2026年版・2-6

標識・掲示板と消火設備の一問一答

甲種危険物取扱者「危険物に関する法令②」から、標識・掲示板と消火設備に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-6

製造所等に掲げる標識の大きさとして、正しいものはどれか。

  • ①幅0.3m以上、長さ0.6m以上の板であること
  • ②幅0.6m以上、長さ0.3m以上の板であること
  • ③幅0.3m以上、長さ0.3m以上の板であること
  • ④幅0.5m以上、長さ1.0m以上の板であること
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正解 ①幅0.3m以上、長さ0.6m以上の板であること
解説
製造所等の標識は、幅0.3m以上・長さ0.6m以上の板に、地を白色、文字を黒色として施設名を表示します。

ポイント
移動タンク貯蔵所と車両運搬時の「危」の標識は0.3m平方(黒地に黄色の文字)であり、大きさも配色も異なります。

試験の罠
0.3×0.6(施設の標識)と0.3×0.3(危の標識)を取り違えないようにします。

他の選択肢が不適切な理由
「幅0.6m以上、長さ0.3m以上」とする記述は、縦と横の数値を入れ替えたもので、実際は縦に長い形です。「幅0.3m以上、長さ0.3m以上」とする記述は正方形になっており、これは車両などに掲げる危という標識の形です。「幅0.5m以上、長さ1.0m以上」とする記述は、いずれの数値も定められたものと異なります。施設の名称を表示する板と、危の一文字を示す標識は、大きさも配色も別に定められています。
問22-6

第4類の危険物を貯蔵する屋内貯蔵所に掲げる掲示板の記載と配色として、正しいものはどれか。

  • ①青地に白色の文字で「禁水」と表示する
  • ②赤地に白色の文字で「火気厳禁」と表示する
  • ③黄赤地に黒色の文字で「火気注意」と表示する
  • ④白地に黒色の文字で「取扱注意」と表示する
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正解 ②赤地に白色の文字で「火気厳禁」と表示する
解説
第4類の危険物には「火気厳禁」の掲示板を掲げ、地は赤色、文字は白色とします。

ポイント
「禁水」は青地に白文字で、第1類のアルカリ金属の過酸化物と第3類の禁水性物品が対象です。「火気注意」は赤地に白文字で、第2類(引火性固体を除く)が対象です。

試験の罠
火気厳禁と火気注意はいずれも赤地に白文字で配色は同じです。違いは文言と対象です。

他の選択肢が不適切な理由
「青地に白色の文字で禁水」とする記述は、水と反応して発熱したり可燃性のガスを出したりする危険物に用いるもので、水をかけて消してよい場合もある引火性液体には当てはまりません。「黄赤地に黒色の文字で火気注意」とする記述は、文言の対象が異なるうえ配色も実際とは違います。「白地に黒色の文字で取扱注意」とする記述は、そのような掲示板が定められていない点で誤りです。
問32-6

製造所等の掲示板に記載すべき事項として、含まれないものはどれか。

  • ①危険物の類・品名および貯蔵最大数量または取扱最大数量
  • ②指定数量の倍数
  • ③危険物取扱者の免状番号
  • ④危険物保安監督者の氏名または職名
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正解 ③危険物取扱者の免状番号
解説
掲示板には、危険物の類・品名、貯蔵最大数量または取扱最大数量、指定数量の倍数、危険物保安監督者の氏名または職名を記載します。免状番号は記載事項ではありません。

ポイント
掲示板の大きさは標識と同じく幅0.3m以上・長さ0.6m以上で、地は白色、文字は黒色です。

試験の罠
保安監督者は「氏名または職名」であり、氏名の記載が必須というわけではありません。

他の選択肢が不適切な理由
残る三つはいずれも記載事項です。危険物の類・品名と最大数量を書くのは、火災のときに何がどれだけあるかを消防隊が外から判断できるようにするためです。指定数量の倍数を書くのは、その施設の危険の大きさを一目で示す指標になるためです。保安監督者の氏名または職名を書くのは、緊急時に誰へ連絡すればよいかを明らかにするためです。免状番号は個人を識別する情報にすぎず、消火や避難の判断には役立ちません。
問42-6

消火設備の区分に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①第5種は大型消火器であり、水バケツは含まれない
  • ②第2種は水噴霧消火設備であり、泡消火設備もこれに含まれる
  • ③第4種は小型消火器であり、乾燥砂もこれに含まれる
  • ④第1種はスプリンクラー設備ではなく屋内消火栓設備等である
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正解 ④第1種はスプリンクラー設備ではなく屋内消火栓設備等である
解説
消火設備は5種に区分され、第1種が屋内消火栓設備・屋外消火栓設備、第2種がスプリンクラー設備、第3種が水蒸気・水噴霧・泡・不活性ガス・ハロゲン化物・粉末の各消火設備、第4種が大型消火器、第5種が小型消火器・水バケツ・乾燥砂等です。

