問12-4
上場株式に係る株式等振替制度に関する記述として、正しいものはどれか。
- ①上場株式の株券は、投資者の請求があれば発行会社が発行することとされている。
- ②上場株式の権利の帰属は、振替口座簿の記載または記録により定まっている。
- ③振替口座簿への記載は、発行会社が株主名簿に基づいて自ら行っている。
- ④株式等振替制度の対象は、上場する社債および投資信託受益権に限られている。
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正解
②上場株式の権利の帰属は、振替口座簿の記載または記録により定まっている。
解説
上場株式は株券が廃止され、株式等振替制度のもとで電子的に管理されています。
この制度では、誰がどの銘柄を何株持っているかは振替機関や口座管理機関が備える振替口座簿の記載または記録によって定まります。売買による移転も、口座間の振替という帳簿上の処理によって行われます。
紙の株券をやり取りしていた時代には、紛失や偽造、盗難、受渡しの事務負担といった問題が避けられませんでした。電子化はこれらを根本から解消し、決済期間の短縮も可能にしました。
投資者の口座は取引先の口座管理機関に開設され、その上に振替機関が置かれる階層構造になっています。
他の選択肢が誤りである理由
上場株式については株券が廃止されているため、請求により株券が発行されることはありません。
振替口座簿を備えて記載を行うのは振替機関および口座管理機関であり、発行会社が自ら記載するのではありません。発行会社はむしろ振替機関からの総株主通知を受けて株主名簿を書き換えます。
この制度の対象には株式が含まれており、社債と投資信託受益権に限られてはいません。
覚え方のポイント
紙の券面ではなく口座簿の記録が権利の所在を決める、という一点を押さえます。
上場株式は株券が廃止され、株式等振替制度のもとで電子的に管理されています。
この制度では、誰がどの銘柄を何株持っているかは振替機関や口座管理機関が備える振替口座簿の記載または記録によって定まります。売買による移転も、口座間の振替という帳簿上の処理によって行われます。
紙の株券をやり取りしていた時代には、紛失や偽造、盗難、受渡しの事務負担といった問題が避けられませんでした。電子化はこれらを根本から解消し、決済期間の短縮も可能にしました。
投資者の口座は取引先の口座管理機関に開設され、その上に振替機関が置かれる階層構造になっています。
他の選択肢が誤りである理由
上場株式については株券が廃止されているため、請求により株券が発行されることはありません。
振替口座簿を備えて記載を行うのは振替機関および口座管理機関であり、発行会社が自ら記載するのではありません。発行会社はむしろ振替機関からの総株主通知を受けて株主名簿を書き換えます。
この制度の対象には株式が含まれており、社債と投資信託受益権に限られてはいません。
覚え方のポイント
紙の券面ではなく口座簿の記録が権利の所在を決める、という一点を押さえます。