2027年試験 新シラバス対応・5-6

開発・業務自動化と業種別の活用の一問一答

生成AIパスポート試験「生成AIの実践と活用事例」から、開発・業務自動化と業種別の活用に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は四肢択一式(一部複数選択を含む)で出題されます。ここでは全て4択(正解は1つ)で出題しています。

問15-6

コーディングエージェントで既存のシステムを改修するときの進め方として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①コードベースを調べさせて影響範囲を把握し、変更はテストと人のレビューを経て反映する。
  • ②テストがすべて通れば、変更の影響範囲の調査と人によるレビューは省いて取り込んでよい。
  • ③作業を速く進めるため、本番の環境のデータベースに直接つないだ状態で修正させていく。
  • ④コードベースを一度にすべて読み込ませれば、変更の影響範囲を人が確認する必要はない。
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正解 ①コードベースを調べさせて影響範囲を把握し、変更はテストと人のレビューを経て反映する。
解説
コーディングエージェントは、既存のシステム全体(コードベース)を読み取って構造や影響範囲を調べ、必要な変更や、動作を変えずに中身を整理するリファクタリングを提案・実行するのに役立ちます。
既存のシステムの改修では、まず影響範囲を把握し、変更はテストで動作を確かめ、人がコードレビューを行ってから取り込むことが大切です。本番の環境に直接書き込ませるような使い方は、障害やセキュリティ上の問題を招くおそれがあります。

他の選択肢が不適切な理由
・テストが通ればレビューは省く:テストで確かめられるのは、用意したテストの範囲だけです。脆弱性や設計上の問題はレビューで見つかることも多いため、人のレビューを経て取り込みます。
・本番のデータベースに直接つなぐ:誤った操作がそのまま本番のデータに及び、障害やデータの消失を招くおそれがあります。テスト用の環境(サンドボックス)で作業させます。
・すべて読み込ませれば確認は不要:コンテキストウィンドウには上限があり、読み込めても見落としや誤った理解が起こりえます。影響範囲は人も確認します。

覚え方のポイント
既存システムの改修=「調べる → 変える → テスト → 人のレビュー → 取り込む」。
問25-6

生成AIで生成したプログラムを業務で使うときの注意点として、適切でないものを1つ選びなさい。

  • ①セキュリティ上の弱点(脆弱性)が含まれていないかを、事前に確認しておく。
  • ②動作確認で正しく動けば、AIの生成したプログラムに安全上の問題はない。
  • ③既存のコードのライセンスに抵触していないかも、あわせて確認しておく。
  • ④本番の環境に反映する前には、必ず人がコードを読んで確かめるレビューを経る。
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正解 ②動作確認で正しく動けば、AIの生成したプログラムに安全上の問題はない。
解説
生成AIはプログラムの作成を大きく効率化しますが、生成したプログラムに不具合が含まれることもあります。また、普通に使うと正しく動くプログラムでも、想定外の入力を与えられると不正な命令を実行してしまう、といったセキュリティ上の弱点(脆弱性)が含まれていることがあります。
動作確認で分かるのは「想定どおりに動くか」であり、攻撃に強いかどうかは別に確かめる必要があります。したがって、この記述は適切ではありません。脆弱性やライセンスを確認し、人がコードを読んで確かめるレビューを経てから、本番の環境に反映することが大切です。

他の選択肢(適切な記述)について
・脆弱性が含まれていないか確認する:攻撃に悪用される弱点を防ぐための確認です。
・ライセンスに抵触していないか確認する:権利の問題を防ぐための確認です。
・人のレビューを経てから反映する:AIが作ったコードの品質を人が確かめる工程です。

覚え方のポイント
「正しく動く」と「安全である」は別。AIのコードも「テスト・脆弱性・ライセンス・レビュー」を通してから本番へ。
問35-6

AIエージェントによる業務の自動化に関する次の記述a〜dのうち、適切なものの組合せを1つ選びなさい。
a.申込みや支払いなどの確定の前には、人が内容を確認する工程を設ける。
b.作業が止まらないよう、AIエージェントには管理者のアカウントを使わせるのがよい。
c.複数の工程をまたぐ自動化では、要所に確認やチェックの仕組みを置く。
d.自動化が安定して動き始めたら、処理の記録(ログ)は容量の節約のため残さなくてよい。

