2026年版・5-7

不動産有効活用と投資分析の一問一答

FP2級試験「不動産」から、不動産有効活用と投資分析に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問15-7

土地の有効活用における自己建設方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①土地所有者が自ら企画・資金調達・建築を行い、賃貸事業等を運営する方式である。
  • ②自己建設方式では、土地所有者は事業のすべてをデベロッパー等に任せ一切関与しない。
  • ③自己建設方式は、土地の所有権をデベロッパーに譲渡することが前提の方式である。
  • ④自己建設方式は、事業に関する専門的なノウハウが一切不要な方式である。
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正解 ①土地所有者が自ら企画・資金調達・建築を行い、賃貸事業等を運営する方式である。
解説
自己建設方式は、土地所有者自らが事業の企画から資金調達、建築、その後の賃貸事業の運営までを行う方式で、収益はすべて土地所有者に帰属しますが、そのぶんノウハウや手間、資金調達力が必要になります。

他の選択肢が不適切な理由
すべてを他者任せにする方式ではなく、土地所有者自身が主体的に関与します。土地の所有権は土地所有者が保持したまま行う方式です。事業ノウハウが必要となる点が、この方式のデメリットの一つとされています。
問25-7

等価交換方式による土地の有効活用に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①土地所有者が土地を提供し、デベロッパーが建築費を負担して、それぞれの出資比率に応じて建物の一部を取得する方式である。
  • ②原則として、等価交換方式においては、土地所有者自身が建築資金の全額をあくまで単独ですべて負担する必要があるのである。
  • ③原則として、等価交換方式というものは、土地の所有権を一切手放すことなく実施できる唯一無二の方式にほかならない。
  • ④原則として、等価交換方式によって取得した建物については、税制上の特例は一切適用されることがないものである。
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正解 ①土地所有者が土地を提供し、デベロッパーが建築費を負担して、それぞれの出資比率に応じて建物の一部を取得する方式である。
解説
等価交換方式は、土地所有者が土地の全部または一部を提供し、デベロッパーが建築資金を負担して建物を建設し、提供した土地の価額と建築費の割合に応じて、それぞれが土地・建物の権利を取得する方式です。

他の選択肢が不適切な理由
建築資金は主にデベロッパーが負担するため、土地所有者が自ら資金を負担する必要は原則ありません。等価交換方式では土地の権利の一部をデベロッパーに譲渡することが前提です。一定の要件を満たせば、譲渡所得の課税繰延べ等の特例(立体買換えの特例等)が適用される場合があります。
問35-7

事業受託方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①土地の所有権を維持したまま、デベロッパー等に土地活用の事業全般の企画・運営を委託する方式である。
  • ②一般に、事業受託方式においては、事業期間中、土地の所有権はデベロッパーに移転するものにほかならない。
  • ③一般に、事業受託方式は、土地所有者が資金調達を含めすべての業務を自ら行う方式にほかならない。
  • ④一般に、事業受託方式は、信託銀行の側に土地の名義を移転することが前提の方式にほかならない。
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正解 ①土地の所有権を維持したまま、デベロッパー等に土地活用の事業全般の企画・運営を委託する方式である。
解説
事業受託方式は、土地所有者が土地の所有権を維持したまま、事業の企画、建築、管理・運営等をデベロッパー等の事業者に委託し、その対価として報酬を支払う方式です。

他の選択肢が不適切な理由
土地の所有権は土地所有者に維持されたままです。資金調達等も事業者に委託できる点がこの方式の特徴です。名義を信託銀行に移転する方式は土地信託方式であり、事業受託方式とは異なります。
問45-7

土地信託方式に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①信託銀行に土地の名義を信託し、信託銀行が計画・建築・運営を行い、信託配当を受け取る方式である。
  • ②一般に、土地信託方式においては、信託期間中も土地の名義は土地所有者のもとに残るものにほかならない。
  • ③一般に、土地信託方式は、土地所有者が自己資金で建物を建設することが前提の方式にほかならない。
  • ④原則として、土地信託方式による収益については、常に事前に確定した固定額が保証されるのである。
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正解 ①信託銀行に土地の名義を信託し、信託銀行が計画・建築・運営を行い、信託配当を受け取る方式である。
解説
土地信託方式は、土地所有者(委託者)が信託銀行等に土地の名義を信託し、信託銀行が企画・資金調達・建築・管理運営までを行い、その運用成果に応じた信託配当を土地所有者が受け取る方式です。

他の選択肢が不適切な理由
信託期間中は土地の名義が形式的に信託銀行に移転する点が特徴です。建築資金は信託銀行側で調達するのが一般的で、自己資金での建設が前提ではありません。信託配当は運用実績に応じて変動し、固定額が保証されるものではありません。
問55-7

不動産投資における表面利回りに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①年間賃料収入を投資額(購入価格)で割って算出する、経費を考慮しない簡便な利回りである。
  • ②なお、表面利回りとは、諸経費を差し引いた後の純収益をもとに算出する利回りである。
  • ③この点に関しては、表面利回りというものは、実質利回りよりも常に低い数値になる指標である。
  • ④一般に、表面利回りの計算においては、投資額(購入価格)は用いられないのである。
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正解 ①年間賃料収入を投資額(購入価格)で割って算出する、経費を考慮しない簡便な利回りである。
解説
表面利回り(グロス利回り)は「年間賃料収入÷投資額(購入価格)×100」で算出する簡便な利回りで、管理費や税金等の諸経費を考慮しないため、実際の収益性を必ずしも正確に反映しません。

他の選択肢が不適切な理由
諸経費を考慮した利回りは実質利回り(ネット利回り)です。諸経費を考慮しない分、表面利回りは実質利回りより高い数値になるのが一般的です。投資額は表面利回りの計算に用いる分母です。
問65-7

