2026年10月版・5-2

貸切バスの運賃計算(時間制・キロ制)の一問一答

国内旅行業務取扱管理者試験「航空・貸切バス・フェリー・宿泊の料金計算」から、貸切バスの運賃計算(時間制・キロ制)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は「1つ選ぶ」問題と「全て選ぶ」問題で出題されます。ここでは全て4択(正解は1つ)で出題し、「全て選ぶ」問題は記述a〜dの組合せを選ぶ形で再現しています。

問15-2

貸切バスの運賃の標準適用方法(国土交通省の公示)における時間制運賃の計算について、正しいものはどれか。

  • ①点呼・点検時間は含めず、旅客が実際に乗車している実車の時間だけで計算する
  • ②出庫前と帰庫後の点呼・点検時間の合計1時間に、走行時間を合算した時間で計算する
  • ③点呼・点検時間は含めず、出庫から帰庫までの走行時間だけを使って計算する
  • ④出庫前と帰庫後の点呼・点検時間の合計2時間に、走行時間を合算した時間で計算する
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正解 ④出庫前と帰庫後の点呼・点検時間の合計2時間に、走行時間を合算した時間で計算する
解説
時間制運賃は、出庫前および帰庫後の点呼・点検時間として1時間ずつ合計2時間と、走行時間(出庫から帰庫までの拘束時間。回送時間を含む)を合算した時間に、1時間当たりの運賃額を掛けて計算します(一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金の標準適用方法 第2の2(1))。
運賃は、この時間制運賃とキロ制運賃を合算した「時間・キロ併用制」です。

他の選択肢が誤りの理由
・合計1時間:出庫前・帰庫後に1時間ずつ、合計2時間です。
・走行時間だけ:点呼・点検時間2時間を加えます。
・実車の時間だけ:回送時間を含む出庫から帰庫までの時間です。

覚え方のポイント
時間制運賃は「点呼点検2時間+走行時間(車庫から車庫まで)」。
問25-2

貸切バスの運賃の標準適用方法で、出庫から帰庫までの走行時間が2時間の場合、時間制運賃の計算に用いる時間として、正しいものはどれか(宿泊は伴わないものとする)。

  • ①3時間
  • ②4時間
  • ③5時間
  • ④2時間
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正解 ③5時間
解説
走行時間が3時間未満の場合は、走行時間を3時間として計算します(標準適用方法 第2の2(1)①ただし書)。これに点呼・点検時間2時間を加えるので、3時間+2時間=5時間です。

他の選択肢が誤りの理由
・4時間:実際の走行時間2時間に点呼・点検時間2時間を加えただけです。
・3時間:点呼・点検時間を加えていません。
・2時間:最低時間も点呼・点検時間も考慮していません。

覚え方のポイント
短時間の利用でも「最低3時間+点呼点検2時間=5時間」から計算します。
問35-2

貸切バスの運賃の標準適用方法における端数処理について、正しいものはどれか。

  • ①距離は10km未満を切り捨て、時間は30分未満を切り捨て30分以上を1時間に切り上げる
  • ②距離は10km単位に切り上げ、時間は30分未満を切り捨て30分以上を1時間に切り上げる
  • ③距離は10km単位に切り上げ、時間は1時間未満の端数をすべて1時間に切り上げる
  • ④距離は1km未満を1kmに切り上げ、時間は1時間未満の端数をすべて切り捨てて計算する
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正解 ②距離は10km単位に切り上げ、時間は30分未満を切り捨て30分以上を1時間に切り上げる
解説
走行距離の端数は10キロ未満を10キロに切り上げ、走行時間の端数は30分未満を切り捨て、30分以上を1時間に切り上げます(標準適用方法 第4)。
例:走行距離233km→240km、走行時間9時間40分→10時間、9時間20分→9時間。

他の選択肢が誤りの理由
・距離を切り捨て:距離は10km単位に切り上げます。
・時間をすべて切り上げ:30分未満は切り捨てます。
・1km単位:距離は10km単位です。

覚え方のポイント
「距離は必ず切り上げ(10km単位)、時間は四捨五入(30分で区切る)」。
問45-2

あるバス会社の大型車の届出運賃が、時間制1時間当たり7,030円、キロ制1km当たり160円である。出庫8時00分・帰庫17時40分、走行距離233kmの日帰り運送の運賃(料金・消費税は考慮しない)として、正しいものはどれか。

