問11-13
ガラスに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①網入板ガラスは、金網により強度を高めたガラスである。
- ②複層ガラスは、中空層により断熱性を高めたガラスである。
- ③強化ガラスは、破損時に破片が粒状になるガラスである。
- ④合わせガラスは、中間膜により飛散を防ぐガラスである。
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正解
①網入板ガラスは、金網により強度を高めたガラスである。
解説
網入板ガラスは、板ガラスの内部に金網を封入したガラスで、火災時にガラスが破損しても破片が脱落しにくく、開口部から炎が噴出するのを防ぐことを目的としています。このため防火設備として用いられますが、封入された金網はガラスの強度を高めるものではなく、むしろ金網の存在により製造上の内部応力が生じ、普通の板ガラスより強度はやや低くなります。したがって「強度を高めた」という記述は誤りです。なお切断面の金網が錆びると、そこを起点にひび割れが生じることがあります。
他の選択肢が不適切な理由
「強化ガラスは、破損時に破片が粒状になるガラスである。」は正しく、同厚の板ガラスの3〜5倍の強度をもち、破損しても鋭利な破片になりにくい特徴があります。「複層ガラスは、中空層により断熱性を高めたガラスである。」も正しく、2枚のガラスの間に乾燥空気などを封入します。「合わせガラスは、中間膜により飛散を防ぐガラスである。」も正しく、防犯性にも優れます。
試験の罠
網入板ガラスの金網は、火災時にガラスが割れても破片の脱落を防ぐためのもので、強度を高める目的ではありません。むしろ同厚の普通板ガラスより強度は低くなります。防火設備用と割り切って覚えます。
網入板ガラスは、板ガラスの内部に金網を封入したガラスで、火災時にガラスが破損しても破片が脱落しにくく、開口部から炎が噴出するのを防ぐことを目的としています。このため防火設備として用いられますが、封入された金網はガラスの強度を高めるものではなく、むしろ金網の存在により製造上の内部応力が生じ、普通の板ガラスより強度はやや低くなります。したがって「強度を高めた」という記述は誤りです。なお切断面の金網が錆びると、そこを起点にひび割れが生じることがあります。
他の選択肢が不適切な理由
「強化ガラスは、破損時に破片が粒状になるガラスである。」は正しく、同厚の板ガラスの3〜5倍の強度をもち、破損しても鋭利な破片になりにくい特徴があります。「複層ガラスは、中空層により断熱性を高めたガラスである。」も正しく、2枚のガラスの間に乾燥空気などを封入します。「合わせガラスは、中間膜により飛散を防ぐガラスである。」も正しく、防犯性にも優れます。
試験の罠
網入板ガラスの金網は、火災時にガラスが割れても破片の脱落を防ぐためのもので、強度を高める目的ではありません。むしろ同厚の普通板ガラスより強度は低くなります。防火設備用と割り切って覚えます。