問14-8
塗装工事の素地ごしらえに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①素地調整の後は、しばらく放置してから塗装する。
- ②鉄鋼面の錆は、ディスクサンダーなどで除去する。
- ③木部の節は、セラックニスなどを塗って処理する。
- ④鉄鋼面の油汚れは、溶剤などを用いて除去する。
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正解
①素地調整の後は、しばらく放置してから塗装する。
解説
鉄鋼面の素地調整を行った直後の表面は、錆や黒皮が取り除かれて金属が露出した、極めて錆びやすい状態にあります。この状態で放置すると、空気中の湿気によって短時間のうちに薄い錆が発生してしまい、その上に塗装しても、錆の層を挟むために塗膜が母材に密着しません。したがって素地調整の後は、できるだけ速やかに、遅くともその日のうちに錆止め塗料を塗るのが原則です。特に湿度の高い日や、海に近い現場では錆の発生が早いため、素地調整と塗装の工程をひと続きの作業として計画する必要があります。
他の選択肢が不適切な理由
「鉄鋼面の油汚れは、溶剤などを用いて除去する」は正しい記述で、油分が残ると塗料がはじかれて付着しません。「鉄鋼面の錆は、ディスクサンダーなどで除去する」も正しく、錆を残したまま塗装しても、その下で錆が進行し続けます。「木部の節は、セラックニスなどを塗って処理する」も正しく、節から樹脂がしみ出して塗膜を汚すことを防ぎます。
試験の罠
素地ごしらえの後は、速やかに塗装する。放置すると鉄鋼面はすぐに錆が浮き、木部は湿気を吸い、せっかく整えた面が元に戻ってしまう。木部の節はセラックニスで止めて、樹脂のにじみ出しを防ぐ。
鉄鋼面の素地調整を行った直後の表面は、錆や黒皮が取り除かれて金属が露出した、極めて錆びやすい状態にあります。この状態で放置すると、空気中の湿気によって短時間のうちに薄い錆が発生してしまい、その上に塗装しても、錆の層を挟むために塗膜が母材に密着しません。したがって素地調整の後は、できるだけ速やかに、遅くともその日のうちに錆止め塗料を塗るのが原則です。特に湿度の高い日や、海に近い現場では錆の発生が早いため、素地調整と塗装の工程をひと続きの作業として計画する必要があります。
他の選択肢が不適切な理由
「鉄鋼面の油汚れは、溶剤などを用いて除去する」は正しい記述で、油分が残ると塗料がはじかれて付着しません。「鉄鋼面の錆は、ディスクサンダーなどで除去する」も正しく、錆を残したまま塗装しても、その下で錆が進行し続けます。「木部の節は、セラックニスなどを塗って処理する」も正しく、節から樹脂がしみ出して塗膜を汚すことを防ぎます。
試験の罠
素地ごしらえの後は、速やかに塗装する。放置すると鉄鋼面はすぐに錆が浮き、木部は湿気を吸い、せっかく整えた面が元に戻ってしまう。木部の節はセラックニスで止めて、樹脂のにじみ出しを防ぐ。