者の選任について届出は要しないこととされている
  • ④選任する運行管理者の数は事業者が自由に決めてよいとする
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正解 ①営業所ごとに事業用自動車の数に応じた人数を選任するもの
解説
旅客自動車運送事業者は、事業計画に従い業務を行うに足りる員数の運行管理者を、営業所ごとに、当該営業所が管理する事業用自動車の数に応じて選任しなければならないとされています。運行管理者は現場で運転者と直接向き合い、点呼や指導を行う立場にあるため、営業所単位での配置が求められています。選任したときや解任したときは、遅滞なくその旨を届け出る必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
「運行管理者は事業者につき1人を選任すれば足りるとされる」は誤りで、選任の単位は事業者ではなく営業所です。「運行管理者の選任について届出は要しないこととされている」は誤りで、選任および解任は届出を要します。「選任する運行管理者の数は事業者が自由に決めてよいとする」は誤りで、車両数に応じて必要な人数が定められています。
問25-9

運行管理者資格者証に関する説明として、正しいものはどれか。

  • ①資格者証は運転免許を有する者にのみ交付されるものである
  • ②資格者証は3年ごとに更新の手続を要するものとされている
  • ③試験に合格するほか一定の実務経験等によっても取得できる
  • ④資格者証は返納を命じられることのないものであるといえる
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正解 ③試験に合格するほか一定の実務経験等によっても取得できる
解説
運行管理者資格者証は、運行管理者試験に合格した者のほか、事業用自動車の運行の管理に関する一定期間の実務の経験と所定の講習の修了といった要件を満たす者に対しても交付されます。運行管理者は、この資格者証の交付を受けている者のうちから選任しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
「資格者証は運転免許を有する者にのみ交付されるものである」は誤りで、運転免許の保有は資格者証の交付の要件とされていません。「資格者証は3年ごとに更新の手続を要するものとされている」は誤りで、資格者証に更新の制度はなく、選任後は定期的に講習を受講することが求められます。「資格者証は返納を命じられることのないものであるといえる」は誤りで、法令違反があった場合などには返納を命じられることがあります。
問35-9

統括運行管理者に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①運行管理者が1人しかいない営業所にも必ず選任するもの
  • ②複数の運行管理者を選任する営業所でその業務を統括する
  • ③本社に置かれて全営業所の運行の管理を統括する者をいう
  • ④統括運行管理者は資格者証を有しなくてもよいとされている
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正解 ②複数の運行管理者を選任する営業所でその業務を統括する
解説
一つの営業所に複数の運行管理者を選任する場合、事業者はそのうち1人を統括運行管理者として選任し、運行管理に関する業務を統括させなければならないとされています。複数の運行管理者が並列に業務を行うと、指示の内容が食い違ったり責任の所在が不明確になったりするおそれがあるため、指揮の系統を一本化する趣旨です。

他の選択肢が不適切な理由
「運行管理者が1人しかいない営業所にも必ず選任するもの」は誤りで、統括すべき複数の運行管理者がいる場合に選任するものです。「本社に置かれて全営業所の運行の管理を統括する者をいう」は誤りで、統括の単位は営業所です。「統括運行管理者は資格者証を有しなくてもよいとされている」は誤りで、運行管理者である以上、資格者証の交付を受けている必要があります。
問45-9

事業者と運行管理者との関係に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①運行管理者を選任すれば事業者は安全確保の責任を負わない
  • ②運行管理規程は運行管理者が自ら定めるものとされている
  • ③運行管理者は事業者からの指導や監督を受けないものとされる
  • ④事業者は運行管理者が業務を行える環境を整える必要がある
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正解 ④事業者は運行管理者が業務を行える環境を整える必要がある
解説
運行管理者は、事業者に代わって現場の運行管理を担う立場にありますが、運行管理者を選任したからといって事業者が輸送の安全確保の責任を免れるわけではありません。事業者は、運行管理者がその業務として行う助言を尊重し、運転者などがその指示に従うようにしなければならないとされ、運行管理者が権限をもって業務を遂行できる体制を整える責任を負っています。

