生理的老化の特徴として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ①特定の人にだけ起こり、治療によって元の状態に戻る変化
- ②生活習慣が原因で起こり、進行を完全に止められる変化
- ③若い年代から急に起こり、からだの一部に限られる変化
- ④誰にでも起こり、年齢とともに少しずつ進んでいく変化
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生理的老化とは、病気がなくても加齢によって誰にでも起こる心身の変化のことです。一般に、誰にでも起こる(普遍性)、からだの内側から起こる(内在性)、少しずつ進み元に戻らない(進行性)、生きていくうえで不利にはたらく(有害性)という特徴があるとされています。
これに対して、病気によって特定の人に起こる変化を病的老化といいます。老化と病気を区別し、病気のサインを見逃さないことが介護職には求められます。
他の選択肢が不適切な理由
「特定の人にだけ起こり、治療によって元の状態に戻る変化」は、病気による変化の説明に近いものです。生理的老化は誰にでも起こり、元の状態に戻ることはありません。
「生活習慣が原因で起こり、進行を完全に止められる変化」は、生活習慣は病的老化に影響しますが、生理的老化は生活習慣にかかわらず起こり、進行を完全に止めることはできないためです。ただし、運動などで進み方を緩やかにすることはできます。
「若い年代から急に起こり、からだの一部に限られる変化」は、生理的老化は長い時間をかけてゆっくり進み、全身のさまざまな器官に現れるためです。
試験の罠
生理的老化は「誰にでも・内側から・ゆっくり進む・元に戻らない」、病的老化は「一部の人に・病気が原因で・治療の対象になる」と対比して覚えましょう。