2026年10月版・4-1

運賃計算の基本(幹線・地方交通線・加算額)の一問一答

国内旅行業務取扱管理者試験「JRの運賃・料金」から、運賃計算の基本(幹線・地方交通線・加算額)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験は「1つ選ぶ」問題と「全て選ぶ」問題で出題されます。ここでは全て4択(正解は1つ)で出題し、「全て選ぶ」問題は記述a〜dの組合せを選ぶ形で再現しています。

問14-1

JRで、幹線と地方交通線を連続して乗車する場合(営業キロの合計が10kmを超えるとき)の普通運賃の計算について、正しいものはどれか。

  • ①地方交通線の擬制キロと幹線の換算キロを合計した運賃計算キロで計算する
  • ②幹線の営業キロと地方交通線の営業キロを合計した営業キロだけで計算する
  • ③幹線と地方交通線の区間ごとに運賃を求め、その2つの額を合計して計算する
  • ④幹線の営業キロと地方交通線の換算キロを合計した運賃計算キロで計算する
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正解 ④幹線の営業キロと地方交通線の換算キロを合計した運賃計算キロで計算する
解説
幹線と地方交通線を連続して乗車する場合の普通運賃は、発着区間の「運賃計算キロ」(幹線の営業キロ+地方交通線の換算キロ)にもとづいて計算します(旅客営業規則第81条)。
換算キロは、地方交通線の営業キロをおよそ1割増しにした距離です。

他の選択肢が誤りの理由
・営業キロだけで計算:運賃は運賃計算キロで計算します。
・区間ごとの運賃を合計:区間ごとに分けず、キロを通算して1つの運賃を求めます。
・擬制キロと幹線の換算キロ:幹線は営業キロをそのまま使います。

覚え方のポイント
「運賃は運賃計算キロ、有効期間・途中下車・料金は営業キロ」。どちらのキロを使うかが頻出です。
問24-1

JR東海の会社線内で、幹線の営業キロ80kmと地方交通線の営業キロ30km(換算キロ33km)を連続して乗車する。運賃を計算するときに用いるキロとして、正しいものはどれか。

  • ①116km
  • ②110km
  • ③113km
  • ④121km
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正解 ③113km
解説
幹線と地方交通線を連続して乗車するときは、幹線の営業キロに地方交通線の換算キロを加えた運賃計算キロで運賃を計算します(旅客営業規則第81条)。
80km(幹線の営業キロ)+33km(地方交通線の換算キロ)=113km です。

他の選択肢が誤りの理由
・110km:営業キロどうしを合計した値です。有効期間や途中下車の判定にはこちらを使います。
・116km:換算キロで増えた3kmを、さらにもう一度加えた値です(80+33+3)。
・121km:幹線の営業キロまで1割増しにした値です。幹線は営業キロのままです。

覚え方のポイント
換算キロを使うのは「地方交通線の部分だけ」。幹線は1割増しにしません。
問34-1

JRで、幹線と地方交通線を連続して乗車し、営業キロの合計が10km以下となる場合の普通運賃について、正しいものはどれか。

  • ①地方交通線の部分だけを、換算キロによって運賃を求める
  • ②運賃計算キロを使い、営業キロによっては運賃を求めない
  • ③運賃計算キロを使わず、営業キロによって運賃を求める
  • ④幹線の部分だけを、営業キロによって別に運賃を求める
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正解 ③運賃計算キロを使わず、営業キロによって運賃を求める
解説
幹線と地方交通線を連続して乗車する場合でも、営業キロが10kmまでのときは、発着区間の運賃計算キロを使用せず、営業キロを適用して運賃を求めます(旅客営業規則第84条の注)。

他の選択肢が誤りの理由
・運賃計算キロを使う:10kmまでは営業キロで求めます。
・地方交通線の部分だけ換算キロ:10kmまでは換算キロを使いません。
・幹線の部分だけ営業キロ:区間を分けずに全体の営業キロで求めます。

