2026年版・2-3

外構・測量・舗装の一問一答

2級建築施工管理技士「共通」から、外構・測量・舗装に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-3

測量の種類に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①三角測量は、距離のみを繰り返して測定する測量である。
  • ②トラバース測量は、多角形の各辺と角を測る測量である。
  • ③平板測量は、現地で直接に図面を作成する測量である。
  • ④水準測量は、2点間の高低差を求めるための測量である。
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正解 ①三角測量は、距離のみを繰り返して測定する測量である。
解説
三角測量は、測量する範囲に三角形の網を組み、そのうちの1辺の長さ(基線)を精密に測ったうえで、残りは各三角形の内角を測定し、三角法の計算によって各点の位置を求めていく測量です。すなわち主として測るのは角度であって、距離をすべて実測するわけではありません。距離の測定が困難な広い範囲や、山地・河川を挟んだ地域でも位置を決められる点が特徴です。したがって「距離のみを繰り返して測る」という記述は誤りで、方法の中心を取り違えています。

他の選択肢が不適切な理由
「水準測量は、2点間の高低差を求めるための測量である。」は正しく、レベルと標尺を用いて視準線の高さを比較します。「トラバース測量は、多角形の各辺と角を測る測量である。」も正しく、順に距離と角度を測って各点の位置を求めます。「平板測量は、現地で直接に図面を作成する測量である。」も正しく、平板とアリダードを用いて現場で作図します。

試験の罠
三角測量は三角形の内角を測って位置関係を求める方法、トラバース測量は多角形の各辺の距離と交角を順に測る方法です。距離だけを繰り返し測るのは距離測量であり、三角測量の説明ではありません。
問22-3

樹木の寸法の表示に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①樹高は、地表面から樹冠の頂までの垂直の距離をいう。
  • ②幹周は、地表面から0.5mの位置での幹の周長をいう。
  • ③枝張は、樹木の四方に伸びた枝の幅を表すものである。
  • ④根鉢は、掘り取った樹木の根を含む土のかたまりをいう。
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正解 ②幹周は、地表面から0.5mの位置での幹の周長をいう。
解説
樹木の幹周は、地表面から1.2mの高さの位置で測った幹の周長をいいます。人の胸の高さに近いことから胸高周囲とも呼ばれ、この位置で測るのは、根元の付近では根張りの影響で幹が不規則に太くなっており、樹木の大きさを表す指標として適さないためです。したがって0.5mの位置とするのは誤りです。なお幹が地上1.2m未満の位置で分岐している場合は、それぞれの周長の合計の70%をもって幹周とするなどの取扱いが定められています。

他の選択肢が不適切な理由
「樹高は、地表面から樹冠の頂までの垂直の距離をいう。」は正しく、徒長した枝は含めないこととされています。「枝張は、樹木の四方に伸びた枝の幅を表すものである。」も正しく、平均値または最大幅で表します。「根鉢は、掘り取った樹木の根を含む土のかたまりをいう。」も正しく、鉢を崩さないよう根巻きして運搬します。

試験の罠
公共用緑化樹木の規格では、幹周は地表面から1.2mの高さでの幹の周長です。0.5mや1.5mとした選択肢が定番なので、「幹周は1.2m」と数値で覚えます。樹高は地表面から樹冠の頂までの垂直距離です。
問32-3

水準測量に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①レベルは、水平な視準線を得るための測量機器である。
  • ②標尺は、目盛りを読み取って高さを求める用具である。
  • ③昇降式は、器械の高さを求めてから各点を計算する。
  • ④レベルの据付けでは、三脚を安定させ整準を行う。
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正解 ③昇降式は、器械の高さを求めてから各点を計算する。
解説
水準測量の野帳の記入と計算には、昇降式と器高式の2つの方法があります。昇降式は、後視の読みから前視の読みを差し引いた値を昇り・降りとして順次加減し、各点の標高を求めていく方法です。これに対して、既知点の標高に後視を加えて器械の高さ(器械高)をいったん求め、そこから前視を差し引いて各点の標高を求めるのが器高式です。したがって記述は器高式の説明であり、昇降式の説明としては誤っています。器高式は、1つの器械の据付けから複数の点を測る場合に計算が簡単になります。

