2026年版・3-1

地盤調査と仮設工事の一問一答

2級建築施工管理技士「躯体施工」から、地盤調査と仮設工事に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-1

標準貫入試験に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①質量63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させる。
  • ②質量63.5kgのハンマーを50cmの高さから自由落下させる。
  • ③質量50.0kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させる。
  • ④質量100kgのハンマーを100cmの高さから自由落下させる。
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正解 ①質量63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させる。
解説
標準貫入試験はJIS A 1219で方法が定められており、質量63.5kg±0.5kgのハンマーを76cm±1cmの高さから自由落下させ、標準貫入試験用サンプラーを地中に30cm打ち込むのに要する打撃回数をN値とします。ハンマーの質量と落下高さが固定されているのは、打撃1回あたりに地盤へ与えるエネルギーを常に一定にするためです。エネルギーが一定でなければ、同じ地盤でも試験ごとに打撃回数が変わってしまい、他の敷地のデータと比較できません。得られたN値は地盤の締まり具合や硬さの目安となり、基礎形式の選定や支持層の判定に用いられます。あわせて採取した試料から土質の判別も行えます。

他の選択肢が不適切な理由
「質量63.5kgのハンマーを50cmの高さから自由落下させる」は落下高さが誤りで、正しくは76cmです。50cmでは打撃エネルギーが約3分の2に下がり、N値が実際より大きく出てしまいます。「質量50.0kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させる」はハンマー質量が誤りで、正しくは63.5kgです。「質量100kgのハンマーを100cmの高さから自由落下させる」は質量・落下高さとも誤りで、規定の約2倍のエネルギーとなり、N値が過小に評価されます。

試験の罠
ハンマー質量63.5kg・落下高さ76cmはセットで覚える。N値は「30cm貫入させるのに要した打撃回数」であって貫入量ではない。予備打ち15cmの後、本打ち30cmの打撃回数を数える点も頻出。
問23-1

地盤調査の方法とその調査によって直接得られる事項との組合せとして、最も不適当なものはどれか。

  • ①平板載荷試験 ――― 地盤の変形係数と支持力
  • ②電気式静的コーン貫入試験 ――― 地盤の透水係数
  • ③常時微動測定 ――― 地盤の卓越周期と増幅特性
  • ④ロータリー式ボーリング ――― 土層の構成と試料採取
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正解 ②電気式静的コーン貫入試験 ――― 地盤の透水係数
解説
電気式静的コーン貫入試験は、先端にひずみゲージを組み込んだコーンを一定速度で地中に押し込み、先端抵抗と周面摩擦を連続的に測定する試験です。得られるのは土層構成の連続的な把握、粘性土の粘着力の推定、砂質土の締まり具合の推定などであり、地盤の透水係数を直接求めることはできません。透水係数を得たい場合は、ボーリング孔を利用した現場透水試験や揚水試験、あるいは採取した試料による室内透水試験を行います。調査計画では「何を知りたいか」から試験方法を選ぶことが基本で、目的と手法が対応していない調査は、費用をかけても設計に使えないデータしか残りません。

他の選択肢が不適切な理由
「平板載荷試験 ――― 地盤の変形係数と支持力」は正しい組合せです。載荷板を通じて地盤に荷重を加え、荷重と沈下量の関係から支持力特性と変形係数を求めます。「常時微動測定 ――― 地盤の卓越周期と増幅特性」も正しく、地盤が常に持っている微小な揺れを測って、その地盤が揺れやすい周期を把握します。「ロータリー式ボーリング ――― 土層の構成と試料採取」も正しく、削孔しながら深さ方向の地層を確認し、試料を採取して室内試験に供します。

試験の罠
「電気式静的コーン貫入試験」は先端抵抗と周面摩擦から土層構成や強度を推定する試験。透水係数を直接求めるのは現場透水試験である。試料採取ができるのはボーリング(サンプリング)だけで、貫入試験では採取できない点も対比して覚える。
問33-1

平板載荷試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①載荷板には、直径30cm以上の円形の鋼板を用いる。
  • ②試験地盤面は、載荷板の3倍以上の範囲を水平に整地する。
  • ③支持力を推定できる深さは、載荷板直径の5倍程度である。
  • ④載荷は段階的に行い、各段階で沈下が安定するまで保持する。
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正解 ③支持力を推定できる深さは、載荷板直径の5倍程度である。
解説
平板載荷試験で地盤の支持力特性が把握できるのは、載荷板直径のおおむね1.5倍から2倍程度の深さまでに限られます。載荷板が地盤に及ぼす応力は深さとともに急速に小さくなるため、載荷板の直径が30cmであれば、影響が及ぶのは深さ45cmから60cm程度にすぎません。この点を理解していないと、試験結果を実際の基礎の支持力とそのまま同一視してしまい、載荷板よりはるかに大きい基礎の下にある軟弱層を見落とす危険があります。したがって平板載荷試験は、ボーリング調査による深部の土層構成の確認と組み合わせて評価するのが原則です。

