問11-4
構造物の支点に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①ピン支点では、鉛直・水平・回転の3種類の反力が生じる。
- ②ローラー支点では、反力は移動できない方向に1つ生じる。
- ③固定支点では、鉛直反力・水平反力・モーメント反力が生じる。
- ④ピン支点は回転が自由なため、モーメント反力は生じない。
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正解
①ピン支点では、鉛直・水平・回転の3種類の反力が生じる。
解説
支点の種類は、その位置でどの動きが拘束されているかによって決まり、拘束された動きの数だけ反力が生じます。ピン支点(回転端)は、鉛直方向と水平方向の移動は拘束しますが回転は自由に許すため、反力は鉛直反力と水平反力の2つだけで、モーメント反力は生じません。3つの反力が生じるのは、移動も回転もすべて拘束する固定支点です。反力の数は構造物が静定か不静定かを判別する際の出発点となるため、支点の種類と反力数の対応は確実に押さえておく必要があります。
他の選択肢が不適切な理由
「ローラー支点では、反力は移動できない方向に1つ生じる。」は正しく、支持面に垂直な方向のみが拘束されるため反力は1つです。「固定支点では、鉛直反力・水平反力・モーメント反力が生じる。」も正しく、3つの反力をもつため片持ち梁の支持に用いられます。「ピン支点は回転が自由なため、モーメント反力は生じない。」も正しく、これがローラー支点との違いを除いたピン支点の本質的な性質です。
試験の罠
支点の反力の数は「ローラー1・ピン2・固定3」と数字で覚えます。ピンは回転が自由なのでモーメント反力が生じず、鉛直と水平の2つだけです。反力の合計数が3であれば静定、3を超えれば不静定という判別の出発点にもなります。
支点の種類は、その位置でどの動きが拘束されているかによって決まり、拘束された動きの数だけ反力が生じます。ピン支点(回転端)は、鉛直方向と水平方向の移動は拘束しますが回転は自由に許すため、反力は鉛直反力と水平反力の2つだけで、モーメント反力は生じません。3つの反力が生じるのは、移動も回転もすべて拘束する固定支点です。反力の数は構造物が静定か不静定かを判別する際の出発点となるため、支点の種類と反力数の対応は確実に押さえておく必要があります。
他の選択肢が不適切な理由
「ローラー支点では、反力は移動できない方向に1つ生じる。」は正しく、支持面に垂直な方向のみが拘束されるため反力は1つです。「固定支点では、鉛直反力・水平反力・モーメント反力が生じる。」も正しく、3つの反力をもつため片持ち梁の支持に用いられます。「ピン支点は回転が自由なため、モーメント反力は生じない。」も正しく、これがローラー支点との違いを除いたピン支点の本質的な性質です。
試験の罠
支点の反力の数は「ローラー1・ピン2・固定3」と数字で覚えます。ピンは回転が自由なのでモーメント反力が生じず、鉛直と水平の2つだけです。反力の合計数が3であれば静定、3を超えれば不静定という判別の出発点にもなります。