他の選択肢が不適切な理由
「レベルは、水平な視準線を得るための測量機器である。」は正しく、自動レベルや電子レベルなどがあります。「標尺は、目盛りを読み取って高さを求める用具である。」も正しく、鉛直に立てて用います。「レベルの据付けでは、三脚を安定させ整準を行う。」も正しく、気泡管や円形気泡管を用いて器械を水平に据え付けます。

試験の罠
水準測量の野帳の記入方式は2つあり、器高式は器械の高さを求めてから各点の地盤高を計算する方式、昇降式は前視と後視の差から昇り降りを積み上げる方式です。名称と内容を入れ替えた選択肢が典型です。
問42-3

平板測量に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①交会法は、2点以上から視準して位置を求める方法である。
  • ②アリダードは、方向を定め視準するための器具である。
  • ③放射法は、1点に平板を据えて周囲の点を測る方法である。
  • ④平板の標定においては、致心・整準より先に定位を行う。
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正解 ④平板の標定においては、致心・整準より先に定位を行う。
解説
平板測量における標定(据付け)は、整準・致心・定位の3つの作業からなります。手順としては、まず平板を水平にする整準を行い、次に図紙上の点と地上の測点とを鉛直に一致させる致心を行い、最後に既知の方向に平板の向きを合わせる定位を行います。定位を先に行ってしまうと、その後の整準や致心の操作で平板が動き、せっかく合わせた方向がずれてしまいます。したがって「致心・整準より先に定位を行う」という記述は、手順が逆で誤りです。

他の選択肢が不適切な理由
「アリダードは、方向を定め視準するための器具である。」は正しく、視準板と定規を組み合わせた平板測量の基本的な器具です。「放射法は、1点に平板を据えて周囲の点を測る方法である。」も正しく、見通しのよい狭い範囲に適します。「交会法は、2点以上から視準して位置を求める方法である。」も正しく、直接距離を測れない点の位置を決められます。

試験の罠
平板測量の標定は「整準→致心(求心)→定位」の順で行います。定位は図面の方向を現地に合わせる作業なので、平板が水平かつ正しい位置に据わってからでなければ意味がありません。順序を入れ替えた選択肢が定番です。
問52-3

アスファルト舗装の構成に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①基層は、路床の直上に設けられる層のことをいう。
  • ②路盤は、上層路盤と下層路盤に分けることがある。
  • ③表層は、交通荷重を直接受ける最上部の層である。
  • ④路床は、舗装を支える地盤の部分のことをいう。
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正解 ①基層は、路床の直上に設けられる層のことをいう。
解説
アスファルト舗装は、下から路床・路盤・基層・表層の順に積み重ねられた構成をとります。基層は路盤の上、表層の下に位置する層であり、路盤の不陸を整えるとともに、表層から伝わる荷重を路盤へ均等に伝える役割を担います。したがって「路床の直上に設けられる層」という記述は誤りで、路床の直上に設けられるのは路盤です。各層は上にいくほど強い材料を用い、交通荷重を下の層へ分散させながら伝えていく仕組みになっており、この順序を取り違えると施工手順の理解も誤ることになります。

他の選択肢が不適切な理由
「路床は、舗装を支える地盤の部分のことをいう。」は正しく、舗装の下およそ1mの範囲を指し、支持力はCBR値で評価します。「路盤は、上層路盤と下層路盤に分けることがある。」も正しく、要求される支持力に応じて2層構成とします。「表層は、交通荷重を直接受ける最上部の層である。」も正しく、走行性や耐摩耗性も求められます。

試験の罠
アスファルト舗装は上から「表層・基層・上層路盤・下層路盤・路床」の順です。基層は路盤の直上であって路床の直上ではありません。路床は舗装を支える地盤で、路盤の下のおよそ1mの部分を指します。
問62-3

