問12-1
鋼材の材質記号「SM490A」の意味に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- ①溶接構造用圧延鋼材であり、490は引張強さの下限値を示す
- ②一般構造用圧延鋼材であり、490は降伏点の下限値を示す
- ③耐候性熱間圧延鋼材であり、490は炭素含有量の上限値を示す
- ④建築構造用圧延鋼材であり、490は伸び率の下限値を示す
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正解
①溶接構造用圧延鋼材であり、490は引張強さの下限値を示す
解説
鋼材の記号は、JIS(日本産業規格)で先頭のアルファベットが鋼種を、後ろの数字が保証される強度の下限値を表します。
SMは溶接構造用圧延鋼材(JIS G 3106)を表す記号で、490は引張強さ(引きちぎられる直前の強さ)の下限値が490N/mm²であることを示します。
溶接構造用と名がつくのは、炭素量などの成分を絞って溶接したときに割れにくくしてあるためで、橋りょうなど溶接を多用する構造物に用いられます。
末尾のA・B・Cはシャルピー衝撃試験(粘り強さを測る試験)による区分で、SM490AにはJISの規定がなく、B・Cの順に高い吸収エネルギーが求められます。
本試験では、SS・SM・SMAの記号の入れ替えや、数字を降伏点だと言い換えた形で問われます。
他の選択肢が不適切な理由
「一般構造用圧延鋼材」はSSの記号で表し、SS400のように数字はやはり引張強さの下限値であって降伏点ではありません。
「耐候性熱間圧延鋼材」はSMAの記号で表し、数字は炭素量ではなく引張強さの下限値です。
「建築構造用圧延鋼材」はSNの記号で表し、数字は伸び率ではなく引張強さの下限値を示します。
鋼材の記号は、JIS(日本産業規格)で先頭のアルファベットが鋼種を、後ろの数字が保証される強度の下限値を表します。
SMは溶接構造用圧延鋼材(JIS G 3106)を表す記号で、490は引張強さ(引きちぎられる直前の強さ)の下限値が490N/mm²であることを示します。
溶接構造用と名がつくのは、炭素量などの成分を絞って溶接したときに割れにくくしてあるためで、橋りょうなど溶接を多用する構造物に用いられます。
末尾のA・B・Cはシャルピー衝撃試験(粘り強さを測る試験)による区分で、SM490AにはJISの規定がなく、B・Cの順に高い吸収エネルギーが求められます。
本試験では、SS・SM・SMAの記号の入れ替えや、数字を降伏点だと言い換えた形で問われます。
他の選択肢が不適切な理由
「一般構造用圧延鋼材」はSSの記号で表し、SS400のように数字はやはり引張強さの下限値であって降伏点ではありません。
「耐候性熱間圧延鋼材」はSMAの記号で表し、数字は炭素量ではなく引張強さの下限値です。
「建築構造用圧延鋼材」はSNの記号で表し、数字は伸び率ではなく引張強さの下限値を示します。