他の選択肢が不適切な理由
「載荷板には、直径30cm以上の円形の鋼板を用いる」は正しい記述で、直径30cm以上の円形鋼板が標準です。「試験地盤面は、載荷板の3倍以上の範囲を水平に整地する」も正しく、載荷板周辺の地盤が乱れていたり傾いていたりすると荷重が偏り、正しい沈下量が測れません。「載荷は段階的に行い、各段階で沈下が安定するまで保持する」も正しく、荷重を一気にかけると即時沈下と圧密沈下が区別できず、荷重と沈下量の関係が正しく描けません。

試験の罠
平板載荷試験で分かるのは載荷板直径の1.5〜2倍程度の深さまで。「載荷板の3倍以上を整地する」という整地範囲の数字と、「直径の1.5〜2倍まで判定できる」という深さの数字を取り違えないこと。
問43-1

ボーリング及び試料採取に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①軟らかい粘性土の乱さない試料は、シンウォールサンプラーで採取する。
  • ②ボーリング孔内の水位は、掘削の翌日など安定した状態で測定する。
  • ③硬い粘性土の乱さない試料は、デニソン型サンプラーで採取する。
  • ④標準貫入試験で採取した試料は、乱さない試料として力学試験に用いる。
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正解 ④標準貫入試験で採取した試料は、乱さない試料として力学試験に用いる。
解説
標準貫入試験は、サンプラーを打撃によって地中に押し込む試験であるため、採取される試料は土の骨格構造が大きく壊れた「乱した試料」になります。したがってこの試料から得られるのは、土粒子の粒度、含水比、土質の判別といった物理的な性質までであり、一軸圧縮強さや圧密特性のように土の構造がそのまま残っていることを前提とする力学試験には使えません。乱さない試料が必要な場合は、目的に応じた専用のサンプラーを別に用いて採取します。試料の採取方法を誤ると、実際より小さい強度が得られて過大な基礎設計につながるなど、設計全体をゆがめることになります。

他の選択肢が不適切な理由
「軟らかい粘性土の乱さない試料は、シンウォールサンプラーで採取する」は正しい記述です。肉厚の薄い管を静かに押し込むことで土の乱れを最小限に抑えます。「ボーリング孔内の水位は、掘削の翌日など安定した状態で測定する」も正しく、掘削直後は孔内水位が回復しておらず、地下水位を過小に読み違えます。「硬い粘性土の乱さない試料は、デニソン型サンプラーで採取する」も正しく、二重管の外管を回転させて切削しながら内管で試料を保護します。

試験の罠
「乱さない試料=せん断・圧密などの力学試験」「乱した試料=含水比・粒度などの物理試験」の対応で覚える。サンプラーは軟らかい粘性土がシンウォール、硬い粘性土がデニソンと使い分ける。
問53-1

工事現場に設けるベンチマークに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①ベンチマークは、建築物の水平位置を示す基準として設ける。
  • ②移動のおそれのない位置に設け、周囲を養生して保護する。
  • ③相互にチェックできるよう、原則として2箇所以上設置する。
  • ④既存の工作物や新設した杭など、動かない対象に設定する。
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正解 ①ベンチマークは、建築物の水平位置を示す基準として設ける。
解説
ベンチマークは、建築物の高さの基準となる点で、設計図に示された基準地盤面や各階の高さを現場で決めるためのよりどころです。したがってベンチマークが示すのは高さであり、建築物の水平位置を示すためのものではありません。平面上の位置は、縄張りののちに設ける遣方の水貫や水糸によって決めます。したがって「ベンチマークは、建築物の水平位置を示す基準として設ける。」という記述は不適当です。ベンチマークは工事期間中に動いてはならないため、一度設定したら移動させず、周囲を養生して保護します。

他の選択肢が不適切な理由
「移動のおそれのない位置に設け、周囲を養生して保護する。」は正しく、車両の接触や埋戻しで動くと以後の高さがすべて狂います。「相互にチェックできるよう、原則として2箇所以上設置する。」も正しく、互いの高さを照合して狂いを早期に発見できます。「既存の工作物や新設した杭など、動かない対象に設定する。」も正しく、堅固で不動のものを選びます。

試験の罠
ベンチマークは「高さの基準」、遣方は「位置と高さを現場に写す仮設物」と役割を分けて覚えます。移動させないこと、2箇所以上設けて相互にチェックすることが要点です。
問63-1

