2026年版・6-2

能力:機器の据付けと配管の一問一答

2級管工事施工管理技術検定(第一次検定)「施工管理法(基礎的な能力)」から、能力:機器の据付けと配管に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験の多くは四肢択一で、基礎的な能力の問題は四肢択二ですが、ここでは全て4択で出題しています(四肢択二は組合せの4択に組み替えています)。

問16-2
機器の基礎と据付けに関する次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。
ア.コンクリート基礎は、打設後5日を過ぎれば機器の荷重をかけてよい。
イ.アンカーボルトは、機器の質量や地震力に耐えられるものを用いる。
ウ.機器は、維持管理に必要なスペースを確保して据え付ける。
エ.共通ベース付きのポンプは、据付け後に軸心の調整を行う必要はない。
  • ①アとウ
  • ②イとエ
  • ③アとエ
  • ④ウとエ
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正解 ③アとエ
解説
適当でないものは アとエ です。公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、コンクリート基礎は打設後10日間以内に荷重をかけてはならないとし、ポンプは共通ベースが基礎上に水平になるように据え付け、その後に軸心の調整を行うこととしています。工場で軸心を合わせて出荷されても、運搬や据付けでずれることがあるためです。

各記述の検討
・ア:適当でない。打設後10日間は荷重をかけません。5日では足りず、基礎の損傷やアンカーボルトの緩みの原因になります。
・イ:適当。地震のときの転倒や移動を防ぐため、力に見合った径と本数を選びます。
・ウ:適当。点検や部品の交換ができるよう、維持管理に必要なスペースを確保します。
・エ:適当でない。共通ベースを水平に据え付けた後に軸心の調整(芯出し)を行います。軸心がずれていると、振動や軸受の損傷の原因になります。

覚え方のポイント
据付けは「基礎は打設後10日間荷重をかけない」「保守スペースの確保」「水平に据えてアンカーボルトで固定」「据付け後に芯出し」。
問26-2
機器の防振と耐震に関する次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。
ア.防振支持の機器の設計用水平震度は、防振しない機器と同じ値とする。
イ.耐震ストッパーは、機器と完全に密着させて振動を止めるように取り付ける。
ウ.防振装置を設けた機器には、地震時の移動を防ぐ耐震ストッパーを設ける。
エ.天井から吊り下げる機器には、地震時の揺れを防ぐ振れ止めを設ける。
  • ①アとイ
  • ②アとウ
  • ③イとウ
  • ④イとエ
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正解 ①アとイ
解説
適当でないものは アとイ です。防振ゴムやばねの上に載せた機器は、地震のときに揺れが大きくなりやすいため、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、防振支持の機器の設計用水平震度を、防振しない機器より大きい値としています。また、ストッパーと防振架台との間隙は、運転時に接触しない程度とします。

各記述の検討
・ア:適当でない。防振支持の機器は、例えば上層階で1.0に対して1.5のように、大きい設計用水平震度を用います。
・イ:適当でない。密着させると機器の振動がストッパーを通じて建物に伝わるため、運転時に接触しない程度の間隙を設け、地震時に接触する面には緩衝材を取り付けます。
・ウ:適当。防振装置の上の機器は揺れやすいため、耐震ストッパーで移動や転倒を防ぎます。
・エ:適当。天井から吊った機器は揺れやすいため、吊りボルトに振れ止めを設けます。

覚え方のポイント
「防振+耐震ストッパー(運転中は触れないすき間)」「防振支持の機器は震度を大きく見込む」「吊り機器は振れ止め」。
問36-2
ポンプ回りの配管に関する次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。
ア.ポンプの吸込み管は、ポンプに向かって上り勾配とし、空気だまりを作らない。
イ.ポンプの吸込み側に圧力計を、吐出し側に連成計を取り付ける。
ウ.ポンプに接続する呼び径100以上の配管は、吊り金物だけで支持する。
エ.ポンプの吸込み側には、ごみを取り除くストレーナを設けることがある。
  • ①アとイ
  • ②アとウ
  • ③イとウ
  • ④ウとエ
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正解 ③イとウ
解説
適当でないものは イとウ です。ポンプの吸込み側は大気圧より低い圧力になることがあるため、正圧も負圧も測れる連成計を取り付け、吐出し側には圧力計を取り付けます。また、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、ポンプなどに接続する呼び径100以上の配管は、床から形鋼で固定することとしています。配管の重さや地震の力がポンプにかからないようにするためです。