  • ①b・d
  • ②a・b
  • ③a・c
  • ④c・d
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正解 ③a・c
解説
aとcが適切です。
a:申込みや支払いなど、取り消しが難しい操作の確定の前には、人が内容を確認する工程を設けます。
c:複数のツールや工程をまたぐ自動化では、途中の工程の誤りが後の工程に連鎖しないよう、要所に確認やチェックの仕組みを置きます。

誤っている記述
・b:AIエージェントに管理者のアカウントを使わせると、誤りや攻撃による被害が大きく広がるおそれがあります。必要な範囲の権限だけを持つアカウントを使わせます(最小権限の原則)。
・d:安定して動いていても、入力データの変化や外部の仕様変更で、誤りや異常が起きることがあります。処理の記録(ログ)を残し、結果を定期的に確認することで、問題に早く気づき、原因を追えます。

覚え方のポイント
自動化は「確定前の確認・要所のチェック・最小権限・記録」。
問45-6

複数のツールや複数のステップをまたぐ「複合タスク」を自動化するときの注意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①途中で失敗した工程は自動で飛ばして先に進めるほうが、全体の品質を保ちやすい。
  • ②各工程が正しく動くことを個別に確かめていれば、つないだ全体の確認は要らない。
  • ③すべての工程を1つの大きな指示にまとめれば、途中の記録がなくても原因は追える。
  • ④途中の工程の誤りが後の工程に連鎖しないよう、要所に確認の仕組みを設けておく。
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正解 ④途中の工程の誤りが後の工程に連鎖しないよう、要所に確認の仕組みを設けておく。
解説
複数のツールや複数のステップをまたぐ複合タスク(例:メールの内容を読み取り→データベースを検索→回答文を作成→送信)を自動化すると、大きな効率化が期待できます。
一方、途中の工程で生じた小さな誤りが、後の工程の前提として使われて広がる(連鎖的なエラー)おそれがあります。要所で結果をチェックする仕組みや人による確認を設け、途中の経過を記録して、問題が起きたときに原因を追えるようにすることが大切です。

他の選択肢が不適切な理由
・個別に確かめれば全体の確認は不要:工程をつなぐと、前の工程の出力の形式のずれや小さな誤りが、後の工程の前提として使われて広がります。つないだ全体での確認も必要です。
・1つの大きな指示にまとめれば原因を追える:途中の経過を記録しないと、問題が起きたときに、どこで誤ったのかを調べられません。
・失敗した工程を飛ばす:必要な処理が抜けたまま進み、最終的な結果が誤るおそれがあります。失敗したら止めて、人に知らせる仕組みにします。

覚え方のポイント
複合タスク=「工程が長いほど、誤りは連鎖する」。要所のチェックと記録が命綱です。
問55-6

医療・金融・法務など、規制や機密性が重視される業種で生成AIを活用するときの考え方として、適切でないものを1つ選びなさい。

  • ①業界の規制や守秘義務を確認したうえで、生成AIの活用の範囲を決める。
  • ②社内で承認された生成AIなら、専門家の確認を経ずに顧客への助言に使える。
  • ③機密性の高い情報は、安全性が確認された承認済みの環境で扱うようにしておく。
  • ④文書の下書きや情報の整理など、専門家を支援する用途から活用を始める。
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正解 ②社内で承認された生成AIなら、専門家の確認を経ずに顧客への助言に使える。
解説
医療・金融・法務などの業種では、業界の規制や守秘義務が厳しく、誤りが人の健康や財産、権利に大きな影響を与えます。そのため、規制や守秘義務を確認したうえで活用の範囲を決め、機密性の高い情報は安全性が確認された承認済みの環境で扱います。文書の下書きや情報の整理など、専門家を支援する用途から活用を始めるのが一般的です。
会社がツールを承認しても、それはツールのデータの扱いやセキュリティを確かめたものであり、一つ一つの出力が正しいことを保証するものではありません。したがって「承認された生成AIなら専門家の確認を経ずに顧客への助言に使える」という記述は適切ではありません。

他の選択肢(適切な記述)について
・規制や守秘義務を確認して範囲を決める:規制の厳しい業種での活用の前提です。
・機密性の高い情報は承認済みの環境で扱う:情報漏えいを防ぐための対策です。
・専門家を支援する用途から始める:最終的な判断は専門家が行う形です。