不動産投資における実質利回り(NOI利回り)に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①年間賃料収入から諸経費を差し引いた純収益を投資額で割って算出する利回りである。
  • ②実質利回りというのは、諸経費を一切考慮せずに算出する利回りである。
  • ③制度上は、実質利回りというものは、表面利回りと常に同一の数値になる指標である。
  • ④現に、実質利回りの計算に、管理費や固定資産税などの経費は反映されない。
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正解 ①年間賃料収入から諸経費を差し引いた純収益を投資額で割って算出する利回りである。
解説
実質利回り(NOI利回り)は「(年間賃料収入-諸経費)÷投資額×100」で算出する利回りで、管理費・修繕費・固定資産税等の運営コストを考慮するため、表面利回りより実態に近い収益性を示します。

他の選択肢が不適切な理由
諸経費を考慮する点が実質利回りの特徴です。諸経費を考慮するかどうかの違いにより表面利回りとは異なる数値になります。管理費や固定資産税等の経費は実質利回りの計算に反映されます。
問75-7

不動産投資分析で用いられるDCF法(ディスカウント・キャッシュ・フロー法)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①将来得られるキャッシュフローと将来の売却価格を、現在価値に割り引いて収益価格を求める手法である。
  • ②一般に、DCF法は、対象不動産の周辺エリアにおける過去の取引事例のみをもとに価格を求める手法である。
  • ③なお、DCF法は、将来のキャッシュフローを一切考慮せず現在の収益のみで評価する手法である。
  • ④原則として、DCF法というものは、賃貸用不動産の評価には用いられない手法という内容である。
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正解 ①将来得られるキャッシュフローと将来の売却価格を、現在価値に割り引いて収益価格を求める手法である。
解説
DCF法は、保有期間中に得られる各期のキャッシュフローと、保有期間終了時に見込まれる売却価格(復帰価格)を、それぞれ現在価値に割り引いて合計することで収益価格を求める、収益還元法の一手法です。

他の選択肢が不適切な理由
取引事例のみをもとにする手法は取引事例比較法です。DCF法は将来のキャッシュフローを反映することが特徴です。賃貸用不動産の投資分析において広く用いられる手法です。
問85-7

不動産投資分析で用いられるNOI(純収益)に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①総収入から運営費用(諸経費)を差し引いて算出される、実質的な収益力を示す指標である。
  • ②実は、NOIというものは、借入金の返済額を差し引く前の総収入そのものを指す指標である。
  • ③一般に、NOIには、減価償却費や借入金の元利返済額を必ず含めて計算するのである。
  • ④現に、NOIというものは、不動産の取得価格のみをもとに算出される指標である。
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正解 ①総収入から運営費用(諸経費)を差し引いて算出される、実質的な収益力を示す指標である。
解説
NOI(Net Operating Income、純収益)は、賃料等の総収入から管理費・修繕費・固定資産税等の運営費用(借入金の返済額や減価償却費は含まない)を差し引いて算出され、不動産の実質的な収益力を示す指標として、収益還元法等で用いられます。

他の選択肢が不適切な理由
総収入そのものではなく経費を差し引いた後の金額です。借入金の元利返済額や減価償却費は、通常NOIの計算には含めません。取得価格のみで決まる指標ではなく、実際の収入・経費の実績等をもとに算出します。
問95-7

不動産投資におけるレバレッジ効果に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①一般に、借入金を活用することで、自己資金に対する投資利回りを高める効果を指す。
  • ②レバレッジ効果とは、自己資金のみで投資することで得られる効果を指す用語である。
  • ③なお、レバレッジ効果を活用すれば、投資に伴うリスクは一切生じなくなる。
  • ④レバレッジ効果は、不動産投資には適用されず株式投資にのみ適用される概念である。
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正解 ①一般に、借入金を活用することで、自己資金に対する投資利回りを高める効果を指す。
解説
レバレッジ効果とは、借入金を活用して投資規模を拡大することで、自己資金に対する投資利回り(自己資金利回り)を高める効果のことです。ただし借入金利が投資利回りを上回ると、逆に自己資金の利回りが低下する「逆レバレッジ」が生じるリスクもあります。

他の選択肢が不適切な理由
自己資金のみの投資はレバレッジ効果とは呼びません。借入金の活用は金利変動リスク等を伴い、リスクが一切なくなるわけではありません。株式の信用取引だけでなく不動産投資にも該当する概念です。
問105-7

不動産賃貸経営におけるサブリース方式に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①オーナーがサブリース業者に一括して賃貸し、サブリース業者がさらに入居者に転貸する方式である。
  • ②サブリース方式では、空室が生じた場合、オーナーの賃料収入は入居状況にかかわらず一切保証されない。
  • ③サブリース方式というのは、オーナーが個々の入居者と直接賃貸借契約を締結する方式である。
  • ④サブリース方式による賃料は、契約後見直されることなく将来にわたって永続的に固定される。
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正解 ①オーナーがサブリース業者に一括して賃貸し、サブリース業者がさらに入居者に転貸する方式である。
解説
サブリース方式は、オーナーが賃貸物件をサブリース業者に一括して賃貸し、サブリース業者がさらに個々の入居者に転貸する方式で、空室の有無にかかわらず一定の賃料(保証賃料)がオーナーに支払われる仕組みが一般的です。

他の選択肢が不適切な理由
保証賃料により空室リスクの一部が軽減される点がこの方式のメリットです。オーナーが入居者と直接契約するのではなくサブリース業者が転貸を行います。保証賃料は契約により将来的に見直される(減額される)ことがあり、永続的に固定されるとは限りません。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。