問12-3
測量の種類に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①三角測量は、距離のみを繰り返して測定する測量である。
- ②トラバース測量は、多角形の各辺と角を測る測量である。
- ③平板測量は、現地で直接に図面を作成する測量である。
- ④水準測量は、2点間の高低差を求めるための測量である。
答えと解説を見る
正解
①三角測量は、距離のみを繰り返して測定する測量である。
解説
三角測量は、測量する範囲に三角形の網を組み、そのうちの1辺の長さ(基線)を精密に測ったうえで、残りは各三角形の内角を測定し、三角法の計算によって各点の位置を求めていく測量です。すなわち主として測るのは角度であって、距離をすべて実測するわけではありません。距離の測定が困難な広い範囲や、山地・河川を挟んだ地域でも位置を決められる点が特徴です。したがって「距離のみを繰り返して測る」という記述は誤りで、方法の中心を取り違えています。
他の選択肢が不適切な理由
「水準測量は、2点間の高低差を求めるための測量である。」は正しく、レベルと標尺を用いて視準線の高さを比較します。「トラバース測量は、多角形の各辺と角を測る測量である。」も正しく、順に距離と角度を測って各点の位置を求めます。「平板測量は、現地で直接に図面を作成する測量である。」も正しく、平板とアリダードを用いて現場で作図します。
試験の罠
三角測量は三角形の内角を測って位置関係を求める方法、トラバース測量は多角形の各辺の距離と交角を順に測る方法です。距離だけを繰り返し測るのは距離測量であり、三角測量の説明ではありません。
三角測量は、測量する範囲に三角形の網を組み、そのうちの1辺の長さ(基線)を精密に測ったうえで、残りは各三角形の内角を測定し、三角法の計算によって各点の位置を求めていく測量です。すなわち主として測るのは角度であって、距離をすべて実測するわけではありません。距離の測定が困難な広い範囲や、山地・河川を挟んだ地域でも位置を決められる点が特徴です。したがって「距離のみを繰り返して測る」という記述は誤りで、方法の中心を取り違えています。
他の選択肢が不適切な理由
「水準測量は、2点間の高低差を求めるための測量である。」は正しく、レベルと標尺を用いて視準線の高さを比較します。「トラバース測量は、多角形の各辺と角を測る測量である。」も正しく、順に距離と角度を測って各点の位置を求めます。「平板測量は、現地で直接に図面を作成する測量である。」も正しく、平板とアリダードを用いて現場で作図します。
試験の罠
三角測量は三角形の内角を測って位置関係を求める方法、トラバース測量は多角形の各辺の距離と交角を順に測る方法です。距離だけを繰り返し測るのは距離測量であり、三角測量の説明ではありません。