  • ①122,760円
  • ②115,730円
  • ③121,640円
  • ④108,700円
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正解 ①122,760円
解説
(1)時間制運賃:走行時間9時間40分→30分以上なので10時間。点呼・点検時間2時間を加えて12時間。7,030円×12時間=84,360円。
(2)キロ制運賃:233km→10km未満を切り上げて240km。160円×240km=38,400円。
(3)合計:84,360円+38,400円=122,760円です(標準適用方法 第2・第4)。

他の選択肢が誤りの理由
・115,730円:時間を切り捨てて9時間とし、点呼・点検時間を加えた11時間で計算しています(77,330+38,400)。
・121,640円:距離を切り上げず233kmで計算しています(84,360+37,280)。
・108,700円:点呼・点検時間2時間を加えていません(70,300+38,400)。

覚え方のポイント
手順は「時間の端数処理→+2時間→×単価」「距離の切上げ→×単価」「合計」。
問55-2

貸切バスの運賃の標準適用方法における深夜早朝運行料金について、正しいものはどれか。

  • ①22時以降翌朝5時までの点呼点検時間・走行時間に係る時間制運賃などを2割増しにする
  • ②22時以降翌朝6時までの走行時間に係る時間制運賃とキロ制運賃をすべて2割増しにする
  • ③23時以降翌朝5時までの走行時間に係る時間制運賃だけを、3割増しにして計算する
  • ④22時以降翌朝5時までの走行時間に係るキロ制運賃だけを、2割増しにして計算する
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正解 ①22時以降翌朝5時までの点呼点検時間・走行時間に係る時間制運賃などを2割増しにする
解説
22時以降翌朝5時までの間に点呼点検時間・走行時間(回送時間を含む)が含まれた場合、含まれた時間に係る1時間当たりの運賃と、交替運転者配置料金の1時間当たり料金について2割の割増を適用します(標準適用方法 第3の2(1))。
キロ制運賃は割増の対象ではありません。

他の選択肢が誤りの理由
・6時まで/キロ制も割増:5時まで、対象は時間当たりの運賃などです。
・23時以降・3割増し:22時以降・2割増しです。
・キロ制運賃だけ:キロ制運賃は対象外です。

覚え方のポイント
深夜早朝は「22時〜5時・時間制だけ2割増し」。点呼点検時間も含む点に注意。
問65-2

大型車の時間制運賃が1時間当たり7,030円の貸切バスで、出庫5時00分・帰庫15時00分(走行時間10時間)の日帰り運送を行う。時間制運賃の額として、正しいものはどれか(交替運転者はなく、消費税は考慮しない)。

  • ①87,172円
  • ②84,360円
  • ③101,232円
  • ④85,766円
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正解 ④85,766円
解説
点呼・点検時間は出庫前の4時〜5時と帰庫後の15時〜16時の各1時間で、時間制運賃の対象は2時間+走行時間10時間=12時間です。
このうち4時〜5時の1時間が深夜早朝(22時〜翌5時)に含まれるので、その1時間は2割増しになります(標準適用方法 第3の2(1))。
7,030円×11時間=77,330円、7,030円×1.2×1時間=8,436円、合計85,766円です。

他の選択肢が誤りの理由
・84,360円:深夜早朝の割増を加えていません。
・101,232円:12時間すべてを2割増しにしています。
・87,172円:帰庫後(15時〜16時)の点呼・点検時間まで割増にしています(7,030×10+8,436×2)。

ひっかけ注意
出庫前の点呼・点検時間も深夜早朝の判定に含まれます。出庫が5時でも割増が生じます。
問75-2

貸切バスの運賃の標準適用方法における車種区分として、正しいものはどれか。

  • ①大型車は車両の長さ9m以上又は旅客席数50人以上で、コミューター車は長さ7m未満かつ旅客席数29人以下
  • ②大型車は車両の長さ12m以上又は旅客席数50人以上で、コミューター車は長さ6m未満かつ旅客席数14人以下
  • ③大型車は車両の長さ9m以上又は旅客席数50人以上で、コミューター車は長さ6m未満かつ旅客席数14人以下
  • ④大型車は車両の長さ9m以上かつ旅客席数60人以上で、コミューター車は長さ6m未満かつ旅客席数14人以下
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正解 ③大型車は車両の長さ9m以上又は旅客席数50人以上で、コミューター車は長さ6m未満かつ旅客席数14人以下
解説
車種区分は、大型車・中型車・小型車・コミューター車の4区分です(標準適用方法 第1、2024年3月の改正で4区分)。
・大型車:車両の長さ9m以上又は旅客席数50人以上
・小型車:長さ6m以上8m以下で、かつ旅客席数33人以下
・コミューター車:長さ6m未満で、かつ旅客席数14人以下
・中型車:上記以外