覚え方のポイント
ごく短い距離(10kmまで)は、換算キロによる1割増しをしない、と押さえます。
問44-1

JRの新幹線の営業キロについて、正しいものはどれか。

  • ①原則として新幹線の実際の線路の長さを、そのまま営業キロとして用いる
  • ②原則として並行する在来線と同じ線とみなし、在来線の営業キロを用いる
  • ③原則として並行する在来線の営業キロを、およそ1割増しにした値を用いる
  • ④原則として並行する在来線の営業キロから、およそ1割を減じた値を用いる
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正解 ②原則として並行する在来線と同じ線とみなし、在来線の営業キロを用いる
解説
JRでは、新幹線と並行する在来線を原則として同一の線路として取り扱い、運賃の計算には在来線の営業キロを用います(旅客営業規則第16条の2)。そのため、同じ区間なら新幹線に乗っても在来線に乗っても普通運賃は原則として同じです。
新幹線に乗るときに別に必要になるのは、特急料金です。

他の選択肢が誤りの理由
・実際の線路の長さ:新幹線の線路は在来線より短いことが多いですが、運賃には在来線の営業キロを使います。
・1割増し/1割減:このような調整は行いません(1割増しは地方交通線の換算キロの考え方です)。

覚え方のポイント
「新幹線で違うのは料金だけ、運賃は在来線と同じ」が原則です。
問54-1

JRの普通運賃の端数処理(大人の幹線の運賃を賃率で計算する場合)について、正しいものはどれか。

  • ①100km以下は10円未満を切り上げ、100km超は100円単位で四捨五入
  • ②100km以下は10円未満を切り捨て、100km超は100円単位に切り上げる
  • ③距離にかかわらず、すべての端数を10円未満で切り上げて10円単位とする
  • ④距離にかかわらず、すべて50円未満を切り捨て、50円以上を切り上げとする
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正解 ①100km以下は10円未満を切り上げ、100km超は100円単位で四捨五入
解説
幹線の大人普通運賃は、営業キロに賃率を掛けて求め、営業キロが100km以下のときは10円未満の端数を10円単位に切り上げ、100kmを超えるときは50円未満を切り捨て・50円以上を切り上げて100円単位とします。そのうえで消費税相当額(10%)を加え、10円単位の額にします(旅客営業規則第77条)。
なお、本試験では運賃表が示されるのが通常で、この計算を一から行うことはほとんどありません。

他の選択肢が誤りの理由
・100km以下は切り捨て:切り上げです。
・すべて10円単位に切り上げ:100km超は100円単位です。
・すべて50円で四捨五入:100km以下は10円単位の切り上げです。

覚え方のポイント
小児運賃や割引運賃の「は数整理」(10円未満切り捨て)とは別のルールである点に注意します。
問64-1

JRの普通運賃の「加算額」の方式(他の旅客鉄道会社線を連続して乗車する場合の計算)について、正しいものはどれか。

  • ①対象会社線の区間だけを2割増しにし、残りの区間の運賃に合計する
  • ②全区間の基準の運賃に、全区間の営業キロに応じた加算額を合計する
  • ③会社線ごとに運賃を別々に求め、それらの運賃をそのまま合計する
  • ④全区間の基準の運賃に、対象会社線の区間ごとの加算額を合計する
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正解 ④全区間の基準の運賃に、対象会社線の区間ごとの加算額を合計する
解説
JR北海道・JR東日本・JR四国・JR九州の会社線内を発着または通過し、他のJR会社線と連続して乗車するときの大人普通運賃は、全区間の営業キロ(または運賃計算キロ)にもとづく基準の運賃に、それぞれの会社線内の乗車区間について計算した「加算額」を合計した額です(旅客営業規則第85条)。

他の選択肢が誤りの理由
・全区間のキロに応じた加算額:加算額は、対象会社線内の乗車区間ごとに計算します。
・会社線ごとの運賃を合計:キロを通算した基準の運賃に加算額を足す方式で、運賃を単純に合計するのではありません。
・2割増し:加算額は割増率ではなく、会社ごとの運賃と基準の運賃との差額です。

