社会保険の種類と、その保険者(制度を運営する主体)の組合せとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①後期高齢者医療制度 ― 都道府県
- ②国民年金 ― 市町村
- ③雇用保険 ― 政府
- ④労働者災害補償保険 ― 全国健康保険協会
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雇用保険は、政府(国)が管掌する社会保険です(雇用保険法第2条)。失業したときの給付や、育児休業・介護休業をしたときの給付などを行い、働く人の生活と雇用の安定を支えます。事務の窓口は公共職業安定所(ハローワーク)です。
社会保険は、保険料を集めて給付を行う「保険者」が制度ごとに決まっています。誰が運営しているかを知ることは、手続きの窓口を理解することにもつながります。
他の選択肢が不適切な理由
「後期高齢者医療制度 ― 都道府県」は、後期高齢者医療制度を運営するのは、都道府県ごとにすべての市町村が加入してつくる後期高齢者医療広域連合だからです(高齢者の医療の確保に関する法律第48条)。都道府県そのものではありません。
「国民年金 ― 市町村」は、国民年金は政府が管掌する制度だからです(国民年金法第3条)。実際の事務は日本年金機構が行い、市町村は届出の受付など一部の事務を担うにとどまります。
「労働者災害補償保険 ― 全国健康保険協会」は、労災保険は政府が管掌するためです(労働者災害補償保険法第2条)。全国健康保険協会は、中小企業の会社員などが加入する健康保険(協会けんぽ)の保険者です。
試験の罠
政府が運営するのは「年金・雇用保険・労災保険」、介護保険は「市町村」、国民健康保険は「都道府県と市町村」、後期高齢者医療は「広域連合」です。都道府県と広域連合の取り違えがよく狙われます。