2026年版・4-4

設置場所と適応判断の一問一答

消防設備士乙種6類「鑑別等(実技対策)」から、設置場所と適応判断に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-4

天ぷら油を使用する飲食店の厨房に消火器を設置する場合、最も適切な考慮事項はどれか。

  • ①油火災に適応する消火器(強化液・粉末・泡等)を選定することが重要
  • ②水消火器(棒状放射)を最優先で選定することが重要とされる
  • ③消火器の価格の安さを最も重視して選定することが重要とされる
  • ④普通火災用の消火器であれば、油火災にも同等に対応できるとされている
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正解 ①油火災に適応する消火器(強化液・粉末・泡等)を選定することが重要
解説
調理油等を使用する厨房では油火災(B火災)の発生が想定されるため、油火災に適応する消火器を選定することが重要です。特に強化液消火器は、薬剤中の炭酸カリウムが油と反応して不燃性の被膜を作る「けん化作用」により、天ぷら油火災に高い効果を発揮するとされています。粉末消火器や泡消火器も油火災に適応します。

他の選択肢が不適切な理由
水消火器(棒状放射)を油面に直接放射すると油が飛び散り炎が拡大するおそれがあるため適しません。価格の安さのみを基準にすることは適応火災への対応を軽視することになり適切ではありません。普通火災用の消火器は油火災(B火災)に必ずしも適応しておらず、同等に対応できるとは限りません。
問24-4

サーバー室など精密機器が多く設置された室内での消火器選定として、最も適切なものはどれか。

  • ①汚損の少ない二酸化炭素消火器等が適するとされる場合が多い
  • ②粉末消火器は放射範囲が狭いため精密機器に最も適するとされる
  • ③水消火器は薬剤が蒸発しやすいため精密機器に適するとされる
  • ④泡消火器は薬剤の粘度が高いため精密機器に最も適するとされる
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正解 ①汚損の少ない二酸化炭素消火器等が適するとされる場合が多い
解説
粉末消火器は放射後に粉末が周囲に残り精密機器の故障原因となり得るため、放射後に薬剤の跡がほとんど残らない二酸化炭素消火器等が適する場合が多いとされています。

他の選択肢が不適切な理由
粉末・水・泡消火器は、いずれも放射後に薬剤の跡が残り精密機器を汚損するおそれがあります。
問34-4

変電設備がある電気室に消火器を設置する場合の判断として、最も適切なものはどれか。

  • ①電気火災に適応する消火器を優先して設置すべき
  • ②水消火器(棒状放射)を最優先で設置すべき
  • ③泡消火器は電気絶縁性が高いため電気室に最も適する
  • ④電気室では歩行距離基準を満たせば種類は問わない
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正解 ①電気火災に適応する消火器を優先して設置すべき
解説
変電設備等の電気設備がある電気室では、電気火災(C火災)が想定されるため、粉末消火器や二酸化炭素消火器等、電気火災に適応する消火器を優先して設置すべきとされています。

他の選択肢が不適切な理由
水消火器(棒状放射)は感電のおそれがあり不適応です。泡消火器は薬剤に水分を含み電気を通しやすいため、電気絶縁性が高いという説明は誤りで、電気室には適しません。歩行距離基準と消火器の適応火災は別の要件であり、基準を満たせば種類を問わないという説明も誤りです。
問44-4

木材や紙類を多く扱う倉庫における消火器選定の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①普通火災に適応する消火器を中心に選定することが基本
  • ②油火災に適応する消火器を中心に選定することが基本
  • ③電気火災に適応する消火器を中心に選定することが基本
  • ④倉庫には水を使わない消火器のみ設置可能とされる
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正解 ①普通火災に適応する消火器を中心に選定することが基本
解説
木材や紙類等の一般可燃物を多く扱う倉庫では普通火災(A火災)が主に想定されるため、これに適応する消火器(水消火器・粉末ABC消火器等)を中心に選定することが基本です。

他の選択肢が不適切な理由
木材や紙類を主体とする倉庫では油火災(B火災)よりも普通火災(A火災)の想定が中心となるため、油火災用を中心に選ぶという説明は適切ではありません。同様に電気火災(C火災)を中心に選ぶという説明も、倉庫の主な可燃物の性質に合いません。水を使わない消火器のみに限定するという説明も適切ではありません。
問54-4

大規模な事務所フロアにおける消火器の配置判断として、最も適切なものはどれか。

  • ①歩行距離20m以下の基準を踏まえ複数箇所に分散配置する
  • ②フロアの入口に1本設置すれば足りるとされる
  • ③フロアの中心に1本設置すれば足りるとされる
  • ④事務所フロアには消火器の設置義務がないものとされている
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正解 ①歩行距離20m以下の基準を踏まえ複数箇所に分散配置する
解説
大規模なフロアでは、各部分から消火器までの歩行距離が20m以下となるよう基準を満たすため、複数箇所に分散して配置する必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
入口のみ、中心のみへの1本設置、設置義務がないという説明はいずれも誤りです。
問64-4

