2026年版・6-2

工程管理と工程表の一問一答

1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「施工管理法」から、工程管理と工程表に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験と同じく4択で出題しています。

問16-2

工程表の種類とその特徴に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①バーチャート工程表は、作成が容易で、各作業の開始日と終了日が分かる。
  • ②バーチャート工程表は、作業の相互関係が明確で、クリティカルパスが分かる。
  • ③ガントチャート工程表は、横軸に日付をとり、各作業の日程が分かりやすい。
  • ④ネットワーク工程表は、作成が最も容易で、作業の相互関係は表せない。
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正解 ①バーチャート工程表は、作成が容易で、各作業の開始日と終了日が分かる。
解説
バーチャート工程表は、縦軸に作業名、横軸に日付をとって、各作業の期間を横棒で示す工程表です。作成が容易で、各作業の開始日と終了日や所要日数が分かりやすいのが特徴です。

他の選択肢について
・相互関係が明確でクリティカルパスが分かる:ネットワーク工程表の特徴です。
・ガントチャートの横軸が日付:ガントチャートは横軸に各作業の達成度(%)をとる工程表で、日程は分かりにくいのが短所です。
・ネットワークの作成が最も容易:ネットワーク工程表は、作成に手間がかかりますが、作業の相互関係が明確に表せます。

覚え方のポイント
「バーチャート=日付・簡単」「ガントチャート=達成度」「ネットワーク=つながり・余裕」。
問26-2

工程管理に用いる曲線式工程表(Sカーブ)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①出来高の累計を表すもので、工事の初期に最も急で、終期に向かって緩やかになる。
  • ②出来高の累計を表し、初期と終期は緩やかで中期に急な曲線になりやすい。
  • ③各作業の開始日と終了日を横棒で表すもので、作業の相互関係が分かる。
  • ④作業員の人数の変化を表すもので、出来高の進み具合は表すことができない。
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正解 ②出来高の累計を表し、初期と終期は緩やかで中期に急な曲線になりやすい。
解説
曲線式工程表は、横軸に工期(時間)、縦軸に出来高の累計(%)をとった工程表です。工事の初期は準備で、終期は仕上げや検査で出来高が伸びにくく、中期に最も伸びるため、S字形の曲線(Sカーブ)になりやすい特徴があります。

他の選択肢について
・初期に最も急:初期は準備のため緩やかになるのが一般的です。
・横棒で表す:バーチャート工程表の説明です。
・人数の変化を表す:労務の山積み図の説明です。

覚え方のポイント
予定の上限と下限の2本のSカーブで囲んだ範囲を「バナナ曲線」といい、実績がこの範囲内にあれば工程は順調と判断します。
問36-2

工程と原価の関係に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①施工の速度を速めれば速めるほど、原価は安くなり続けていくものである。
  • ②工期を延ばし施工速度を落とすほど、間接費が減り原価は安くなる。
  • ③極端に施工の速度を速める突貫工事を行うと、原価は急に高くなる。
  • ④原価が最も安くなる施工速度は、突貫工事となる最大の施工速度である。
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正解 ③極端に施工の速度を速める突貫工事を行うと、原価は急に高くなる。
解説
施工の速度を上げると、一般に単位あたりの原価は下がっていきますが、さらに速度を上げて突貫工事になると、残業や人員・機械の増加などで原価が急に高くなります。

他の選択肢について
・速めるほど安くなり続ける:突貫工事になると原価は高くなります。
・工期を延ばすほど間接費が減る:現場の管理費などの間接費は、工期が長くなるほど増えます。施工速度を落としすぎると原価は高くなります。
・最も安いのは突貫工事の速度:原価が最も安くなるのは、突貫工事に入る手前の適切な速度(経済速度)です。

覚え方のポイント
「速すぎても遅すぎても高くつく」。原価が最も安くなる施工の速度(経済速度)で計画します。
問46-2

工期と工事費の関係に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①直接費は工期を延長すると増加し、間接費は工期を短縮すると増加する。
  • ②直接費と間接費は、どちらも工期を短縮するほど減少する。
  • ③最適な工期は、現場の間接費が最小となる工期のことである。
  • ④直接費は工期を短縮すると増加し、間接費は工期を延長すると増加する。
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正解 ④直接費は工期を短縮すると増加し、間接費は工期を延長すると増加する。
解説
材料費や労務費などの直接費は、工期を無理に短縮すると残業や人員の増加で増えます。現場の管理費などの間接費は、工期が長くなるほど増えます。直接費と間接費の合計が最小となる工期が、最も経済的な工期(最適工期)です。

