軽量鉄骨天井下地に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①野縁受けの継手位置は、隣接するものをそろえる。
- ②吊りボルトの間隔は、900mm程度を標準とする。
- ③野縁受けの間隔は、900mm程度を標準とする。
- ④吊りボルトの周辺部は、端から150mm以内に配置する。
答えと解説を見る
野縁受けや野縁の継手は、部材の中で最も弱い部分になります。隣り合う部材の継手を同じ位置にそろえると、その線に沿って天井面の剛性が急に低下し、地震時などにその位置で折れ曲がるように変形して、天井のたわみや脱落の原因になります。このため継手は、隣接するものを同じ位置にそろえず、千鳥にずらして配置します。したがって「野縁受けの継手位置は、隣接するものをそろえる。」という記述は不適当です。
他の選択肢が不適切な理由
「吊りボルトの間隔は、900mm程度を標準とする。」は正しく、軽量鉄骨天井下地の標準的な間隔です。「野縁受けの間隔は、900mm程度を標準とする。」も正しく、吊りボルトと同じ間隔で配置します。「吊りボルトの周辺部は、端から150mm以内に配置する。」も正しく、端部が垂れ下がるのを防ぎます。
試験の罠
数値は「吊りボルトと野縁受けはいずれも900mm程度、周辺部は端から150mm以内」で覚えます。継手を千鳥にずらす原則は、野縁受け・野縁・スタッドなど下地材に共通します。