各記述の検討
・ア:適当。空気がたまると吸込みが不安定になるため、上り勾配にします。
・イ:適当でない。記述は逆で、吸込み側が連成計、吐出し側が圧力計です。
・ウ:適当でない。吊り金物だけでは地震や脈動による力を抑えられないため、呼び径100以上の配管は床から形鋼で固定します。
・エ:適当。羽根車の損傷や詰まりを防ぐため、必要に応じてストレーナを設けます。

覚え方のポイント
ポンプ回りは「吸込み管は上り勾配」「吸込み側は連成計、吐出し側は圧力計」「呼び径100以上は床から形鋼で固定」「吐出し側に逆止弁と仕切弁」。
問46-2
冷温水配管の施工に関する次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。
ア.配管の最も高い所には、空気抜き弁を設ける。
イ.冷温水の主管の曲部には、原則としてショートエルボを使用する。
ウ.冷水管の吊りバンドの支持部には、鋼製の支持受けを直接使用する。
エ.配管の最も低い所には、水抜きのための弁を設ける。
  • ①アとイ
  • ②イとウ
  • ③イとエ
  • ④ウとエ
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正解 ②イとウ
解説
適当でないものは イとウ です。公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、冷温水や冷却水の主管の曲部には、原則としてベンド又はロングエルボを使用し、冷水や冷温水の配管の吊りバンドなどの支持部には、合成樹脂製の支持受けを使用することとしています。

各記述の検討
・ア:適当。空気がたまると流れを妨げるため、最も高い所で空気を抜きます。
・イ:適当でない。曲がりが急なショートエルボは圧力損失が大きいため、主管の曲部はベンド又はロングエルボとします。
・ウ:適当でない。鋼製の支持受けを直接使うと、そこから熱が伝わって結露し、保温材が濡れたり金物がさびたりします。合成樹脂製の支持受けを使います。
・エ:適当。保守や凍結の防止のため、最も低い所に水抜きのための弁を設けます。

覚え方のポイント
冷温水配管は「高い所で空気抜き、低い所で水抜き」「主管の曲部はベンドかロングエルボ」「冷水管の支持部は合成樹脂製の支持受け」。
問56-2
給水配管の施工に関する次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。
ア.飲料水の配管と井水の配管は、仕切弁を設ければ直接接続してよい。
イ.給水管と排水管を平行して埋設する場合は、給水管を排水管より上に配置する。
ウ.凍結のおそれがある場所の給水管には、保温などの凍結防止の措置を講じる。
エ.給水管の水圧試験は、保温を施工した後に行う。
  • ①アとウ
  • ②アとエ
  • ③イとエ
  • ④ウとエ
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正解 ②アとエ
解説
適当でないものは アとエ です。記述アとエには誤りがあり、ほかの2つは正しい内容です。
本試験の施工管理法(基礎的な能力)の問題と同じく、2つとも正しく見分けられて初めて正解になります。1つだけ分かる、という状態から一歩進めることが得点につながります。

各記述の検討
・ア:適当でない。弁で仕切っても、飲料水の配管とそれ以外の配管を直接接続すること(クロスコネクション)は禁止です。
・イ:適当。排水管からの汚染を防ぐため、給水管を上にし、間隔をとります。
・ウ:適当。凍結すると管が破裂するため、保温や水抜きなどで防ぎます。
・エ:適当でない。保温の後では漏れを見つけにくいため、水圧試験は保温の前に行います。

