視覚障害のある人に、食卓の上の料理の配置を伝える方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①時計の文字盤に見立てて、食器の位置を伝える
- ②「こちら」「あちら」と指で示しながら伝える
- ③器の色や模様を詳しく説明して、位置を伝える
- ④位置は伝えずに、介護職が一品ずつ口に運ぶ
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視覚障害のある人に物の位置を伝えるときは、クロックポジションという方法が役立ちます。テーブルを時計の文字盤に見立てて、「6時の位置にご飯、12時の位置にみそ汁があります」のように、手前を6時として位置を伝えます。
位置を具体的に知ることで、本人が自分で食べ物を選び、自分のペースで食事をすることができます。必要に応じて、本人の手を器に触れてもらって確認することも有効です。
他の選択肢が不適切な理由
「「こちら」「あちら」と指で示しながら伝える」は、指し示す動作が見えないため、「こちら」「あちら」のような指示語では位置が伝わらないからです。
「器の色や模様を詳しく説明して、位置を伝える」は、色や模様の説明だけでは食器がどこにあるかが分からず、位置を伝える方法として適切ではないためです。
「位置は伝えずに、介護職が一品ずつ口に運ぶ」は、自分で食べられる人の力を奪い、自分で選んで食べるという自己決定の機会もなくしてしまうためです。
試験の罠
視覚障害のある人への対応では、指示語(これ・あれ・そこ)を使わず、具体的な言葉で伝えることが基本です。クロックポジションは「手前が6時」と覚えましょう。