心理社会的アプローチに関する記述として、正しいものを1つ選びなさい。
- ①ランクの意志心理学を基盤とし、機関の機能を重視する。
- ②学習理論を基盤とし、観察可能な行動の変化をめざす。
- ③援助期間を短く区切り、具体的な課題の達成をめざす。
- ④ホリスが体系化し、「状況の中の人」の視点を重視する。
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心理社会的アプローチは、診断主義の流れをくむハミルトンを経て、ホリスが体系化しました。人を「状況の中の人」としてとらえ、人の内面(心理)と、その人を取り巻く状況(社会)の両方と、その相互作用に着目します。ホリスは、持続的支持、直接的指示、浄化法(感情の表出)、人と状況の全体的反省、パターン・力動的反省、発達的反省といった援助技法を示しました。
他の選択肢が不適切な理由
・ランクの意志心理学と機関の機能:これは機能的アプローチ(機能主義)の特徴で、タフトやロビンソン、のちにスモーリーらが発展させました。
・学習理論と行動の変化:これは行動変容アプローチの特徴です。行動は学習されたものなので、学び直すことで変えられると考えます。
・短期間で具体的な課題の達成:これは、リードとエプスタインによる課題中心アプローチの特徴です。
覚え方のポイント
心理社会的アプローチは「ホリス=状況の中の人」の一言で覚えます。技法は「支持→指示→浄化→反省(全体的・力動的・発達的)」の順に、ワーカーの関与の仕方が変わっていくと整理しましょう。