墨出しに用いる墨の名称に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①水貫は、上端をかんな掛けし、水平に取り付ける。
  • ②陸墨は、床面に付ける通り心などの水平位置の墨である。
  • ③遣方は、建物の位置と高さの基準を示すために設ける。
  • ④地墨は、平面の位置を示すために床面に付ける墨である。
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正解 ②陸墨は、床面に付ける通り心などの水平位置の墨である。
解説
陸墨とは、壁や柱の側面に水平に付ける高さの基準墨のことで、通常は各階の床仕上げ面から1mの高さに出します。床仕上げ、天井下地、建具枠の取付けなど、高さを必要とするすべての作業がこの陸墨を基準に行われるため、水平精度がそのまま仕上がりの精度に直結します。これに対して床面に付ける墨は地墨と呼ばれ、柱や壁の位置といった平面的な位置を示すものです。陸墨は高さ、地墨は平面位置という役割の違いを取り違えると、指示の伝達そのものが誤ってしまうため、用語を正確に区別しておく必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
「水貫は、上端をかんな掛けし、水平に取り付ける」は正しい記述です。水貫の上端そのものが高さの基準線になるため、かんな掛けして通りをそろえます。「遣方は、建物の位置と高さの基準を示すために設ける」も正しく、水杭と水貫で構成し、水糸を張って通り心を現場に写し取ります。「地墨は、平面の位置を示すために床面に付ける墨である」も正しい記述であり、この選択肢と入れ替わる形で陸墨の説明が誤っています。

試験の罠
「陸墨=高さ(水平)の基準として壁などに付ける墨」「地墨=位置の基準として床に付ける墨」。『陸(ろく)=水平』と結び付けて覚えると取り違えない。
問73-1

墨出しに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①通り心は壁ができると墨が打てないため、逃げ墨を設けて基準とする。
  • ②鉄骨建方の基準となる墨は、鉄骨の建入れ直し後に改めて確認する。
  • ③2階から上の各階の基準高さは、直下階の陸墨から順次上階へ移していく。
  • ④鋼製巻尺は、工事現場ごとに基準となる1本を定め、他はこれと照合する。
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正解 ③2階から上の各階の基準高さは、直下階の陸墨から順次上階へ移していく。
解説
2階から上の各階の基準高さは、1階に設けた基準高さから鋼製巻尺を伸ばして直接測り上げるのが原則です。各階で測り直した値をさらに上の階へ順送りすると、1階ごとのわずかな誤差が階数分だけ積み重なり、最上階では無視できない狂いになります。高さの誤差は階高の不揃い、建具や天井の納まりの不良に直結するため、基準は常に1階から取り直します。あわせて墨出しに用いる鋼製巻尺は、現場で基準となる1本を定め、他の巻尺はこれと照合してから使用します。

他の選択肢が不適切な理由
「通り心は壁ができると墨が打てないため、逃げ墨を設けて基準とする」は正しい記述です。通り心の位置には壁や柱が建つため、そこから一定距離離した位置に逃げ墨(返り墨)を打ち、これを基準に施工します。「鉄骨建方の基準となる墨は、鉄骨の建入れ直し後に改めて確認する」も正しく、建入れ直しにより部材位置が変わるため再確認が必要です。「鋼製巻尺は、工事現場ごとに基準となる1本を定め、他はこれと照合する」も正しい記述で、巻尺ごとの目盛差による誤差を防ぐための管理方法です。

試験の罠
高さの基準は「1階から各階へ直接」、平面の位置は「下げ振りやレーザーで上階へ移す」。『順次繰り上げる』という表現が出たら誤差の累積を疑う、と覚えておくと確実に判断できる。
問83-1

建築基準法上、工事現場の仮囲いに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①木造で高さ13mを超える建築物の工事では、仮囲いを設ける必要がある。
  • ②木造以外で2階以上の建築物の工事では、仮囲いを設ける必要がある。
  • ③仮囲いの高さは、地盤面から1.8m以上としなければならない。
  • ④木造で軒の高さが7mを超える建築物の工事では、仮囲いを設ける。
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正解 ④木造で軒の高さが7mを超える建築物の工事では、仮囲いを設ける。
解説
工事現場の仮囲いは、木造で高さが13mを超えるもの若しくは軒の高さが9mを超えるもの、又は木造以外で2以上の階数を有する建築物の工事について、その周囲に地盤面からの高さ1.8m以上の板塀などを設けなければならないと定められています(建築基準法施行令第136条の2の20)。木造で基準となる軒の高さは9mであり、7mではありません。したがって「木造で軒の高さが7mを超える建築物の工事では、仮囲いを設ける。」という記述は不適当です。なお、同等以上の効力のある既存の塀がある場合や、周辺の状況から危害防止上支障がない場合は、仮囲いを設けなくてもよいとされています。

