問11-1
土の原位置試験の一つである標準貫入試験に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- ①質量63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させて打撃する
- ②質量63.5kgのハンマーを30cmの高さから自由落下させて打撃する
- ③質量43.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させて打撃する
- ④質量43.5kgのハンマーを30cmの高さから自由落下させて打撃する
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正解
①質量63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させて打撃する
解説
標準貫入試験は、地盤をその場で調べる原位置試験の代表格で、方法はJIS A 1219に定められています。
質量63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させ、先端に取り付けた標準貫入試験用サンプラーを30cm打ち込むのに要した打撃回数をN値と呼びます。
ハンマーの質量と落下高さを固定するのは、1打撃あたりに地盤へ加わるエネルギーを常に一定にするためです。エネルギーがそろっていれば、どの現場で測っても同じ物差しで地盤の締まり具合を比べられます。N値が大きいほど締まった硬い地盤で、支持力の推定や基礎の設計に使われます。
あわせて採取した試料から土の種類も確認できます。本試験では、63.5kg・76cm・30cmという三つの数値を入れ替えた形で繰り返し問われます。
他の選択肢が不適切な理由
落下高さを30cmとするものは誤りで、30cmはハンマーを落とす高さではなく、サンプラーを打ち込む深さの値です。
質量43.5kgとするものはJISに存在しない値で、正しくは63.5kgです。
質量と落下高さの両方を誤ったものも当然成り立たず、63.5kgと76cmの組合せだけが正しい方法です。
標準貫入試験は、地盤をその場で調べる原位置試験の代表格で、方法はJIS A 1219に定められています。
質量63.5kgのハンマーを76cmの高さから自由落下させ、先端に取り付けた標準貫入試験用サンプラーを30cm打ち込むのに要した打撃回数をN値と呼びます。
ハンマーの質量と落下高さを固定するのは、1打撃あたりに地盤へ加わるエネルギーを常に一定にするためです。エネルギーがそろっていれば、どの現場で測っても同じ物差しで地盤の締まり具合を比べられます。N値が大きいほど締まった硬い地盤で、支持力の推定や基礎の設計に使われます。
あわせて採取した試料から土の種類も確認できます。本試験では、63.5kg・76cm・30cmという三つの数値を入れ替えた形で繰り返し問われます。
他の選択肢が不適切な理由
落下高さを30cmとするものは誤りで、30cmはハンマーを落とす高さではなく、サンプラーを打ち込む深さの値です。
質量43.5kgとするものはJISに存在しない値で、正しくは63.5kgです。
質量と落下高さの両方を誤ったものも当然成り立たず、63.5kgと76cmの組合せだけが正しい方法です。