19世紀末にイギリスのヨーク市で貧困調査を行い、人の一生の中で貧困に陥りやすい時期が繰り返し訪れるという「貧困のライフサイクル」を示した人物はどれか。
- ①ブース(Booth, C.)
- ②タウンゼント(Townsend, P.)
- ③ラウントリー(Rowntree, B.)
- ④ベヴァリッジ(Beveridge, W.)
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ラウントリーは1899年にヨーク市で貧困調査を行い、その結果を1901年に発表しました。
労働者の一生では、子ども時代・子育て期・高齢期に貧困に陥りやすく、それが繰り返されることを「貧困のライフサイクル」として示しました。また、収入が肉体を維持する最低限の必要にも届かない状態を「第一次貧困」、収入はそれに足りるが他の支出に回って貧困状態になっている状態を「第二次貧困」と区別しました。
他の選択肢が誤りの理由
・ブース:19世紀末にロンドンで大規模な貧困調査を行い、貧困の広がりと、その原因が個人の怠惰よりも雇用や賃金などの問題であることを示した人物です。
・タウンゼント:その社会で一般的な生活様式から締め出された状態を貧困ととらえる「相対的剥奪」の考え方を示した人物です。
・ベヴァリッジ:1942年の報告で、社会保険を中心とした社会保障の計画を示した人物です。
覚え方のポイント
ロンドン=ブース、ヨーク=ラウントリー(ライフサイクル・第一次貧困)、相対的剥奪=タウンゼント。