覚え方のポイント
「ツールの承認」と「出力の確認」は別物。規制業種のAIは専門家の支援役で、顧客への助言は専門家の確認を経て。
問65-6

製造業などの現場・ものづくりの業種で生成AIを活用するときの注意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①生成AIは文章を作る業務向けなので、点検の記録の整理やノウハウの文書化には活用できない。
  • ②熟練者のメモをもとにAIが清書した手順書なら、安全に関わる部分も改めて確認しなくてよい。
  • ③設計図などの機密情報でも、「社外秘」と明記して入力すれば、どのAIサービスで扱ってもよい。
  • ④作業手順書などに活用する場合も、安全に関わる内容は、現場の担当者や専門家が必ず確認する。
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正解 ④作業手順書などに活用する場合も、安全に関わる内容は、現場の担当者や専門家が必ず確認する。
解説
現場・ものづくりの業種では、作業手順書やマニュアルの作成、点検・保守の記録の整理、熟練者のノウハウの文書化、問い合わせへの対応などに生成AIが活用されています。
一方、作業手順の誤りは事故やけがに直結するため、安全に関わる内容は現場の担当者や専門家が必ず確認します。また、設計図や製造のノウハウなどの機密情報は、社内ルールで認められたツールで扱う必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
・熟練者のメモの清書なら確認不要:清書の過程で、手順の抜けや順番の入れ替え、数値の誤りが生じることがあります。安全に関わる内容は必ず確認します。
・「社外秘」と書けばどこでもよい:入力の扱いはサービスの規約や設定で決まり、「社外秘」と書いても保護されるわけではありません。社内ルールで認められたツールで扱います。
・点検記録やノウハウの文書化には使えない:点検・保守の記録の整理や、熟練者のノウハウの文書化は、生成AIの代表的な活用例です。

覚え方のポイント
現場の活用は「安全に関わる内容は必ず人が確認」。機密の設計情報の扱いにも注意。
問75-6

生成AIの活用を組織で成功させるための考え方として、適切でないものを1つ選びなさい。

  • ①効果を早く出すため、試行は省いて最初から全社に一斉に導入する。
  • ②活用の目的と、効果をどのように測るかを、あらかじめ決めておく。
  • ③小さな範囲で試して効果とリスクを検証し、うまくいけば範囲を広げる。
  • ④利用のルールと教育を整えて、従業員が安心して使える環境をつくる。
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正解 ①効果を早く出すため、試行は省いて最初から全社に一斉に導入する。
解説
業種を問わず、生成AIの活用を組織で成功させるには、活用の目的と効果の測り方をあらかじめ決め、小さな範囲で試して効果とリスクを検証し、うまくいけば範囲を広げていくことが大切です。あわせて、利用のルールと教育を整え、従業員が安心して使える環境をつくります。
試行を省いて最初から全社で一斉に導入すると、業務に合わない使い方や想定外のリスクに気づく前に影響が全社へ広がり、効果も判断しにくくなります。したがって、この記述は適切ではありません。

他の選択肢(適切な記述)について
・目的と効果の測り方を先に決める:成果を判断するための前提です。
・小さく試して検証し広げる:効果とリスクを確かめながら進める方法です。
・ルールと教育を整える:従業員が安心して使えるようにするための取組です。

覚え方のポイント
成功の型は「目的を決める → 小さく試す → 確かめる → 広げる」。
問85-6

AX(AIトランスフォーメーション)の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①AIを使って、人がパソコンで行っている定型的な操作だけを自動化していくこと
  • ②デジタル技術を使って、業務や事業のあり方を変革していくこと全般を指す言葉のこと
  • ③AIの活用を前提に、業務の進め方や組織、事業のあり方そのものを変革していくこと
  • ④AIに関する知識やスキルを、社員が新たに学び直して身に付けていくことの総称
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正解 ③AIの活用を前提に、業務の進め方や組織、事業のあり方そのものを変革していくこと
解説
AX(AIトランスフォーメーション)とは、AIの活用を前提に、業務の進め方や組織の体制、さらには事業のあり方そのものを変革していくことを指します。デジタル技術によってビジネスや組織を変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)の考え方を、AI、特に生成AIやAIエージェントの活用に広げたものといえます。
個々の作業をAIで少し効率化するだけでなく、AIに任せる部分と人が担う部分を見直し、AIガバナンスを整えながら組織全体で取り組むことが求められます。