ポイント
第4種が大型、第5種が小型です。数字が大きいほど小さい設備、と逆になっている点が覚えにくいところです。

試験の罠
第4種と第5種を入れ替えた選択肢が最頻出です。

他の選択肢が不適切な理由
「第5種は大型消火器であり水バケツは含まれない」とする記述は、大型消火器が第4種であることと、水バケツや乾燥砂が第5種に含まれることの二つで誤りです。「第2種は水噴霧消火設備であり泡消火設備も含まれる」とする記述は、第2種がスプリンクラー設備であり、水噴霧や泡は第3種に区分される点に反します。「第4種は小型消火器であり乾燥砂も含まれる」とする記述も、第4種と第5種を入れ替えたものです。
問52-6

所要単位に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①危険物は指定数量の10倍を1所要単位とする
  • ②危険物は指定数量の100倍を1所要単位とする
  • ③危険物は指定数量そのものを1所要単位とする
  • ④危険物は指定数量の2分の1を1所要単位とする
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正解 ①危険物は指定数量の10倍を1所要単位とする
解説
所要単位は、消火設備の設置対象となる建築物や危険物の量の基準単位で、危険物については指定数量の10倍が1所要単位です。

ポイント
建築物では、製造所・取扱所の外壁が耐火構造であれば延べ面積100平方メートル、非耐火であれば50平方メートルが1所要単位です。貯蔵所ではそれぞれ150平方メートル、75平方メートルとなります。

試験の罠
能力単位(消火設備側の消火能力を表す単位)と所要単位(対象物側の必要量を表す単位)を混同しないようにします。

他の選択肢が不適切な理由
「指定数量の100倍を1所要単位とする」とする記述は、単位が大きすぎて必要な消火設備がごくわずかになり、量に応じて備えを増やすという仕組みが働かなくなります。「指定数量そのものを1所要単位とする」「指定数量の2分の1を1所要単位とする」とする記述は、逆に単位が細かすぎて、指定数量をわずかに超えただけの小規模な施設にも過大な設備を求めることになり、いずれも実際の定めと合いません。
問62-6

地下タンク貯蔵所に設置する消火設備に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①第4種の消火設備を1個以上設置すること
  • ②第5種の消火設備を2個以上設置すること
  • ③第5種の消火設備を1個設置すれば足りること
  • ④第3種と第5種の消火設備を1個ずつ設置すること
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正解 ②第5種の消火設備を2個以上設置すること
解説
地下タンク貯蔵所には、第5種の消火設備を2個以上設置しなければなりません。

ポイント
第5種を2個以上とされているのは、地下タンク貯蔵所のほか、簡易タンク貯蔵所・移動タンク貯蔵所・給油取扱所・第1種販売取扱所です。移動タンク貯蔵所では自動車用消火器を2個以上備えます。

試験の罠
第2種販売取扱所は消火困難な製造所等にあたり、第4種および第5種が求められます。「1個で足りる」「第4種でよい」という記述は誤りです。

他の選択肢が不適切な理由
「第4種を1個以上」とする記述は、地下タンク貯蔵所に求められているのが持ち運べる小型のものである点と、必要な個数の両方で誤りです。「第5種を1個設置すれば足りる」とする記述は、一つでは初期消火に失敗したときや注入口と計量口のように離れた場所で同時に対処できない点で不十分です。「第3種と第5種を1個ずつ」とする記述は、泡や粉末を放射する固定設備までは求められていない点と合いません。
問72-6

警報設備に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①移動タンク貯蔵所についても、警報設備の設置義務が課されている
  • ②すべての製造所等について、自動火災報知設備を必ず設けなければならない
  • ③指定数量の倍数が10以上の製造所等には、原則として警報設備を設ける
  • ④警報設備は、消火設備の一種として法令上明確に区分されている
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正解 ③指定数量の倍数が10以上の製造所等には、原則として警報設備を設ける
解説
指定数量の倍数が10以上の製造所等(移動タンク貯蔵所を除く)には、火災が発生した場合に自動的に作動する火災報知設備その他の警報設備を設けなければなりません。

ポイント
警報設備には、自動火災報知設備、消防機関へ通報できる電話、非常ベル装置、拡声装置、警鐘があります。

試験の罠
移動タンク貯蔵所は警報設備の対象から除かれています。

他の選択肢が不適切な理由
「移動タンク貯蔵所にも設置義務がある」とする記述は、走行する車両に固定の警報設備を備えても知らせる相手がその場にいない点で、対象から除かれている扱いと合いません。「すべての製造所等に自動火災報知設備を必ず設ける」とする記述は、規模によっては警鐘や拡声装置など簡易なもので足りることを見落としています。「警報設備は消火設備の一種として区分されている」とする記述は、火を消す設備と危険を知らせる設備という目的の違いを取り違えたものです。
問82-6

