言語聴覚士(ST)の主な役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①寝返りや起き上がり、歩行などの基本動作の訓練を行う
- ②食事や家事など、生活に必要な応用的な動作の訓練を行う
- ③栄養状態を評価して、食事の内容や栄養の管理を行う
- ④話すことや飲み込むことに障害がある人の訓練を行う
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言語聴覚士(ST)は、言語聴覚士法に基づく国家資格で、音声機能・言語機能・聴覚に障害のある人に対して、その機能の維持向上を図るための訓練、検査、助言、指導などを行います。医師または歯科医師の指示の下で、嚥下(飲み込み)の訓練も行います。
介護職は、STから食事の姿勢や食べ物の形態、コミュニケーションの方法について助言を受け、日々の介護に生かします。
他の選択肢が不適切な理由
「寝返りや起き上がり、歩行などの基本動作の訓練を行う」は、理学療法士(PT)の主な役割だからです。理学療法士は、運動療法や温熱などの物理療法で基本的な動作能力の回復を図ります。
「食事や家事など、生活に必要な応用的な動作の訓練を行う」は、作業療法士(OT)の主な役割だからです。作業療法士は、手芸や工作などの作業を通じて応用的な動作能力や社会的適応能力の回復を図ります。
「栄養状態を評価して、食事の内容や栄養の管理を行う」は、管理栄養士の主な役割だからです。
試験の罠
「PT=基本動作(起きる・立つ・歩く)」「OT=応用動作・作業(食事・家事・趣味)」「ST=言語・聴覚・嚥下」の区別は頻出です。飲み込みの訓練がSTの役割であることは特によく問われます。