2026年版・2-1

力のつり合いとモーメントの一問一答

消防設備士乙種6類「機械に関する基礎的知識」から、力のつり合いとモーメントに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-1

力の三要素として、最も適切な組み合わせはどれか。

  • ①大きさ・向き・作用点の3つ
  • ②質量・体積・密度の3つ
  • ③速度・加速度・時間の3つ
  • ④温度・圧力・体積の3つとされる
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正解 ①大きさ・向き・作用点の3つ
解説
力は「大きさ」「向き」「作用点」の3つの要素によって決まり、これらを力の三要素といいます。力を図示する際は矢印(ベクトル)で表し、矢印の長さが大きさ、向きが力の方向、始点が作用点を示します。

他の選択肢が不適切な理由
質量・体積・密度、速度・加速度・時間、温度・圧力・体積はいずれも力の三要素ではありません。
問22-1

力のモーメント(回転させる力の働き)の計算式として、最も適切なものはどれか。

  • ①力の大きさ×支点からの距離(腕の長さ)で求めるとされる
  • ②力の大きさを移動距離で割ることによって求めるとされる
  • ③力の大きさに移動時間を掛けることによって求めるとされる
  • ④力の大きさを物体の質量で割ることによって求めるとされる
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正解 ①力の大きさ×支点からの距離(腕の長さ)で求めるとされる
解説
力のモーメントは、物体を回転させようとする力の働きの大きさを表し、「力の大きさ×支点から力の作用線までの距離(腕の長さ)」で計算されます。てこやレンチの原理の基礎となる考え方です。

他の選択肢が不適切な理由
移動距離で割る、移動時間を掛ける、質量で割るという計算式はいずれもモーメントの定義と異なります。
問32-1

国際単位系(SI)における力の単位として、最も適切なものはどれか。

  • ①国際単位系ではニュートン(N)が用いられる
  • ②国際単位系ではワット(W)が用いられる
  • ③国際単位系ではパスカル(Pa)が用いられる
  • ④国際単位系ではジュール(J)が用いられる
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正解 ①国際単位系ではニュートン(N)が用いられる
解説
力の単位は国際単位系(SI)ではニュートン(N)で表されます。ワット(W)は仕事率、パスカル(Pa)は圧力、ジュール(J)は仕事・エネルギーの単位です。

他の選択肢が不適切な理由
ワット、パスカル、ジュールはいずれも力そのものの単位ではありません。
問42-1

物体が「力のつり合い」の状態にあるとされる条件として、最も適切なものはどれか。

  • ①物体に働くすべての力の合力がゼロになっている状態
  • ②物体に働く力の数がちょうど1つだけしかない状態
  • ③物体そのものの質量がゼロになってしまっている状態
  • ④物体の運動の速度がちょうど最大になっている状態
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正解 ①物体に働くすべての力の合力がゼロになっている状態
解説
物体に複数の力が働いていても、それらの合力(ベクトルの和)がゼロであれば、物体は静止し続けるか等速直線運動を続けます。これを力のつり合いといいます。

他の選択肢が不適切な理由
力が1つだけ、質量ゼロ、速度が最大という状態は、力のつり合いの条件ではありません。
問52-1

てこの原理に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①支点からの距離が長いほど、より小さな力で大きな力を生み出せる
  • ②力点を支点に近づけるほど、より小さな力で大きな力を生み出せる
  • ③支点から力点までの距離を2倍にすると、得られる力は半分になる
  • ④力点に加える力の大きさを半分にしても、得られる力は変わらない
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正解 ①支点からの距離が長いほど、より小さな力で大きな力を生み出せる
解説
てこの原理は、支点からの距離(腕の長さ)が長いほど、同じ力でも大きなモーメントを生み出せるという性質を利用したもので、レンチやバールなどに応用されています。

他の選択肢が不適切な理由
力点を支点に近づけると、支点から力点までの距離が短くなるため、同じ力ではかえって不利になります。また、支点から力点までの距離を2倍にすると、モーメントのつり合いから得られる力は半分ではなく2倍になり、力点に加える力を半分にすれば、得られる力も比例して半分になります。
問62-1