覚え方のポイント
給水配管は「クロスコネクション禁止」「排水管より上」「凍結防止」「試験は保温の前」。
問66-2
排水・通気配管の施工に関する次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。
ア.通気管は、雨水立て管と兼用して配管してよい。
イ.排水トラップは、1つの器具に直列に2個設ける。
ウ.排水横管は、管径に応じた勾配を確保して配管する。
エ.排水管は、施工後に満水試験などを行って漏れを確認する。
  • ①アとイ
  • ②アとエ
  • ③イとウ
  • ④イとエ
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正解 ①アとイ
解説
適当でないものは アとイ です。記述アとイには誤りがあり、ほかの2つは正しい内容です。
本試験の施工管理法(基礎的な能力)の問題と同じく、2つとも正しく見分けられて初めて正解になります。1つだけ分かる、という状態から一歩進めることが得点につながります。

各記述の検討
・ア:適当でない。雨水が通気管に流れ込み通気の働きが失われるため、兼用しません。
・イ:適当でない。二重トラップは排水の流れを悪くするため禁止されています。
・ウ:適当。管径が小さいほど大きな勾配とし、汚物が残らないようにします。
・エ:適当。隠ぺい前に満水試験で漏れがないことを確認します。

覚え方のポイント
排水は「勾配」「二重トラップ禁止」「通気管と雨水管は兼用しない」「満水試験」。
問76-2
配管の支持と貫通部に関する次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。
ア.横走り配管は、管の種類と口径に応じた間隔で支持する。
イ.防火区画の貫通部に紙製の仮枠を使ったときは、仮枠を残したまま隙間を充填する。
ウ.複数階にわたる立て管は、各階1箇所に形鋼振れ止め支持を行う。
エ.銅管を鋼製の金物で支持するときは、絶縁せずに直接取り付ける。
  • ①アとイ
  • ②アとエ
  • ③イとウ
  • ④イとエ
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正解 ④イとエ
解説
適当でないものは イとエ です。公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、配管のスリーブに紙製などの仮枠を使った部分は、配管の施工前に必ず仮枠を取り外し、配管後にモルタルやロックウールなどで充塡することとしています。また、ステンレス鋼管や銅管を鋼製の金物で支持するときは、合成樹脂で被覆した金具を用いるか、ゴムシートや絶縁テープなどを介して取り付けます。

各記述の検討
・ア:適当。細い管や樹脂管ほど間隔を短くして、たわみを防ぎます。
・イ:適当でない。燃える仮枠が残っていると、火災のときにそこが炎や煙の通り道になります。
・ウ:適当。管の重量や地震の揺れに備え、各階1箇所に形鋼振れ止め支持を行います。
・エ:適当でない。銅と鋼が直接触れると、異種金属の接触で腐食が起こるため、絶縁して取り付けます。

覚え方のポイント
配管の支持は「種類と口径に応じた間隔」「立て管は各階で振れ止め」「銅管やステンレス鋼管は絶縁して支持」。防火区画の貫通部は「仮枠を撤去して不燃材料で充塡」。
問86-2
配管の腐食と防食に関する次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。
ア.開放系の冷却水配管で、機器の鋼製の接続部にステンレス鋼管をつなぐ箇所には、絶縁継手は不要である。
イ.地中に埋設する鋼管には、防食テープなどで防食の措置を施す。
ウ.塩ビライニング鋼管は、切断の速いパイプカッターで切断する。
エ.銅管の給湯管では、流速が速くなりすぎないように管径を選ぶ。
  • ①アとウ
  • ②アとエ
  • ③イとウ
  • ④ウとエ
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正解 ①アとウ
解説
適当でないものは アとウ です。公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、給水、給湯、開放系の冷温水や冷却水の配管で、機器の接続部の金属と配管の金属のイオン化傾向が大きく異なる場合(鋼とステンレス、鋼と銅)は、絶縁継手を使用して絶縁することとしています。また、塩ビライニング鋼管などのパイプカッターによる切断は禁止されています。

