2026年版・3-4

債券投資の一問一答

FP2級試験「金融資産運用」から、債券投資に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-4

債券の基本的な仕組みに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①額面金額、表面利率(クーポンレート)、償還期限があらかじめ定められている確定利付商品である。
  • ②債券は、株式と同様に発行時にも償還期限が定められておらず、発行体が任意に決定する商品である。
  • ③一般に、債券には、利付債であっても、あらかじめ定められた表面利率という概念は存在しない。
  • ④原則として、債券は、発行体の負債ではなく株式と全く同じ性質を持つ出資証券として発行される。
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正解 ①額面金額、表面利率(クーポンレート)、償還期限があらかじめ定められている確定利付商品である。
解説
債券は、発行時に額面金額、利息の水準を示す表面利率(クーポンレート)、償還期限があらかじめ定められている確定利付の有価証券です。

他の選択肢が不適切な理由
償還期限は発行時に定められます。多くの債券には表面利率が設定されます(割引債など例外もあります)。債券は発行体に対する貸付(負債)の性質を持ち、出資証券である株式とは法的性質が異なります。
問23-4

利付債と割引債の違いに関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①利付債は定期的に利子が支払われるのに対し、割引債は額面より低い価格で発行され利子の支払いがない。
  • ②原則として、利付債は利子の支払いというものが一切なく、割引債は定期的に利子が支払われる債券である。
  • ③原則として、利付債・割引債のいずれも、償還差損益が生じず発行価格は必ず額面金額と同額である。
  • ④一般に、割引債は、発行時とは逆に、償還時に額面金額を下回る金額でしか償還されない債券である。
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正解 ①利付債は定期的に利子が支払われるのに対し、割引債は額面より低い価格で発行され利子の支払いがない。
解説
利付債は保有期間中に定期的に利子(クーポン)が支払われる債券であるのに対し、割引債(ゼロクーポン債)は利子の支払いがない代わりに額面金額より低い価格で発行され、償還時に額面金額で償還されることで実質的な利益(償還差益)が生じます。

他の選択肢が不適切な理由
利付債と割引債の説明が逆になっています。割引債は額面より低い価格で発行されるのが一般的です。割引債は償還時には額面金額で償還されるのが基本です。
問33-4

市場金利と債券価格の関係に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①一般に、市場金利が上昇すると、既発行の債券の価格は下落する傾向がある。
  • ②一般に、市場金利が上昇すると、既発行の債券の価格も同時に上昇する傾向がある。
  • ③市場金利の変動は、既発行の債券の市場価格には全く影響を及ぼさない。
  • ④市場金利が低下すると、既発行の債券の価格も同様に低下する傾向がある。
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正解 ①一般に、市場金利が上昇すると、既発行の債券の価格は下落する傾向がある。
解説
市場金利が上昇すると、既発行の債券(表面利率が固定されている)の相対的な魅力が低下するため、その債券の市場価格は下落する傾向があります。金利と債券価格は逆相関の関係にあります。

他の選択肢が不適切な理由
金利上昇時に債券価格が上昇するわけではありません。市場金利の変動は債券の市場価格に大きく影響します。金利が低下すると債券価格は上昇する傾向があります。
問43-4

個人向け国債に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①変動10年・固定5年・固定3年の3種類があり、いずれも0.05%の金利下限が保証されている。
  • ②一般に、個人向け国債は、換金制度があっても、発行後いつでも中途換金できず満期まで保有する必要がある。
  • ③一般に、個人向け国債は、名称とは異なり法人のみが購入できる商品であり個人は購入できない。
  • ④一般に、個人向け国債には、金利情勢が悪化しても、金利の下限保証という仕組みは設けられていない。
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正解 ①変動10年・固定5年・固定3年の3種類があり、いずれも0.05%の金利下限が保証されている。
解説
個人向け国債には変動金利型10年満期、固定金利型5年満期、固定金利型3年満期の3種類があり、いずれも年0.05%の金利下限が保証されています。

他の選択肢が不適切な理由
発行から一定期間(原則1年)経過後は中途換金制度を利用できます。個人向け国債は個人が購入できる商品として設計されています。金利の下限保証はこの商品の特徴の一つです。
問53-4

債券の応募者利回りに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①新規発行時に購入し、償還まで保有した場合の年換算利回りを示す指標である。
  • ②応募者利回りは、既発行の債券を市場で購入した場合にのみ用いられる利回りである。
  • ③一般に、応募者利回りは、債券の表面利率と常に同一の値になる指標である。
  • ④応募者利回りの計算には、表面利率だけで足り、償還差損益は考慮されない。
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正解 ①新規発行時に購入し、償還まで保有した場合の年換算利回りを示す指標である。
解説
応募者利回りは、新規発行される債券を発行時に購入し、償還まで保有した場合の年換算利回りを示す指標で、表面利率に加えて発行価格と額面金額の差(償還差損益)も考慮して計算されます。

他の選択肢が不適切な理由
新規発行時の購入を前提とした利回りであり、既発行債の購入時の利回りは別途「所有期間利回り」等の概念で計算します。発行価格が額面と異なれば表面利率とは異なる値になります。償還差損益は計算に反映されます。
問63-4

