2026年版・4-1

労働契約・就業規則の一問一答

運行管理者試験(貨物)「労働基準法関係」から、労働契約・就業規則に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-1

労働契約締結の際の労働条件の明示義務に関する次の記述のうち、労働基準法上正しいものはどれか。

  • ①労働条件の明示は口頭のみで足り、書面での明示は不要であるとされている。
  • ②使用者は、賃金・労働時間等の一定事項を書面等により明示する必要がある。
  • ③労働条件の明示義務は、事業者の任意の判断に委ねられているとされている。
  • ④労働条件の明示は、契約締結から1年以内に行えばよいとの考え方が採られている。
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正解 ②使用者は、賃金・労働時間等の一定事項を書面等により明示する必要がある。
解説
労働基準法15条により、使用者は労働契約の締結に際し、賃金、労働時間その他の労働条件を、書面の交付(労働者が希望した場合は電子メール等でも可)により明示しなければならないとされています。

他の選択肢が不適切な理由
口頭のみでは不十分です。明示は使用者の法律上の義務であり任意ではなく、契約締結の際に行う必要があり事後でよいものではありません。
問24-1

就業規則の作成・届出義務に関する次の記述のうち、労働基準法89条上正しいものはどれか。

  • ①就業規則の作成義務は、労働者数にかかわらず全事業場に課されるとされている。
  • ②就業規則の作成は事業者の任意であり、法令上の義務ではないと定められている。
  • ③常時10人以上の労働者を使用する事業場は、就業規則を作成する必要がある。
  • ④就業規則は、労働基準監督署への届出が一切不要であると規定されている。
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正解 ③常時10人以上の労働者を使用する事業場は、就業規則を作成する必要がある。
解説
労働基準法89条により、常時10人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則を作成し、労働基準監督署長に届け出なければならないとされています。

他の選択肢が不適切な理由
労働者数10人未満の事業場には作成義務がありません(努力義務にとどまります)。作成は義務であり任意ではなく、労基署への届出も義務付けられています。
問34-1

就業規則の周知義務に関する次の記述のうち、労働基準法106条上最も適切なものはどれか。

  • ①就業規則は、経営者のみが保管していれば足りると定められている。
  • ②就業規則の周知は、労働者から請求があった場合にのみ行えばよい。
  • ③就業規則の周知義務は、大企業にのみ課される義務であるとされる。
  • ④作成された就業規則は、労働者にも周知させる必要があるとされる。
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正解 ④作成された就業規則は、労働者にも周知させる必要があるとされる。
解説
労働基準法106条により、使用者は就業規則を、常時各作業場の見やすい場所に掲示する等の方法によって、労働者に周知させなければならないとされています。

他の選択肢が不適切な理由
経営者のみが保管していれば足りるものではありません。周知は請求の有無にかかわらず行う義務があり、企業規模にかかわらず作成義務のある事業場に課されます。
問44-1

労働者の解雇に関する予告義務に関する次の記述のうち、労働基準法20条上正しいものはどれか。

  • ①解雇する場合、少なくとも30日前に予告するか、平均賃金を支払う必要がある。
  • ②解雇の予告義務は、いかなる場合も一切課されないと法律上規定されている。
  • ③解雇予告は、口頭であれば直前でも問題ないと労働基準法上明確に規定されている。
  • ④解雇予告期間は、常に90日以上必要であると労働基準法上明確に規定されている。
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正解 ①解雇する場合、少なくとも30日前に予告するか、平均賃金を支払う必要がある。
解説
労働基準法20条により、使用者は労働者を解雇しようとする場合、少なくとも30日前にその予告をするか、30日分以上の平均賃金(解雇予告手当)を支払わなければならないとされています。

他の選択肢が不適切な理由
予告義務が一切課されないわけではありません(一定の例外はあります)。予告期間は30日が基準であり、90日ではありません。
問54-1

賃金の支払いに関する原則(賃金支払5原則)に関する次の記述のうち、労働基準法24条上正しいものはどれか。

  • ①賃金は、現物で支給されることが原則であると法律上規定されている。
  • ②通貨で、直接労働者に、全額を、毎月1回以上、一定期日に支払う必要がある。
  • ③賃金は、労働者本人以外の家族に支払うことが原則との考え方が採られている。
  • ④賃金の支払時期は、事業者が完全に自由に決定できるとの考え方が採られている。
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正解 ②通貨で、直接労働者に、全額を、毎月1回以上、一定期日に支払う必要がある。
解説
労働基準法24条により、賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を、毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならないとされています(賃金支払の5原則)。

