経済産業省の「DXレポート2」が示すデジタル化の3つの段階のうち、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①社内の古い情報システムを新しい製品に入れ替えて、システムの運用の負担を軽くする取り組み
- ②紙の書類や手書きの記録など、アナログの情報をデジタルのデータに置き換えていく段階
- ③個別の業務や製造の工程にデジタル技術を取り入れて、その工程をデジタル化していく段階
- ④組織全体の業務をデジタル化し、顧客起点の価値を生むために事業や事業の仕組みを変革する
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経済産業省の「DXレポート2(中間取りまとめ)」(2020年12月)は、デジタル化を3つの段階に分けて示しています。
・デジタイゼーション:アナログ・物理的なデータをデジタルのデータにすること(紙の文書の電子化など)
・デジタライゼーション:個別の業務や製造の工程をデジタル化すること
・デジタルトランスフォーメーション(DX):組織をまたいだ全体の業務や工程をデジタル化し、顧客の視点から新しい価値を生むために、事業やビジネスモデルを変革すること
AX(AIトランスフォーメーション)は、このDXのうち、AIの活用を前提に業務や事業のあり方を変えていく取り組みを指す言葉として使われています。
他の選択肢が不適切な理由
・アナログの情報をデジタルのデータに置き換える段階:「デジタイゼーション」の説明です。DXの最初の段階にあたります。
・個別の業務や工程をデジタル化する段階:「デジタライゼーション」の説明です。DXは、個別の工程にとどまらず、組織全体と事業の変革までを含みます。
・古い情報システムを新しい製品に入れ替える:システムの更新だけでは、事業やビジネスモデルの変革にはあたりません。DXは道具の入れ替えではなく、事業のあり方の変革です。
覚え方のポイント
デジタイゼーション(データ化)→デジタライゼーション(個別の工程)→DX(全体と事業の変革)の順に進みます。