調査者が対象となる集団の活動に加わり、その一員として生活をともにしながら観察を行う方法として、正しいものを1つ選びなさい。
- ①非参与観察法
- ②統制的観察法
- ③参与観察法
- ④構造化面接法
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参与観察法は、調査者が対象となる集団や地域の中に入り、その一員として活動や生活をともにしながら観察する方法です。外から見ているだけでは分からない、人々の行動の意味や集団の中のルール、当事者の感じ方などを、内側から深く理解できる点に強みがあります。一方で、調査者が集団に溶け込むほど客観的な視点を保ちにくくなることや、調査者の存在が集団に影響を与えることに注意が必要です。
他の選択肢が不適切な理由
・非参与観察法:調査者が集団の活動には加わらず、外部の立場から観察する方法です。
・統制的観察法:観察する場面や条件、記録の方法をあらかじめ決めておき、実験室などで条件を統制して観察する方法です。
・構造化面接法:質問の内容や順序をあらかじめ決めておき、すべての対象者に同じように質問する面接法であり、観察法ではありません。
覚え方のポイント
観察法は「参与(中に入る)」「非参与(外から見る)」「統制的(条件を決めて見る)」の3つです。参与観察は、エスノグラフィー(民族誌)の中心となる方法でもあります。