精神保健福祉士とは?
合格に必要な全知識
精神保健福祉士は、精神保健福祉士法に基づく国家資格です。精神障害のある人や、心の健康に課題を抱える人の相談に応じ、地域での生活や社会参加を支えるソーシャルワークの専門職で、精神科病院、相談支援事業所、行政機関、学校、企業など幅広い場で働いています。
国家試験を受けるには、大学などで指定科目を修めるなど、所定の受験資格が必要です。ここでは、試験の全体像と、合格するための要点を整理します。
1. 試験の形式
- ■ 実施:
試験は厚生労働大臣が行い、試験事務は公益財団法人社会福祉振興・試験センターが代行しています。 - ■ 出題数:
132問(専門科目48問・共通科目84問)で、1問1点です。共通科目は社会福祉士国家試験と共通の科目です。 - ■ 出題形式:
本試験は「五肢択一を基本とする多肢選択形式」で、5つの選択肢から2つを選ぶ問題も出題されますが、本サイトは全ての問題を四肢択一(正解が1つ)で収録しています。2つを選ぶ問題は、記述a〜dから「正しいものの組合せ」を選ぶ形(1割弱)にしています。 - ■ 合格基準:
問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点があり、かつ、9つの科目群全てで得点があることが条件とされています。 - ■ 共通科目の免除:
社会福祉士の登録を受けている方は、申請により共通科目が免除されます。
最新の日程・申込方法・受験料は、必ず公益財団法人社会福祉振興・試験センターの公式サイトでご確認ください。
2. 9つの科目群と本サイトのカテゴリー
合格基準で使われる9つの科目群
- 専門:精神医学と精神医療
- 専門:現代の精神保健の課題と支援
- 専門:精神保健福祉の原理
- 専門:ソーシャルワークの理論と方法(専門)
- 専門:精神障害リハビリテーション論、精神保健福祉制度論
- 共通:医学概論、心理学と心理的支援、社会学と社会システム
- 共通:社会福祉の原理と政策、社会保障、権利擁護を支える法制度
- 共通:地域福祉と包括的支援体制、障害者福祉、刑事司法と福祉
- 共通:ソーシャルワークの基盤と専門職、ソーシャルワークの理論と方法、社会福祉調査の基礎
本サイトのカテゴリーとの対応
カテゴリー01〜09が、上の9つの科目群に1つずつ対応しています(01〜05が専門科目450問、06〜09が共通科目310問)。「最初に覚える土台知識」(50問)は、全体に共通する基本用語を最初に押さえるための初心者向けカテゴリーです。
3. 必要な学習時間と合格への3つのポイント
養成課程で学んだ方が合格に必要な学習時間は、約200〜300時間(1日1〜2時間の学習で約4〜6か月)が一つの目安です。これは当サイトの整理による目安であり、実施団体が公表している数値ではありません。社会福祉士の登録を受けていて共通科目が免除される方は、専門科目に集中できるため、短い時間で済むこともあります。
合格に近づくための最重要ポイントは以下の3点です。
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0点の科目群を作らない:
総得点が足りていても、1つの科目群で得点がなければ不合格です。苦手な科目群を後回しにせず、学習進捗状況でカテゴリー別の正答率を確かめながら、どの科目群でも基本問題を確実に取れるようにしましょう。 -
精神保健福祉法は「誰が」「何日以内」「誰の同意」で得点する:
措置入院・医療保護入院・応急入院の要件、指定医と特定医師の違い、72時間・12時間・7日以内などの数字、家族等・市町村長の同意が、ひっかけの中心です。解説の「覚え方のポイント」で、似た制度を並べて覚えましょう。 -
事例問題は「本人中心」で選ぶ:
事例問題では、本人の思いを受け止め、本人の自己決定を尊重し、本人の不在のまま物事を決めない選択肢が正解になることがほとんどです。「家族の意向だけで決める」「すぐに説得する」「専門職が代わりに決める」選択肢を見抜けるよう、解説の考え方を繰り返し確かめましょう。
スキマ時間を活用して、
一発合格をつかみ取りましょう!