ガソリンスタンド等、危険物を取り扱う施設における消火器選定の判断として、最も適切なものはどれか。

  • ①油火災に適応する消火器を中心に、法令上の付加設置基準も確認する
  • ②普通火災に適応する消火器を中心に、法令上の付加設置基準も確認する
  • ③油火災用の消火器を設置すれば数量にかかわらず基準は一定である
  • ④電気火災への適応を重視すればよく、油火災への適応は問わない
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正解 ①油火災に適応する消火器を中心に、法令上の付加設置基準も確認する
解説
ガソリン等の危険物を取り扱う施設では油火災の危険性が高いため、油火災に適応する消火器を中心に選定するとともに、危険物の数量に応じた付加設置基準を確認する必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
ガソリンスタンド等では油火災(B火災)の危険性が中心となるため、普通火災用を中心に選ぶという説明は適切ではありません。付加設置基準は危険物の指定数量の倍数に応じて変わるため、数量にかかわらず基準が一定という説明も誤りです。危険物施設では油火災への適応が特に重要であり、電気火災への適応のみを重視すればよいという説明も適切ではありません。
問74-4

病院の病室フロアにおける消火器設置の判断で重視すべき事項として、最も適切なものはどれか。

  • ①歩行距離基準の遵守に加え、自力避難が困難な患者への配慮
  • ②病室では特定防火対象物ではなく一般基準のみが適用される
  • ③病院では消火器の点検頻度を減らしてよいものとされている
  • ④病室では電気火災への適応のみを重視すればよいとされる
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正解 ①歩行距離基準の遵守に加え、自力避難が困難な患者への配慮
解説
病院は特定防火対象物であり、自力避難が困難な患者が多いことから、通常の設置基準の遵守に加え、迅速な初期消火・避難誘導ができるような配慮が特に重視されます。

他の選択肢が不適切な理由
病院は特定防火対象物に該当し、一般基準のみが適用されるという説明は誤りです。点検頻度を減らしてよいという説明も誤りです。病室では寝具や什器等による普通火災の想定が中心であり、電気火災への適応のみを重視すればよいという説明も適切ではありません。
問84-4

屋外駐車場に消火器を設置する場合に配慮すべき事項として、最も適切なものはどれか。

  • ①風雨や直射日光の影響を受けにくい設置方法を検討する
  • ②能力単位を高くすれば劣化対策の代わりになるとされる
  • ③屋外設置の消火器は劣化のおそれがなく耐用年数の考慮は不要
  • ④屋外用の消火器であれば風雨が直接当たる位置でも問題ない
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正解 ①風雨や直射日光の影響を受けにくい設置方法を検討する
解説
屋外に消火器を設置する場合は、風雨や直射日光による本体容器の劣化・腐食を防ぐため、格納箱の使用など保護のための設置方法を検討することが望まれます。

他の選択肢が不適切な理由
能力単位を高くすることと劣化対策とは別の問題であり、代わりにはなりません。屋外設置の消火器も風雨にさらされることで劣化するため、耐用年数の考慮が不要という説明は誤りです。屋外用であっても風雨が直接当たる位置では劣化が進みやすいため、設置方法の配慮は必要です。
問94-4

木造住宅密集地域にある小規模店舗での消火器選定の一般的な考え方として、最も適切なものはどれか。

  • ①普通火災への適応を基本にしつつ設置基準を満たす能力単位を選ぶ
  • ②住宅密集地域では消火器の設置基準が緩和されるものとされている
  • ③店舗の延べ面積にかかわらず、消火器は一律1本で足りるとされる
  • ④木造建築物なら能力単位の数値を満たさなくても基準上問題ない
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正解 ①普通火災への適応を基本にしつつ設置基準を満たす能力単位を選ぶ
解説
木造建築物が密集する地域の店舗では、延べ面積等に応じた必要能力単位数を満たす消火器を、普通火災への適応を基本に選定することが求められます。

他の選択肢が不適切な理由
住宅密集地域だからといって設置基準が緩和されるわけではありません。必要な消火器の本数・能力単位は延べ面積等に応じて定まるため、面積にかかわらず一律1本で足りるという説明も誤りです。木造建築物であっても、必要な能力単位の数値を満たさなければ設置基準を満たしたことにはなりません。
問104-4

複合用途ビルの各テナントにおける消火器設置基準の判断として、最も適切なものはどれか。

  • ①テナントごとの用途と建物全体の基準の両方を踏まえて判断する
  • ②1つのテナントの基準を満たせばビル全体で設置不要
  • ③複合用途ビルには消火器の設置義務がないとされている
  • ④テナントの用途にかかわらず一律の基準のみが適用されるとされる
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正解 ①テナントごとの用途と建物全体の基準の両方を踏まえて判断する
解説
複合用途ビルでは、飲食店・事務所等それぞれのテナントの用途に応じた基準と、建物全体としての基準の両方を踏まえて消火器の設置数等を判断する必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
1テナントのみでの充足、設置義務なし、一律基準のみという説明はいずれも誤りです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。