問14-20
ボイルオーバーに関する記述として、正しいものはどれか。
- ①タンク底部の水が高温の油に熱せられて沸騰し、油を噴出させる
- ②燃えている油に注水したとき、水が沸騰して油が飛散してしまう
- ③タンクの内圧が上がり、屋根が吹き飛んで火炎が広がっていく
- ④油の表面に泡がたまり、燃焼が抑えられて鎮火していく
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正解
①タンク底部の水が高温の油に熱せられて沸騰し、油を噴出させる
解説
重油などの引火点の高い油のタンク火災では、燃焼が続くうちに高温の層が下へ広がり、底にたまっていた水に達します。水は急激に沸騰して体積が約1,700倍に膨張し、上の油を一気に噴き上げます。これがボイルオーバーです。
ポイント
燃えている油に注水したとき、水が沸騰して油が飛び散る現象はスロップオーバーといい、別の現象です。
試験の罠
どちらも水の沸騰が原因ですが、水の位置(タンクの底か液の表面か)と起こる時期が違います。
他の選択肢が不適切な理由
「燃えている油に注水したとき水が沸騰して油が飛散する」とする記述は、液面に水をかけたときに起こる別の現象の説明であり、水の位置も起こる時期も異なります。「タンクの内圧が上がり屋根が吹き飛ぶ」とする記述は、水の急激な沸騰によって油が噴き上げられるという仕組みを説明していません。「油の表面に泡がたまり燃焼が抑えられて鎮火していく」とする記述は、泡による消火の説明であって、事故現象の説明になっていません。
重油などの引火点の高い油のタンク火災では、燃焼が続くうちに高温の層が下へ広がり、底にたまっていた水に達します。水は急激に沸騰して体積が約1,700倍に膨張し、上の油を一気に噴き上げます。これがボイルオーバーです。
ポイント
燃えている油に注水したとき、水が沸騰して油が飛び散る現象はスロップオーバーといい、別の現象です。
試験の罠
どちらも水の沸騰が原因ですが、水の位置(タンクの底か液の表面か)と起こる時期が違います。
他の選択肢が不適切な理由
「燃えている油に注水したとき水が沸騰して油が飛散する」とする記述は、液面に水をかけたときに起こる別の現象の説明であり、水の位置も起こる時期も異なります。「タンクの内圧が上がり屋根が吹き飛ぶ」とする記述は、水の急激な沸騰によって油が噴き上げられるという仕組みを説明していません。「油の表面に泡がたまり燃焼が抑えられて鎮火していく」とする記述は、泡による消火の説明であって、事故現象の説明になっていません。