社会福祉法第4条に定める地域福祉の推進について、正しいものはどれか。
- ①市町村が推進の責務を負い、地域住民と事業者は市町村の施策に協力するにとどまるとされる
- ②社会福祉事業の経営者と社会福祉に関する活動を行う者が推進に努め、地域住民は対象外とされる
- ③地域住民、社会福祉事業の経営者、社会福祉に関する活動を行う者が国の指示に従い推進する
- ④地域住民、社会福祉事業の経営者、社会福祉に関する活動を行う者が相互に協力して推進に努める
答えと解説を見る
社会福祉法第4条第2項は、地域住民、社会福祉を目的とする事業を経営する者及び社会福祉に関する活動を行う者(地域住民等)は、相互に協力し、福祉サービスを必要とする地域住民が地域社会を構成する一員として日常生活を営み、社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会が確保されるように、地域福祉の推進に努めなければならないとしています。
同条第1項では、地域福祉の推進は、地域住民が相互に人格と個性を尊重し合いながら参加し、共生する地域社会の実現を目指して行われなければならないとされています。
他の選択肢が誤りの理由
・地域住民は対象外:地域住民も推進の主体(地域住民等)に含まれています。
・国の指示に従い推進:地域住民等が相互に協力して推進に努めるとされ、国の指示に従う形ではありません(国や地方公共団体の責務は第6条に定められています)。
・市町村が責務を負い住民は協力するだけ:第4条は地域住民等自身を推進の担い手としています。
覚え方のポイント
地域福祉の推進主体=「地域住民」「社会福祉事業の経営者」「社会福祉に関する活動を行う者」(地域住民等)。