各記述の検討
・ア:適当でない。鋼とステンレスが水を介して接すると、電位の低い鋼の側が腐食するため、絶縁継手で絶縁します。
・イ:適当。土や水分による腐食を防ぐため、防食テープなどで防食の措置を施します。
・ウ:適当でない。パイプカッターで切断すると、管端が内側へ絞られてライニングがはがれたり傷ついたりします。帯のこ盤やねじ切り機搭載形の自動丸のこ機などで切断します。
・エ:適当。流速が速すぎると潰食(かいしょく)が起こりやすいため、流速を抑えます。

覚え方のポイント
防食の要点は「異種金属は絶縁継手」「埋設鋼管は防食テープ」「ライニング鋼管はパイプカッター禁止、管端防食継手を使う」「銅管は流速を抑える」。
問96-2
冷媒配管の施工に関する次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。
ア.冷媒配管の施工中は、管の端部をふさいで、ごみや水分の侵入を防ぐ。
イ.冷媒配管の気密試験は、水を満たして行うのが一般的である。
ウ.冷媒配管の気密試験の後は、真空引きを行って管内の水分を取り除く。
エ.冷媒配管のろう付けは、管内に何も流さずに行うのがよい。
  • ①アとイ
  • ②アとエ
  • ③イとウ
  • ④イとエ
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正解 ④イとエ
解説
適当でないものは イとエ です。記述イとエには誤りがあり、ほかの2つは正しい内容です。
本試験の施工管理法(基礎的な能力)の問題と同じく、2つとも正しく見分けられて初めて正解になります。1つだけ分かる、という状態から一歩進めることが得点につながります。

各記述の検討
・ア:適当。冷媒回路に異物や水分が入ると故障の原因になるため、端部をふさいで保管・施工します。
・イ:適当でない。冷媒配管の気密試験は、窒素ガスなどの乾燥した気体で加圧して行います。水を入れると水分が残り故障の原因になります。
・ウ:適当。真空ポンプで管内を真空にして、空気や水分を取り除きます。
・エ:適当でない。ろう付けの熱で管内に酸化皮膜ができないよう、窒素ガスを流しながら行う(窒素置換)のが一般的です。

覚え方のポイント
冷媒配管の3原則は「乾燥・清浄・気密」。気密試験は窒素ガス、ろう付けは窒素置換、最後に真空引き。
問106-2
屋上の機器の設置に関する次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。
ア.冷却塔は、外気取入口の近くに設けて、効率よく外気を取り入れる。
イ.冷却塔は、煙突などの排気を吸い込まない位置に設ける。
ウ.屋外に設置する機器は、強風や地震で転倒しないように固定する。
エ.冷却塔回りの配管の荷重は、冷却塔本体で支持させる。
  • ①アとイ
  • ②アとエ
  • ③イとエ
  • ④ウとエ
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正解 ②アとエ
解説
適当でないものは アとエ です。冷却塔から飛散する水滴にはレジオネラ属菌が含まれるおそれがあるため、外気取入口や窓から離して設置します。また、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)では、冷却塔回りの配管は、その荷重が直接冷却塔本体にかからないよう十分に支持し、冷却水の出入口側などには合成ゴム製のフレキシブルジョイントを設けることとしています。

各記述の検討
・ア:適当でない。飛散水が外気取入口から建物内に取り込まれると衛生上問題があるため、外気取入口から離して設けます。
・イ:適当。排気を吸い込むと、冷却水の汚れや腐食、能力の低下の原因になります。
・ウ:適当。アンカーボルトなどで基礎に固定し、転倒や移動を防ぎます。
・エ:適当でない。冷却塔の本体は樹脂製の部分も多く、配管の荷重をかけると破損や変形の原因になります。配管は別に支持します。

覚え方のポイント
冷却塔は「外気取入口と煙突から離す」「ショートサーキットや水滴の飛散を確認」「配管の荷重を本体にかけずフレキシブルジョイントで接続」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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