産業医を選任しなければならない事業場の規模として、正しいものは次のうちどれか。
- ①常時50人以上の労働者を使用する事業場
- ②常時300人以上の労働者を使用する事業場
- ③常時30人以上の労働者を使用する事業場
- ④常時100人以上の労働者を使用する事業場
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正解は常時50人以上です。労働安全衛生法施行令5条が、業種を問わず常時50人以上の労働者を使用する事業場に産業医の選任義務を課しているからです。
産業医とは、労働者の健康管理などを行う医師で、そのための一定の研修を修了しているなどの要件を満たす人を指します。治療を行う主治医とは役割が違い、職場の側に立って「この人はこの働き方を続けて大丈夫か」を医学的に判断するのが仕事です。健康診断の結果に基づく措置、長時間労働者への面接指導、衛生教育、作業環境の維持管理などを担います。
衛生管理者・衛生委員会と同じく50人が境目である点が重要です。選任の期限も、衛生管理者と同じく事由の発生から14日以内です。
他の選択肢について
・常時30人以上:法令上、産業医の選任基準として定められた数字ではありません。
・常時100人以上:林業や建設業などで総括安全衛生管理者を選任すべき規模であり、産業医の基準ではありません。
・常時300人以上:製造業などで総括安全衛生管理者を選任すべき規模であり、これも別の基準です。