他の選択肢が誤りの理由
・長さ12m以上:大型車の基準は9m以上です。
・7m未満・29人以下:コミューター車は6m未満・14人以下です。
・9m以上「かつ」60人以上:大型車は「又は」で、席数は50人以上です。

覚え方のポイント
4区分の数字は「大型9m・50席」「小型6〜8m・33席」「コミューター6m未満・14席」。
問85-2

貸切バスの運賃の標準適用方法に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①2日以上で宿泊を伴う場合でも、点呼点検時間は全行程を通じて2時間だけとする
  • ②宿泊を伴う運送では、宿泊場所到着後と出発前の各1時間も点呼点検時間とする
  • ③フェリーで航送する時間は、上限なしで実際に乗船していた時間をすべて計算する
  • ④ガイド料・有料道路利用料・駐車料は、いずれも運賃に含まれ旅客の負担はない
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正解 ②宿泊を伴う運送では、宿泊場所到着後と出発前の各1時間も点呼点検時間とする
解説
2日以上にわたる運送で宿泊を伴う場合は、宿泊場所到着後および宿泊場所出発前の1時間ずつを点呼点検時間とします(標準適用方法 第2の2(1)②)。
また、フェリーボートを利用した場合の航送時間(乗船から下船まで)は8時間を上限として計算します(同第2の2(1)③)。ガイド料・有料道路利用料・航送料・駐車料・乗務員宿泊料などは実費を旅客の負担とします(同第6)。

他の選択肢が誤りの理由
・全行程で2時間だけ:宿泊を伴えば、宿泊地での到着後・出発前にも点呼点検時間が加わります。
・航送時間は上限なし:8時間が上限です。
・運賃に含まれる:これらは実費として旅客の負担です。

覚え方のポイント
泊まりがけなら「1日ごとに点呼点検2時間」、フェリーは「最大8時間」。
問95-2

貸切バスの運送契約(所定の運賃・料金の合計200,000円)を、契約責任者が自己の都合により配車日の5日前に解除した。標準運送約款による違約料として、正しいものはどれか(天災その他やむを得ない事由はないものとする)。

  • ①40,000円
  • ②60,000円
  • ③100,000円
  • ④20,000円
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正解 ②60,000円
解説
一般貸切旅客自動車運送事業標準運送約款では、契約責任者の都合による解除の違約料を、配車日の14日前から8日前までは所定の運賃・料金の20%、配車日の7日前から配車日時の24時間前までは30%、配車日時の24時間前以降は50%としています(第15条第1項)。
5日前は30%の区分なので、200,000円×30%=60,000円です。

他の選択肢が誤りの理由
・40,000円:14日前〜8日前の20%です。
・100,000円:24時間前以降の50%です。
・20,000円:10%で計算した誤りです。

覚え方のポイント
貸切バスの違約料は「14日前から20%・7日前から30%・24時間前から50%」。15日前以前は違約料がかかりません。
問105-2

貸切バス5台(1台当たりの所定の運賃・料金150,000円)の運送契約について、契約責任者が自己の都合により配車日の10日前に2台に減車した。標準運送約款による違約料として、正しいものはどれか(天災その他やむを得ない事由はないものとする)。

  • ①90,000円
  • ②60,000円
  • ③30,000円
  • ④135,000円
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正解 ①90,000円
解説
契約責任者の都合で配車車両数の20%以上の数の車両の減少を伴う変更をするときは、減少した配車車両について、解除の場合と同じ例により違約料を申し受けます(標準運送約款 第15条第2項)。
5台→2台は3台(60%)の減少で20%以上に当たります。10日前は20%の区分なので、150,000円×3台×20%=90,000円です。

他の選択肢が誤りの理由
・60,000円:残る2台分で計算しています。
・30,000円:減少した1台分だけで計算しています。
・135,000円:30%(7日前以降の率)で計算しています。

覚え方のポイント
減車の違約料は「減った台数分」に解除と同じ率を掛けます。減少が20%未満なら違約料はかかりません。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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