円形の本体の内部に円形の空気室とダイヤフラム(薄い金属の膜)をもち、暖房などによる緩やかな温度上昇のときには空気室内の空気を外へ逃がして感知器が不必要に作動しないようにするための小さな穴が設けられている。この穴の名称として正しいものはどれか。
- ①リーク孔
- ②空気管
- ③バイメタル
- ④ダイヤフラム
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差動式スポット型感知器は、内部の空気室の空気が火災の熱で急激に膨張し、ダイヤフラム(薄い金属の膜)を押し上げて接点を閉じることで火災信号を送ります。ところが暖房や日射のような緩やかな温度上昇でも空気は膨張するため、そのままでは火災でないのに作動してしまいます。これを防ぐために設けられた小さな空気の逃がし穴がリーク孔です。ゆっくりした膨張ならリーク孔から空気が抜けて接点は閉じず、急激な膨張のときだけ抜けきらずに接点が閉じます。
他の選択肢が不適切な理由
ダイヤフラムは空気の膨張を受けて動き接点を閉じる薄い金属の膜であり、空気を逃がす穴ではありません。空気管は差動式分布型感知器に用いる細い金属管で、スポット型の部品ではありません。バイメタルは熱膨張率の異なる2種類の金属を張り合わせたもので、主に定温式スポット型感知器が一定温度で反転させるために使う部品です。
「リーク孔が詰まると非火災報が増える」と結び付けて覚えるとよいでしょう。