医療保険と介護保険の保険者に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- ①介護保険の保険者は都道府県であり、市町村は保険料の徴収だけを担っている。
- ②後期高齢者医療制度の保険者は、国が設置する全国に1つの運営団体である。
- ③市町村国保は、2018年度から都道府県が市町村とともに行うこととなった。
- ④全国健康保険協会は、主に大企業の従業員とその家族を加入者としている。
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国民健康保険は、2018年度から、都道府県が当該都道府県内の市町村とともに行う仕組みに改められました(国民健康保険法第3条)。小規模な市町村ほど財政が不安定になりやすいという課題があったため、都道府県が財政運営の責任主体となって安定化を図り、市町村は資格の管理、保険料の賦課・徴収、保健事業など住民に身近な事務を引き続き担う役割分担になっています。医療保険は職業や年齢によって制度が分かれているため、保険者の違いを正確に押さえることが大切です。
他の選択肢が不適切な理由
・介護保険の保険者は都道府県:介護保険の保険者は市町村(特別区を含む)です(介護保険法第3条)。都道府県は保険者を支援する立場です。
・後期高齢者医療は国が設置する全国に1つの団体:後期高齢者医療制度の運営主体は、都道府県ごとにすべての市町村が加入して設ける後期高齢者医療広域連合です。
・全国健康保険協会は大企業の従業員が中心:協会けんぽは主に中小企業の従業員とその家族が加入しています。大企業の従業員の多くは、企業ごとの健康保険組合に加入しています。
覚え方のポイント
保険者は「協会けんぽ(中小企業)/健保組合(大企業)/都道府県+市町村(国保)/広域連合(後期高齢者)/市町村(介護保険)」。介護保険と国保で「市町村」と「都道府県+市町村」が違う点が頻出です。