覚え方のポイント
「通しの基準額+会社ごとの加算額」。キロの通算はそのまま生きています。
問74-1

JRで、JR東日本の駅からJR東海の駅まで連続して乗車する。全区間の基準の大人普通運賃が6,050円、JR東日本の乗車区間に対する加算額が60円のとき、大人普通運賃はいくらか。

  • ①5,990円
  • ②6,050円
  • ③6,170円
  • ④6,110円
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正解 ④6,110円
解説
JR東日本の会社線内を発着する場合で、他のJR会社線と連続して乗車するときは、全区間の基準の運賃に、JR東日本の乗車区間に対する加算額を合計します(旅客営業規則第85条)。
6,050円+60円=6,110円です。JR東海の区間には加算額はありません。

他の選択肢が誤りの理由
・6,050円:加算額を足していません。
・6,170円:加算額を2回足しています。
・5,990円:加算額を差し引いています。

覚え方のポイント
問題に「加算額」が示されたら、基準の運賃に足すだけ。足す相手は対象会社の区間の分だけです。
問84-1

JRの普通運賃を加算額の方式で計算する場合、加算額が生じない会社線はどれか。

  • ①JR四国
  • ②JR北海道
  • ③JR東海
  • ④JR九州
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正解 ③JR東海
解説
加算額の方式が定められているのは、JR北海道・JR東日本・JR四国・JR九州の4社の会社線です(旅客営業規則第85条)。JR東海とJR西日本の会社線には加算額はなく、基準の運賃で計算します。

他の選択肢が誤りの理由
・JR北海道・JR四国・JR九州:いずれも加算額が定められている会社です。

覚え方のポイント
加算額がないのは「東海・西日本」の2社。残る4社は加算額あり、と覚えます。
問94-1

JR東日本の運賃制度について、2026年3月14日から変わった点として、正しいものはどれか。

  • ①東京近郊の幹線の運賃が、電車特定区間・山手線内の運賃に統合された
  • ②東京近郊の電車特定区間・山手線内の運賃が、幹線の運賃に統合された
  • ③地方交通線の運賃がすべて廃止され、全線が幹線の運賃に統合された
  • ④全国のJRで、電車特定区間・山手線内の運賃がすべて廃止された
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正解 ②東京近郊の電車特定区間・山手線内の運賃が、幹線の運賃に統合された
解説
JR東日本は2026年3月14日に運賃を改定し、東京近郊の「電車特定区間」と「山手線内」の割安な運賃を、幹線の運賃に統合しました。
大阪近郊の電車特定区間(JR西日本)は、この改定の対象ではありません。

他の選択肢が誤りの理由
・幹線の運賃が電車特定区間に統合:統合の向きが逆です。
・地方交通線の運賃が廃止:地方交通線の区分は残っています。
・全国のJRで廃止:JR東日本の改定であり、大阪の電車特定区間は残っています。

覚え方のポイント
古い教材には「東京の電車特定区間」の記述が残っていることがあります。最新の規則で確認しましょう。
問104-1

JRの普通運賃に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a.地方交通線の換算キロは、運賃の計算に用いる
b.乗車券の有効期間は、運賃計算キロによって決める
c.新幹線と並行する在来線は、原則として同じ線とみなす
d.加算額の方式は、JR東海とJR西日本だけに適用される

  • ①a・c
  • ②a・b
  • ③b・d
  • ④c・d
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正解 ①a・c
解説
a.正しい。地方交通線の換算キロは、幹線と連続して乗車するときの運賃計算キロに用います(旅客営業規則第81条)。
b.誤り。有効期間は、運賃計算キロではなく営業キロによって決めます(同第154条第2項)。
c.正しい。新幹線と並行する在来線は、原則として同一の線路として扱います(同第16条の2)。
d.誤り。加算額の方式が適用されるのは、JR北海道・JR東日本・JR四国・JR九州です(同第85条)。

覚え方のポイント
「運賃=運賃計算キロ/有効期間=営業キロ」「加算額は東海・西日本以外」をセットで覚えます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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