他の選択肢が不適切な理由
「木造で高さ13mを超える建築物の工事では、仮囲いを設ける必要がある。」は正しく、条文が定める規模のひとつです。「木造以外で2階以上の建築物の工事では、仮囲いを設ける必要がある。」も正しく、鉄骨造や鉄筋コンクリート造では階数2以上が基準です。「仮囲いの高さは、地盤面から1.8m以上としなければならない。」も正しく、条文が定める高さです。

試験の罠
数値は「木造は高さ13m超または軒の高さ9m超、木造以外は階数2以上、仮囲いの高さは1.8m以上」の3点で覚えます。軒の高さ9mを7mや8mに置き換える出題に注意します。
問93-1

足場の壁つなぎに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①枠組足場では、垂直方向9m以下、水平方向8m以下とする。
  • ②枠組足場では、垂直方向5m以下、水平方向5.5m以下とする。
  • ③単管足場では、垂直方向9m以下、水平方向8m以下とする。
  • ④単管足場では、垂直方向8m以下、水平方向9m以下とする。
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正解 ①枠組足場では、垂直方向9m以下、水平方向8m以下とする。
解説
労働安全衛生規則第570条では、足場の倒壊を防ぐため、壁つなぎまたは控えの間隔を足場の種類ごとに定めています。単管足場は垂直方向5m以下・水平方向5.5m以下、枠組足場(高さ5m未満のものを除く)は垂直方向9m以下・水平方向8m以下です。枠組足場の間隔が緩いのは、建枠自体が門型に組まれていて構面としての剛性が高く、単管をクランプでつないだ足場より水平力に対して安定しているためです。足場の倒壊は重大災害に直結するうえ、周辺の第三者を巻き込むおそれもあるため、壁つなぎは省略できません。

他の選択肢が不適切な理由
「単管足場では、垂直方向9m以下、水平方向8m以下とする」は、枠組足場の値を単管足場に当てはめた誤りです。単管足場は垂直方向5m以下・水平方向5.5m以下としなければなりません。「枠組足場では、垂直方向5m以下、水平方向5.5m以下とする」は、逆に単管足場の値を枠組足場に当てはめた誤りです。「単管足場では、垂直方向8m以下、水平方向9m以下とする」は、数値そのものも縦横も誤っています。

試験の罠
「単管足場は垂直5m・水平5.5m」「枠組足場は垂直9m・水平8m」。枠組足場のほうが数値が大きく(間隔を広く取れる)、単管足場のほうが厳しい。縦と横の数値を入れ替えた選択肢が定番なので、必ず組で確認する。
問103-1

登り桟橋及び作業床に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①つり足場の作業床は、幅を40cm以上とし、隙間がないようにする。
  • ②高さ8m以上の登り桟橋には、原則として10m以内ごとに踊場を設ける。
  • ③架設通路の勾配が15度を超える場合は、踏さんその他の滑止めを設ける。
  • ④作業床の床材と建地との隙間は、原則として12cm未満とする。
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正解 ②高さ8m以上の登り桟橋には、原則として10m以内ごとに踊場を設ける。
解説
労働安全衛生規則第552条では、架設通路のうち建設工事に用いる高さ8m以上の登り桟橋には、7m以内ごとに踊場を設けることを求めています。踊場が必要とされるのは、長い斜路を一気に昇降すると、途中で足を滑らせたときに下まで転落してしまうためで、一定の高さごとに水平面を設けて転落距離を区切る狙いがあります。同時に、荷を持って昇る作業者が息を整える場としての役割もあります。したがって「10m以内ごと」では規定を満たさず、7m以内ごととしなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由
「つり足場の作業床は、幅を40cm以上とし、隙間がないようにする」は正しい記述です。つり足場は下部に支えがないため、隙間なく敷き詰めることが求められます。「作業床の床材と建地との隙間は、原則として12cm未満とする」も正しく、隙間から工具などが落下することを防ぎます。「架設通路の勾配が15度を超える場合は、踏さんその他の滑止めを設ける」も正しく、架設通路の勾配は原則30度以下とし、15度を超えると滑止めが必要になります。

試験の罠
「登り桟橋は高さ8m以上で7m以内ごとに踊場」「勾配15度超で踏さん等の滑止め」「勾配30度以下」。数字が三つ出るので、8・7・15・30を混同しないこと。作業床は幅40cm以上、建地との隙間12cm未満。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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