他の選択肢が不適切な理由
「運行管理者を選任すれば事業者は安全確保の責任を負わない」は誤りで、輸送の安全を確保する第一次的な責任は事業者にあります。「運行管理規程は運行管理者が自ら定めるものとされている」は誤りで、運行管理規程を定めなければならないのは事業者であり、そこで定める運行管理者の権限は、少なくとも法令上の業務を行うに足りるものでなければならないとされています。「運行管理者は事業者からの指導や監督を受けないものとされる」は誤りで、運行管理者も事業者の指導監督の下で業務を行います。
問55-9

過労運転の防止のための乗務割の作成に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①休息期間が確保されるよう勤務時間と乗務時間を定めていく
  • ②乗務割は運転者本人の希望のみに基づいて作成すればよい
  • ③繁忙期においては休息期間を短縮しても差し支えないとする
  • ④乗務割の作成は事業者ではなく運転者が行うものといえる
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正解 ①休息期間が確保されるよう勤務時間と乗務時間を定めていく
解説
事業者は、運転者の勤務時間および乗務時間について、国土交通大臣が告示で定める基準に従って定め、これに従って運転者を乗務させなければならないとされています。運行管理者は、この勤務時間および乗務時間の範囲内で具体的な乗務割を作成し、必要な休息期間が確保されるよう管理する必要があります。過労状態での乗務は重大事故に直結するため、乗務割の作成は運行管理の要となる業務です。

他の選択肢が不適切な理由
「乗務割は運転者本人の希望のみに基づいて作成すればよい」は誤りで、告示で定める基準の範囲内で作成しなければなりません。「繁忙期においては休息期間を短縮しても差し支えないとする」は誤りで、繁忙期であっても基準を下回ることは認められません。「乗務割の作成は事業者ではなく運転者が行うものといえる」は誤りで、乗務割の作成は運行管理者の業務とされています。
問65-9

一般貸切旅客自動車運送事業における運行指示書に関する説明として、正しいものはどれか。

  • ①運行指示書は営業所に備え置き運転者には交付しないもの
  • ②運行の途中で内容を変更した場合も記載の変更は要しない
  • ③運行の経路や主な経過地の出発と到着の日時等を記載する
  • ④運行指示書の保存は要しないこととされているものである
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正解 ③運行の経路や主な経過地の出発と到着の日時等を記載する
解説
一般貸切旅客自動車運送事業者は、運行ごとに運行指示書を作成し、運行の開始および終了の地点と日時、運行の経路、主な経過地における出発および到着の日時、運転者の氏名、休憩の場所と日時などを記載しなければなりません。作成した運行指示書は運転者に携行させ、これにより指示を行うとともに、営業所に備えて保存する必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
「運行指示書は営業所に備え置き運転者には交付しないもの」は誤りで、運転者に携行させ、これによって指示を行うものです。「運行の途中で内容を変更した場合も記載の変更は要しない」は誤りで、変更した内容は営業所に備える控えと運転者が携行するものの双方に記載しなければなりません。「運行指示書の保存は要しないこととされているものである」は誤りで、営業所において保存することが義務付けられています。
問75-9

異常な気象等により輸送の安全の確保に支障が生じるおそれがある場合の運行管理者の措置として、最も適切なものはどれか。

  • ①判断は現場の運転者に委ねることとし運行管理者は関与しない
  • ②運行の中止や経路の変更など必要な指示を運転者に対して行う
  • ③気象の情報の収集は運転者が自ら行うこととしていく
  • ④指示は運転者から求められた場合にのみ行えば足りるとする
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正解 ②運行の中止や経路の変更など必要な指示を運転者に対して行う
解説
異常な気象、天災その他の事由により輸送の安全の確保に支障が生じるおそれがあるときは、運行管理者は、運行の中止、経路の変更、徐行その他の必要な措置を講じ、運転者に対して適切な指示を行わなければならないとされています。運転者は運行中に得られる情報が限られるため、気象情報や道路情報を継続的に収集できる立場にある運行管理者が、組織として判断することが求められます。