消火設備の設置に関する記述として、誤っているものはどれか。

  • ①電気設備のある場所には、面積100平方メートルごとに1個以上を設ける
  • ②著しく消火困難な製造所等には、第1種から第3種のいずれかを設ける
  • ③消火設備は、防護対象物からの歩行距離により配置が定められる
  • ④第4類の火災には、水を棒状に放射する消火設備が最も適している
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正解 ④第4類の火災には、水を棒状に放射する消火設備が最も適している
解説
第4類の危険物は水より軽く水に溶けにくいものが多いため、注水すると危険物が水面に浮いて燃え広がります。泡・粉末・二酸化炭素・ハロゲン化物といった窒息効果や抑制効果による消火が適しています。

ポイント
第4種(大型消火器)は防護対象物から歩行距離30m以下、第5種(小型消火器)は20m以下となるように設けます。

試験の罠
電気設備のある場所には、面積100平方メートルごとに1個以上の第5種消火設備を設けます。この数値も出題されます。

他の選択肢が不適切な理由
残る三つはいずれも正しい記述です。電気設備のある場所に一定の面積ごとに消火器を設けるのは、配線やモーターからの出火に備えるためです。著しく消火困難な施設に大がかりな設備を求めるのは、人が消火器を持って近づくだけでは火勢を抑えられないためです。歩行距離で配置を定めるのは、直線距離では届いても実際には障害物を回り込む必要があり、たどり着く時間で考えなければ意味がないためです。
問92-6

危険物に対する消火設備の適応性に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①第1類のアルカリ金属の過酸化物には、注水による消火は適さない
  • ②第4類の火災については、棒状の注水による冷却消火が最も有効である
  • ③第5類の火災には、二酸化炭素消火設備が最も有効である
  • ④第6類の火災には、粉末消火設備のみが適応することになる
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正解 ①第1類のアルカリ金属の過酸化物には、注水による消火は適さない
解説
アルカリ金属の過酸化物は水と激しく反応して酸素を放出し発熱するため、注水は厳禁です。乾燥砂や炭酸水素塩類を用いた粉末消火剤で覆う方法をとります。

ポイント
第5類は自己反応性物質であり、多くは分子内に酸素を含むなどして、外部から酸素の供給を受けなくても燃焼が進みます。そのため窒息消火が効きにくく、大量の水による冷却消火が基本です(アジ化ナトリウムのように注水が適さないものもあります)。

試験の罠
第6類は不燃性ですが酸化力が強く、可燃物との混触火災には水や泡による消火が有効です。粉末のみという限定は誤りです。

他の選択肢が不適切な理由
「第4類には棒状の注水による冷却消火が最も有効」とする記述は、水より軽く水に溶けにくいものが多いため、油が水面に浮いて燃えたまま広がる点で誤りです。「第5類には二酸化炭素消火設備が最も有効」とする記述は、分子内に酸素を含み外部の空気を絶っても燃焼が続くものが多い点を見落としています。「第6類には粉末消火設備のみが適応する」とする記述は、水や泡による消火も有効な場合があり、限定が行き過ぎています。
問102-6

消火困難な製造所等の区分と、設置すべき消火設備の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①著しく消火困難な施設については、第4種と第5種の消火設備を設ければよい
  • ②著しく消火困難な施設には、第1種から第3種に加え第4種と第5種も設ける
  • ③消火困難な施設には、第1種から第3種のいずれかと第5種を設ける
  • ④その他の製造所等については、第4種の消火設備を設ければ足りる
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正解 ②著しく消火困難な施設には、第1種から第3種に加え第4種と第5種も設ける
解説
著しく消火困難な製造所等には、第1種・第2種・第3種のいずれかに加えて第4種および第5種を設置します。消火困難な製造所等には第4種および第5種を、その他の製造所等には第5種を設置します。

ポイント
危険性が高い施設ほど、大規模な設備と手動の消火器の両方が求められます。三つの区分と設備の対応を表にして覚えます。

試験の罠
どの区分でも第5種は必要です。その他の製造所等に求められるのは第4種ではなく第5種です。

他の選択肢が不適切な理由
「著しく消火困難な施設は第4種と第5種を設ければよい」とする記述は、消火器だけでは火勢に対抗できない規模だからこそこの区分に入っている点に反します。「消火困難な施設には第1種から第3種のいずれかと第5種を設ける」とする記述は、この区分に求められる組合せと異なります。「その他の製造所等については第4種で足りる」とする記述は、最も危険の小さい区分に求められるのが持ち運べる小型の設備である点と食い違います。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。