債券の信用格付けに関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①格付機関が発行体の元利金支払能力を評価したもので、一般にBBB(トリプルB)格相当以上が投資適格債とされる。
  • ②原則として、信用格付けは、発行体の元利金の支払能力ではなく、単に債券の市場価格の変動幅のみを示す指標である。
  • ③原則として、格付けが高い債券ほど、信用力が低い分、一般に表面利率は必ず高く設定される傾向がある。
  • ④原則として、信用格付けは、発行体や銘柄を問わずすべての債券について同一の評価がなされる制度である。
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正解 ①格付機関が発行体の元利金支払能力を評価したもので、一般にBBB(トリプルB)格相当以上が投資適格債とされる。
解説
信用格付けは、格付機関が発行体の元利金の支払能力(信用力)を評価し記号等で示したもので、一般にBBB(トリプルB)格相当以上が「投資適格債」、それを下回るものが「投機的格付債」とされます。

他の選択肢が不適切な理由
価格変動幅そのものではなく信用力(デフォルトリスク)を評価する指標です。一般に格付けが低い(信用力が低い)債券ほど、投資家に求められる利回りが高くなるため表面利率は高くなる傾向があります。発行体・銘柄ごとに個別に評価されます。
問73-4

債券投資におけるデュレーションに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①債券への投資資金の平均回収期間を示す指標で、金利変動に対する価格感応度の目安にもなる。
  • ②デュレーションは、投資資金の回収期間ではなく債券の発行体の信用力のみを示す指標である。
  • ③デュレーションの数値が大きいほど、償還が近い分、金利変動の影響を受けにくい。
  • ④デュレーションは、債券投資ではなく株式投資においてのみ用いられる指標である。
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正解 ①債券への投資資金の平均回収期間を示す指標で、金利変動に対する価格感応度の目安にもなる。
解説
デュレーションは、債券投資における投資資金の平均回収期間を示す指標で、一般にデュレーションが大きいほど金利変動に対する債券価格の感応度(変動幅)が大きくなる傾向があります。

他の選択肢が不適切な理由
信用力そのものを示す指標ではありません。デュレーションが大きいほど金利変動の影響を受けやすくなります。主に債券投資で用いられる概念です。
問83-4

債券投資における主なリスクに関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①発行体の財務状況悪化により元利金の支払いが滞る信用リスク(デフォルトリスク)がある。
  • ②債券投資には、償還まで保有しても、金利変動によって価格が変動するリスクは一切存在しない。
  • ③債券投資には、格付けの水準を問わず発行体の財務状況にかかわらず一切のリスクが存在しない。
  • ④債券は、発行体が破綻しても、額面金額の全額が確実に償還されることが保証されている。
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正解 ①発行体の財務状況悪化により元利金の支払いが滞る信用リスク(デフォルトリスク)がある。
解説
債券投資には、発行体の財務状況の悪化により元利金の支払いが滞る信用リスク(デフォルトリスク)のほか、金利変動により価格が変動する金利変動リスク、途中償還により当初想定した運用が継続できなくなる途中償還リスク等があります。

他の選択肢が不適切な理由
金利変動リスクは債券投資の代表的なリスクの一つです。発行体の信用力によりリスクの程度は異なりますがリスクが皆無ではありません。発行体が破綻すれば額面金額どおりに償還されない可能性があります。
問93-4

劣後債に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①発行体が破綻した場合の弁済順位が普通社債より低く設定され、その分利回りが高めになる傾向がある。
  • ②一般に、劣後債は、リスクが低い分、発行体が破綻した場合の弁済順位が普通社債より優先される債券である。
  • ③原則として、劣後債は、リスクが低い分、他の債券よりも一般に低い利回りで発行される傾向がある。
  • ④原則として、劣後債には、弁済順位が低くても、元本や利息の支払いに関するリスクは一切存在しない。
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正解 ①発行体が破綻した場合の弁済順位が普通社債より低く設定され、その分利回りが高めになる傾向がある。
解説
劣後債は、発行体が破綻した場合の弁済順位が普通社債よりも低く(劣後して)設定されている分、投資家が負うリスクが高くなるため、一般に普通社債より高い利回りが設定される傾向があります。

他の選択肢が不適切な理由
弁済順位は普通社債より劣後(低い)します。リスクが高い分、利回りは他の債券より高めになる傾向があります。弁済順位が低い分、元利金の支払いに関するリスクは相対的に高くなります。
問103-4

外国債券(外貨建て債券)に投資する場合の留意点に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①円換算した際の投資成果は、金利水準に加えて為替レートの変動の影響も受ける。
  • ②外国債券への投資でも、外貨建てなら為替レートの変動の影響を一切受けない。
  • ③外国債券は、外貨建てではなく必ず円建てで発行される債券のみを指す用語である。
  • ④一般に、外国債券には、国内債券と異なり信用リスクや金利変動リスクの概念が存在しない。
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正解 ①円換算した際の投資成果は、金利水準に加えて為替レートの変動の影響も受ける。
解説
外貨建ての外国債券に投資する場合、利子や償還金は外貨で支払われるため、円換算した際の投資成果は、債券自体の金利水準や価格変動に加え、為替レートの変動(円高・円安)の影響も受けます。

他の選択肢が不適切な理由
為替変動リスクを大きく受けます。外国債券には円建てで発行される「円建外債(サムライ債等)」も含まれ、外貨建てに限定されません。信用リスクや金利変動リスクは外国債券にも存在します。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。