他の選択肢が不適切な理由
「判断は現場の運転者に委ねることとし運行管理者は関与しない」は誤りで、異常気象時の措置は運行管理者の業務として定められています。「気象の情報の収集は運転者が自ら行うこととしていく」は誤りで、運行中の運転者が得られる情報は限られるため、気象情報や道路情報の収集は営業所側で継続的に行い、運行管理者が判断して指示すべきものです。「指示は運転者から求められた場合にのみ行えば足りるとする」は誤りで、運行管理者は自ら状況を把握して必要な指示を行うべき立場にあります。
問85-9

運行管理者の業務と整備管理者の業務との区分に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①自動車の点検の方法を定めることは運行管理者の業務である
  • ②運転者に対する指導及び監督は整備管理者の業務にあたる
  • ③点呼における酒気帯びの確認は整備管理者の業務にあたる
  • ④車両の点検及び整備の管理は整備管理者が担う業務である
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正解 ④車両の点検及び整備の管理は整備管理者が担う業務である
解説
整備管理者は、道路運送車両法に基づいて選任される者で、日常点検の実施方法を定めること、その結果に基づいて運行の可否を決定すること、定期点検を実施することなど、車両の点検・整備に関する事項を管理します。これに対し運行管理者は、点呼の実施、乗務割の作成、運転者への指導及び監督、運行指示書の作成など、運行と運転者の管理に関する業務を担います。両者は役割が異なり、連携して輸送の安全を確保します。

他の選択肢が不適切な理由
「自動車の点検の方法を定めることは運行管理者の業務である」は誤りで、点検の方法を定めるのは整備管理者の業務です。「運転者に対する指導及び監督は整備管理者の業務にあたる」は誤りで、これは運行管理者の業務です。「点呼における酒気帯びの確認は整備管理者の業務にあたる」は誤りで、点呼は運行管理者またはその補助者が行う業務です。
問95-9

運行管理者の業務として定められているものとして、最も適切なものはどれか。

  • ①運転者に対する点呼の実施とその記録の作成および保存
  • ②日常点検の結果に基づく事業用自動車の運行の可否の決定
  • ③運転者の賃金や賞与の額を決定することに関する事務
  • ④営業所の新設や廃止に関する事業計画の変更の認可申請
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正解 ①運転者に対する点呼の実施とその記録の作成および保存
解説
運行管理者の業務としては、点呼の実施と記録の作成・保存のほか、乗務割の作成、運転者が疾病・疲労・睡眠不足等により安全な運転をできないおそれがある場合に乗務させないこと、運転者に対する指導及び監督、適性診断の受診状況の管理、乗務員等台帳の作成と備え置き、異常気象時の措置などが定められています。いずれも輸送の安全に直結する現場の管理業務です。

他の選択肢が不適切な理由
「日常点検の結果に基づく事業用自動車の運行の可否の決定」は誤りで、これは道路運送車両法に基づき選任される整備管理者の権限であり、運行管理者の業務ではありません。「運転者の賃金や賞与の額を決定することに関する事務」は誤りで、賃金の決定は労務管理に属し、運行管理者の法定の業務ではありません。「営業所の新設や廃止に関する事業計画の変更の認可申請」は誤りで、事業計画の変更手続は事業者が行うものです。
問105-9

選任されている運行管理者が受講する講習に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①一度資格者証の交付を受ければ以後の講習は要しないとされる
  • ②講習は運転者に対して行うもので運行管理者は対象外である
  • ③事業者は国土交通大臣が認定する講習を定期的に受けさせる
  • ④重大な事故を起こした営業所であっても講習は要しないとする
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正解 ③事業者は国土交通大臣が認定する講習を定期的に受けさせる
解説
事業者は、選任している運行管理者に対し、国土交通大臣が認定する講習を受けさせなければならないとされています。すでに選任されている運行管理者は、2年ごとに1回、一般講習を受講する必要があります。また、死者または重傷者を生じた事故を引き起こした営業所や、輸送の安全に関する法令違反により行政処分を受けた営業所の運行管理者は、特別講習を受講しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
「一度資格者証の交付を受ければ以後の講習は要しないとされる」は誤りで、選任後も定期的な受講が必要です。「講習は運転者に対して行うもので運行管理者は対象外である」は誤りで、運行管理者を対象とする講習が定められています。「重大な事故を起こした営業所であっても講習は要しないとする」は誤りで、そのような営業所の運行管理者には特別講習の受講が求められます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。