舗装の施工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①プライムコートは、路盤の仕上がり面に散布するものである。
  • ②タックコートは、路床の上に直接散布するものである。
  • ③アスファルト混合物の締固めは、ローラーにより行われる。
  • ④路床は、地盤面から約1mの厚さの部分のことをいう。
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正解 ②タックコートは、路床の上に直接散布するものである。
解説
タックコートは、基層と表層のように、すでに舗設されたアスファルト混合物の層の上に新たな層を重ねる際、両者をよくなじませて一体化させるために散布する乳剤です。したがって散布する相手は既設のアスファルト層であり、路床の上に直接散布するものではありません。路盤の仕上がり面に散布して路盤を安定させ、上のアスファルト混合物との接着をよくするのはプライムコートです。両者は目的も散布する位置も異なるため、名称と散布箇所の対応を確実に押さえる必要があります。

他の選択肢が不適切な理由
「プライムコートは、路盤の仕上がり面に散布するものである。」は正しく、路盤からの水分の蒸発を防ぐ効果もあります。「アスファルト混合物の締固めは、ローラーにより行われる。」も正しく、継目転圧・初転圧・二次転圧・仕上げ転圧の順に行います。「路床は、地盤面から約1mの厚さの部分のことをいう。」も正しく、舗装を支持する重要な部分です。

試験の罠
プライムコートは路盤の仕上がり面に散布して路盤と瀝青層をなじませるもの、タックコートは基層と表層の間に散布して両者を接着させるものです。散布する位置が入れ替えられた選択肢が最頻出です。
問72-3

コンクリート舗装に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①コンクリート舗装は、養生に日数を要する舗装である。
  • ②コンクリート舗装は、アスファルト舗装より耐久性が高い。
  • ③コンクリート舗装では、目地を設けないのが原則である。
  • ④コンクリート舗装は、剛性舗装に分類される舗装である。
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正解 ③コンクリート舗装では、目地を設けないのが原則である。
解説
コンクリート舗装は、温度の変化や乾燥収縮によって版が伸び縮みするため、そのままでは不規則なひび割れが生じます。これを防ぐために、あらかじめ計画した位置で伸縮を吸収させる目地を設けるのが原則です。目地には、収縮によるひび割れの位置を制御する収縮目地(横目地・縦目地)と、温度上昇による膨張を逃がす膨張目地があります。したがって「目地を設けないのが原則」という記述は誤りで、目地の計画はコンクリート舗装の設計上欠かせない要素です。

他の選択肢が不適切な理由
「コンクリート舗装は、アスファルト舗装より耐久性が高い。」は正しく、供用期間が長く維持管理の手間も少なくて済みます。「コンクリート舗装は、養生に日数を要する舗装である。」も正しく、所要の強度が出るまで交通を開放できません。「コンクリート舗装は、剛性舗装に分類される舗装である。」も正しく、版そのものの曲げ抵抗で荷重を支えます。

試験の罠
コンクリート舗装は温度変化による膨張収縮や乾燥収縮に対応するため、膨張目地・収縮目地・突合せ目地などを必ず設けます。目地のない舗装はひび割れが不規則に発生します。剛性舗装とたわみ性舗装の区別も併せて覚えます。
問82-3

植栽工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①根回しは、移植の前に細根を発生させておく作業である。
  • ②水極めは、水を注ぎながら土を根鉢へ密着させる方法である。
  • ③客土は、生育に適した土壌を外部から搬入したものである。
  • ④幹巻きは、樹木の幹からの蒸散を促進する目的で行われる。
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正解 ④幹巻きは、樹木の幹からの蒸散を促進する目的で行われる。
解説
幹巻きは、移植した樹木の幹にわら縄や麻布などを巻き付ける作業です。その目的は、幹の表面からの蒸散を抑えて水分の損失を防ぐこと、直射日光による幹焼けや冬季の寒害を防ぐこと、幹に食い入る害虫の侵入を防ぐことにあります。移植直後の樹木は根が十分に張っておらず、必要な水分を吸い上げることができないため、地上部からの水分の発散をできるだけ減らす必要があります。したがって蒸散を促進するという記述は目的と正反対であり、そのような施工を行えば樹木は水分不足で枯れてしまいます。

