生活保護法が定める4つの基本原理に含まれるものとして、正しいものを1つ選びなさい。
- ①世帯単位の原則
- ②保護の補足性
- ③必要即応の原則
- ④申請保護の原則
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生活保護法の基本原理は、国家責任の原理(第1条)、無差別平等の原理(第2条)、最低生活保障の原理(第3条)、保護の補足性の原理(第4条)の4つです。保護の補足性とは、保護は、生活に困窮する者が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを最低限度の生活の維持のために活用することを要件として行われ、扶養義務者の扶養や他の法律による扶助は保護に優先して行われるという原理です。ただし、急迫した事由がある場合には、必要な保護を行うことが妨げられません(同法第4条第3項)。
他の選択肢が不適切な理由
・世帯単位の原則:保護の要否や程度を世帯を単位として定めるという、保護の実施上の「原則」の一つです(同法第10条)。
・必要即応の原則:要保護者の年齢、性別、健康状態など実際の必要の相違を考慮して保護を行うという「原則」です(同法第9条)。
・申請保護の原則:保護は申請に基づいて開始するという「原則」です(同法第7条)。
覚え方のポイント
生活保護法は「4つの原理(1〜4条:国家責任・無差別平等・最低生活・補足性)」と「4つの原則(7〜10条:申請保護・基準及び程度・必要即応・世帯単位)」。原理は制度の考え方、原則は実施の方法、と区別しましょう。