他の選択肢が不適切な理由
現物支給は原則として認められません。本人以外への支払いも原則禁止され、支払時期は毎月1回以上・一定期日という制約があります。
問64-1

労働契約における労働条件の明示事項のうち、書面等での明示が特に義務付けられる事項に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①明示事項には、労働者の趣味や特技のみが含まれるとされている。
  • ②明示すべき事項は法令上定められておらず、事業者の任意とされる。
  • ③賃金、労働時間、就業場所、業務の内容等も明示事項に含まれる。
  • ④明示事項には、賃金や労働時間は一切含まれないと定められている。
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正解 ③賃金、労働時間、就業場所、業務の内容等も明示事項に含まれる。
解説
労働基準法施行規則5条等により、労働契約の期間、就業の場所及び従事すべき業務の内容、始業・終業時刻、賃金の決定・計算方法等が、書面等での明示が義務付けられる事項として定められています。

他の選択肢が不適切な理由
趣味や特技は明示事項ではありません。明示事項は法令上具体的に定められており、賃金・労働時間は明示事項の中心的な内容です。
問74-1

労働基準法における「労働者」の定義に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①労働者とは、正社員として雇用される者のみを指すとされている。
  • ②労働者の定義には、パートタイム労働者は含まれないとされている。
  • ③労働者に該当するか否かは、契約書の名称のみで決まるとされる。
  • ④職業の種類を問わず、事業に使用され賃金を支払われる者をいう。
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正解 ④職業の種類を問わず、事業に使用され賃金を支払われる者をいう。
解説
労働基準法9条により、「労働者」とは、職業の種類を問わず、事業又は事務所に使用される者で、賃金を支払われる者をいうと定義されています。

他の選択肢が不適切な理由
正社員のみに限定される定義ではありません。パートタイム労働者やアルバイトも要件を満たせば労働者に該当し、実態(使用従属関係の有無)で判断され、契約書の名称のみでは決まりません。
問84-1

就業規則の変更に関する次の記述のうち、労働基準法上最も適切なものはどれか。

  • ①労働者代表の意見を聴いた上で、労働基準監督署長への届出も必要である。
  • ②就業規則の変更には、いかなる手続も一切不要であるとされている。
  • ③就業規則の変更は、使用者が一方的に行い労働者への説明は不要とされる。
  • ④就業規則の変更は、届出をすれば労働者への周知は不要であるとされる。
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正解 ①労働者代表の意見を聴いた上で、労働基準監督署長への届出も必要である。
解説
労働基準法90条・89条により、就業規則の作成・変更に際しては、労働者の過半数代表の意見を聴取し、意見書を添付して労働基準監督署長に届け出る必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
変更に手続が一切不要というのは誤りです。一方的な変更であっても意見聴取等の手続は必要であり、変更後は労働者への周知も求められます。
問94-1

労働契約における「試用期間」に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①試用期間中は、労働基準法上の保護が一切及ばないとの考え方が採られている。
  • ②本採用の可否を判断するために設けられる期間であり、労働契約の一種である。
  • ③試用期間中の解雇には、いかなる制約もないとの考え方が採られている。
  • ④試用期間は、必ず1年以上設定しなければならないとの考え方が採られている。
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正解 ②本採用の可否を判断するために設けられる期間であり、労働契約の一種である。
解説
試用期間は、労働者の適性等を判断し本採用の可否を決定するために設けられる期間であり、この間も労働契約は成立しているため、労働基準法上の保護は及びます。

他の選択肢が不適切な理由
試用期間中も労働基準法の保護は及びます。試用期間中の解雇にも一定の制約があり、期間の長さは法令上一律に定められているものではありません。
問104-1

労働基準法における「使用者」の定義に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①使用者とは、法人の代表取締役のみを指す用語であるとの考え方が採られている。
  • ②使用者に該当するのは、労働者を直接雇用する個人事業主のみであるとされる。
  • ③事業主のほか、労働条件等について事業主のために行為をする者も含まれる。
  • ④現場の運行管理者は、いかなる場合も使用者に該当しないと定められている。
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正解 ③事業主のほか、労働条件等について事業主のために行為をする者も含まれる。
解説
労働基準法10条により、「使用者」とは、事業主又は事業の経営担当者その他その事業の労働者に関する事項について、事業主のために行為をするすべての者をいうと定義されています。

他の選択肢が不適切な理由
代表取締役のみに限定される用語ではありません。法人・個人を問わず該当し得るものであり、労務管理上の権限を有する現場責任者(運行管理者等)が使用者に該当する場合もあります。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。