他の選択肢が不適切な理由
・デジタル技術による変革全般:DX(デジタルトランスフォーメーション)の説明です。AXは、AIの活用を前提とした変革です。
・定型的な操作だけの自動化:RPAなどによる業務の自動化の説明で、事業のあり方まで変える変革ではありません。
・知識やスキルの学び直し:リスキリングの説明です。

覚え方のポイント
AX=「AIを前提に、仕事と組織のやり方そのものを作り変える」。DXのAI版です。
問95-6

顧客接点やコンテンツ制作の業種(小売・サービス・メディアなど)で生成AIを活用するときの注意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ①問い合わせの履歴は社内の情報なので、顧客の個人情報も含めてどのAIにも入力してよい。
  • ②顧客対応のAIにRAGで根拠を参照させていれば、人への引き継ぎの仕組みは要らなくなる。
  • ③記事などのコンテンツは、公開した後に誤りを直せばよいので、公開前の事実確認は省ける。
  • ④顧客対応のAIには誤回答への対策を設け、公開するコンテンツは権利と事実を確認しておく。
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正解 ④顧客対応のAIには誤回答への対策を設け、公開するコンテンツは権利と事実を確認しておく。
解説
小売・サービス・メディアなど、顧客と直接接したり、コンテンツを公開したりする業種では、問い合わせへの自動応答、商品説明や記事の作成、多言語対応などに生成AIが活用されています。
一方、顧客対応のAIが誤った回答や不適切な表現をすると、顧客の不利益や信用の失墜につながります。誤回答への対策(回答の範囲の制限、RAGによる根拠の提示、人への引き継ぎなど)を設け、公開するコンテンツは権利と事実関係を確認することが大切です。顧客の個人情報の扱いにも注意が必要です。

他の選択肢が不適切な理由
・RAGがあれば引き継ぎは不要:RAGでも、検索の誤りや文書の古さ、想定外の質問による誤回答は起こりえます。答えられない質問や重要な相談は、人に引き継ぐ仕組みが必要です。
・公開後に直せばよい:一度公開した誤情報や権利侵害は、拡散して消しにくくなります(デジタルタトゥー)。公開前に確認します。
・顧客の個人情報もどのAIにも入力してよい:社内の情報でも、個人情報は利用目的の範囲で、安全管理措置を講じた認められたツールで扱う必要があります。

覚え方のポイント
顧客接点では「誤回答対策と人への引き継ぎ」、コンテンツでは「権利と事実の確認」。
問105-6

開発・業務自動化と業種別の活用に関する次の記述a〜dのうち、適切なものの組合せを1つ選びなさい。
a.規制のある業種でも、承認済みのAIツールの出力なら、専門家の確認なしで顧客への説明に使える。
b.生成AIが作ったプログラムにも、セキュリティ上の弱点が含まれることがある。
c.AXとは、デジタル技術による業務の変革全般を指し、DXと同じ意味の言葉である。
d.複合タスクの自動化では、誤りの連鎖を防ぐため要所に確認を設けるとよい。

  • ①b・d
  • ②a・b
  • ③a・c
  • ④c・d
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正解 ①b・d
解説
bとdが適切です。
b:生成AIが作ったプログラムにも、入力の検証が不十分であるなどのセキュリティ上の弱点(脆弱性)が含まれることがあるため、レビューやテストが必要です。
d:複数のツールや工程をまたぐ複合タスクでは、途中の誤りが後の工程に連鎖しないよう、要所に確認やチェックの仕組みを設けることが大切です。

誤っている記述
・a:ツールの承認は、データの扱いやセキュリティを確かめたもので、一つ一つの出力の正しさを保証するものではありません。規制のある業種では、顧客への説明や判断に関わる出力は、専門家が確認してから用います。
・c:AXは、AIの活用を前提に、業務の進め方や組織、事業のあり方そのものを変革していくことを指します。デジタル技術による変革全般を指すDXを、AIの観点からさらに進めたものと位置づけられます。

覚え方のポイント
実践の章のまとめ=「速く作る力はAI、確かめて責任を持つのは人」。

「生成AIパスポート」は一般社団法人生成AI活用普及協会の登録商標です。本ページは一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)とは一切関係がなく、公認・認定を受けた教材ではありません。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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