他の選択肢が不適切な理由
「根回しは、移植の前に細根を発生させておく作業である。」は正しく、移植の半年から1年前に太い根を切断しておくことで細根が発生し、活着率が高まります。「水極めは、水を注ぎながら土を根鉢へ密着させる方法である。」も正しく、棒で突きながら水を注いで根と土の間の隙間をなくします。「客土は、生育に適した土壌を外部から搬入したものである。」も正しく、現地の土壌が植栽に適さない場合に用います。

試験の罠
幹巻きは、樹皮からの蒸散を抑え、幹焼けや寒害、害虫の食入を防ぐために行うもので、蒸散を促進するためではありません。目的を逆にした選択肢が定番です。根回しは移植の半年から1年前に行い、細根を発生させます。
問92-3

屋外排水設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①排水ますは、管径の10倍以内の間隔ごとに設ける。
  • ②排水管は、下流に向かって管径を小さくしてはならない。
  • ③汚水ますの底部には、インバートを設けることとされる。
  • ④屋外排水管の勾配は、管径に応じて定められている。
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正解 ①排水ますは、管径の10倍以内の間隔ごとに設ける。
解説
屋外の排水管に設ける排水ますは、管径の120倍を超えない範囲で、点検や清掃に支障のない間隔に設けることとされています。あわせて、管が合流する箇所、方向や勾配が変わる箇所、管径が変わる箇所にも設けます。管径の10倍以内では極端に短い間隔となり、たとえば管径100mmであれば1mごとにますを設けることになって現実的ではありません。ますは、詰まりが生じた際に清掃できる箇所を確保するためのものであり、間隔の考え方を取り違えないよう注意が必要です。

他の選択肢が不適切な理由
「排水管は、下流に向かって管径を小さくしてはならない。」は正しく、下流ほど流量が増えるため管径を細くすると詰まりの原因となります。「汚水ますの底部には、インバートを設けることとされる。」も正しく、水の流れをよくして汚物の滞留を防ぎます。「屋外排水管の勾配は、管径に応じて定められている。」も正しく、管径が大きいほど緩い勾配とします。

試験の罠
屋外の排水ますは、管径の120倍を超えない間隔ごとに設けるほか、管の起点・屈曲点・合流点・勾配や管径が変わる箇所に設けます。10倍や20倍とした選択肢が定番なので、120という数値で覚えます。
問102-3

測量機器及び測量の精度に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①トータルステーションは、角度と距離を同時に測定できる。
  • ②GNSS測量は、上空の視界が悪い場所ほど精度が高くなる。
  • ③光波測距儀は、光の往復の時間から距離を求める機器である。
  • ④閉合トラバースでは、閉合誤差により精度を確認できる。
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正解 ②GNSS測量は、上空の視界が悪い場所ほど精度が高くなる。
解説
GNSS測量は、上空にある複数の測位衛星からの電波を受信し、その到達時間の差から受信点の位置を求める方法です。したがって観測点から多くの衛星を見通せることが精度の前提となり、上空が建物や樹木で遮られている場所、あるいは電波が壁面などで反射して届くマルチパスの生じやすい場所では、精度が著しく低下します。したがって「上空の視界が悪い場所ほど精度が高くなる」という記述は逆です。市街地での適用にあたっては、観測点の選定に十分な検討が必要になります。

他の選択肢が不適切な理由
「トータルステーションは、角度と距離を同時に測定できる。」は正しく、セオドライトと光波測距儀の機能を一体化した機器です。「光波測距儀は、光の往復の時間から距離を求める機器である。」も正しく、反射プリズムまでの距離を精密に測ります。「閉合トラバースでは、閉合誤差により精度を確認できる。」も正しく、出発点に戻ったときのずれの大きさで観測の良否を判断します。

試験の罠
GNSS測量は上空の衛星からの電波を受信するため、上空の視界が開けているほど精度が高くなります。建物や樹木に囲まれた場所では精度が落ちます。「視界が悪いほど良い」というのは原理から成り立ちません。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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