問15-9
タイル張り工事の検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①引張接着強度の判定は、0.1N/平方ミリメートル以上とする。
- ②引張接着強度の試験は、施工から所定の期間が経過してから行う。
- ③打診の検査は、打診用のハンマーを用いて全面について行う。
- ④浮きが見つかった箇所は、範囲を確かめたうえで補修を行う。
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正解
①引張接着強度の判定は、0.1N/平方ミリメートル以上とする。
解説
タイル張りの引張接着強度試験では、測定した接着強度が0.4ニュートン毎平方ミリメートル以上であることを合格の判定の基準とします。0.1では、タイルが自重や温度変化による伸縮、地震時の変形に耐えられず、剥落の危険が残ります。試験は、専用の機械でタイルを引っ張って剥がし、そのときの力を接着面積で割って求めます。試験の時期は、張付けモルタルが十分に硬化してからとし、一般には施工後2週間以上を経過した時点で行います。剥落は人身事故に直結するため、外壁のタイルでは特に重要な検査です。
他の選択肢が不適切な理由
「打診の検査は、打診用のハンマーを用いて全面について行う」は、浮きのあるタイルは打った音が異なるため、この方法で広い面積を効率よく確認できるからで、適当な記述です。「引張接着強度の試験は、施工から所定の期間が経過してから行う」は、モルタルの硬化が進む前では正しい強度が測れないためであり、適当です。「浮きが見つかった箇所は、範囲を確かめたうえで補修を行う」は、浮きが周囲へ広がっていることが多いためであり、これも適当な記述です。
試験の罠
合格の値は0.4ニュートン毎平方ミリメートル以上です。桁を一つ落とした0.04や、四分の一の0.1といった惜しい値を並べる形で出題されます。数値は「0.4」と「試験は施工後2週間以上」をセットで覚えておきましょう。
タイル張りの引張接着強度試験では、測定した接着強度が0.4ニュートン毎平方ミリメートル以上であることを合格の判定の基準とします。0.1では、タイルが自重や温度変化による伸縮、地震時の変形に耐えられず、剥落の危険が残ります。試験は、専用の機械でタイルを引っ張って剥がし、そのときの力を接着面積で割って求めます。試験の時期は、張付けモルタルが十分に硬化してからとし、一般には施工後2週間以上を経過した時点で行います。剥落は人身事故に直結するため、外壁のタイルでは特に重要な検査です。
他の選択肢が不適切な理由
「打診の検査は、打診用のハンマーを用いて全面について行う」は、浮きのあるタイルは打った音が異なるため、この方法で広い面積を効率よく確認できるからで、適当な記述です。「引張接着強度の試験は、施工から所定の期間が経過してから行う」は、モルタルの硬化が進む前では正しい強度が測れないためであり、適当です。「浮きが見つかった箇所は、範囲を確かめたうえで補修を行う」は、浮きが周囲へ広がっていることが多いためであり、これも適当な記述です。
試験の罠
合格の値は0.4ニュートン毎平方ミリメートル以上です。桁を一つ落とした0.04や、四分の一の0.1といった惜しい値を並べる形で出題されます。数値は「0.4」と「試験は施工後2週間以上」をセットで覚えておきましょう。