「重心」の考え方に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①物体の重さが1点に集中しているとみなせる点を指す
  • ②質量の分布によらず、重心は物体の幾何学的中心と一致する
  • ③重心の位置は、質量が大きいほど下部に移動する
  • ④物体に外力を加えると、重心は力の向きに応じて移動する
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正解 ①物体の重さが1点に集中しているとみなせる点を指す
解説
重心とは、物体の各部分に働く重力の合力が作用するとみなせる1点のことです。形状が均一でない物体では、幾何学的な中心と重心は必ずしも一致しません。

他の選択肢が不適切な理由
質量分布が偏っていれば重心は幾何学的中心と一致せず、重心の位置は物体の質量の大小ではなく質量の分布(形状)によって決まります。また、外力を加えても、物体に対する重心の相対位置は変化しません。
問72-1

「力の合成」に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①複数の力を1つの力に置き換えることを合成という
  • ②力の合成とは1つの力を複数に分けることを指す
  • ③合力の大きさは、元の力の大きさの単純な合計値になる
  • ④力の合成を行うと、力の数は合成前より増加する
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正解 ①複数の力を1つの力に置き換えることを合成という
解説
複数の力が同時に働いているとき、それらと同じ効果を持つ1つの力に置き換えることを力の合成といい、置き換えられた力を合力といいます。

他の選択肢が不適切な理由
1つの力を複数に分ける操作は「分解」です。また、力はベクトル量であるため、向きが異なる力を合成すると合力の大きさは各力の単純な数値の合計にはならず、力の合成によって物体に働く力の数はむしろ減少します。
問82-1

「力の分解」に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①1つの力を複数の分力に分けることを分解という
  • ②複数の力を1つの力にまとめることを分解という
  • ③分力の大きさの単純な合計は、元の力より小さくなる
  • ④力の分解は物体の速度を変化させる操作とされる
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正解 ①1つの力を複数の分力に分けることを分解という
解説
1つの力を、それと同じ効果を持つ複数の力(分力)に分けることを力の分解といいます。斜面上の物体に働く重力を、斜面に平行な方向と垂直な方向に分解する場合などに用いられます。

他の選択肢が不適切な理由
複数の力を1つにまとめる操作は「合成」です。また、分解された各分力の大きさを単純に合計すると、一般に元の力の大きさ以上になります。力の分解は力の表し方を変えるだけの操作であり、物体の運動状態(速度)を変化させるものではありません。
問92-1

「摩擦力」の一般的な性質として、最も適切なものはどれか。

  • ①物体の運動を妨げる向きに働く力である
  • ②物体の運動を常に加速させる向きに働く力
  • ③接触面積が広いほど摩擦力は必ず大きくなる
  • ④静止摩擦力は、動摩擦力より必ず小さい
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正解 ①物体の運動を妨げる向きに働く力である
解説
摩擦力は、接触している2つの物体の間に生じ、相対的な運動(またはその傾向)を妨げる向きに働く力です。

他の選択肢が不適切な理由
運動を加速させる向きに働くという説明は摩擦力の性質と逆です。また、摩擦力の大きさは接触面積の大小には依存しないことが知られており、一般に静止摩擦力の最大値は動摩擦力より大きくなります。
問102-1

力の「作用点」に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①力が物体に働きかける位置のことを作用点という
  • ②作用点は必ず物体の中心に固定されているとされる
  • ③作用点は力の大きさそのものを表す概念である
  • ④作用点は力の大きさや向きから自動的に定まる
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正解 ①力が物体に働きかける位置のことを作用点という
解説
作用点は、力が物体に実際に働きかける位置を指し、力の三要素(大きさ・向き・作用点)の一つです。作用点が変わると、同じ大きさ・向きの力でも物体への影響(モーメント等)が変化することがあります。

他の選択肢が不適切な理由
物体の中心に固定される、力の大きさを表す、という説明は誤りです。また、作用点は力の大きさや向きが決まっても自動的には定まらず、独立して指定する必要がある概念です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。