他の選択肢について
・関係が逆:直接費は短縮で増加、間接費は延長で増加します。
・どちらも短縮で減少:直接費は短縮で増加します。
・間接費が最小:直接費と間接費の合計(総工事費)が最小となる工期が最適工期です。

覚え方のポイント
「直接費=急ぐと高い」「間接費=長引くと高い」「最適工期=合計が最小」。
問56-2

管路工事や道路工事など、作業場所が線的に移動する工事の工程管理に適した工程表として、最も適当なものはどれか。

  • ①斜線式工程表
  • ②ガントチャート工程表
  • ③レーダーチャート
  • ④パレート図
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正解 ①斜線式工程表
解説
斜線式工程表は、横軸に工事の区間(距離)、縦軸に日数をとり、各作業の進行を斜めの線で表す工程表です。管路工事や道路工事、トンネル工事など、作業場所が線的に移動する工事の工程管理に適しています。

他の選択肢について
・ガントチャート工程表:各作業の達成度を表す工程表で、場所の移動は表せません。
・レーダーチャート:複数の項目の評価を多角形で表すグラフで、工程表ではありません。
・パレート図:不良の項目を件数の多い順に並べた品質管理の図で、工程表ではありません。

覚え方のポイント
「線的な工事=斜線式(距離×日数)」。作業どうしの線が交わらないように計画すると、作業の干渉を避けられます。
問66-2

工程管理におけるPDCAサイクルに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①計画・確認・実施・改善の順に進め、工事の節目ごとにくり返す手順である。
  • ②計画し、実施し、進み具合を確認し、遅れがあれば是正する手順をくり返す。
  • ③進み具合に遅れが出ても、当初の計画は変えずに作業員の努力で取り戻す。
  • ④Cの段階は、作業を始める前に、計画が適切かどうかを確かめることをいう。
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正解 ②計画し、実施し、進み具合を確認し、遅れがあれば是正する手順をくり返す。
解説
工程管理は、計画(Plan)→実施(Do)→検討・確認(Check)→処置・改善(Act)のサイクルをくり返して行います。予定と実績を比べ、遅れがあれば原因を調べて是正します。

他の選択肢について
・計画・確認・実施・改善の順:順序はP→D→C→Aです。実施(D)の前に確認(C)を置くと、結果を確かめる段階がなくなります。
・計画を変えずに努力で取り戻す:遅れが出たら原因を調べ、計画の修正や人員・工法の見直しなどの対策を行います。
・Cは作業前の計画の確認:C(Check)は、実施した結果を計画と比べて確認する段階です。

覚え方のポイント
「P(計画)→D(実施)→C(確認)→A(改善)」をくり返す。品質管理・安全管理でも同じ考え方を使います。
問76-2

工程の短縮のための対策に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①並行して行える作業を増やし、複数の作業の同時進行を図る。
  • ②クリティカルパス上の作業に、人員や機械を重点的に配置する。
  • ③クリティカルパス上にない作業を短縮し、全体の工期を縮める。
  • ④工場で加工した部材を使用し、現場での作業の量を減らす。
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正解 ③クリティカルパス上にない作業を短縮し、全体の工期を縮める。
解説
全体の工期は、最も長い経路であるクリティカルパスで決まります。クリティカルパス上にない作業を短縮しても、全体の工期は短縮されません。

他の選択肢について
・並行して行える作業を増やす:適当です。作業の順序を見直して同時進行を図ります。
・クリティカルパス上の作業に重点配置:適当です。工期の短縮に直接効果があります。
・工場で加工した部材を使う:適当です(プレハブ化)。現場の作業時間を減らせます。

覚え方のポイント
「工期を縮めるならクリティカルパスを縮める」。短縮すると別の経路がクリティカルパスになることもあるため、再計算が必要です。
問86-2

工程計画における山積み・山崩しに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①日ごとの必要人員を積み上げ、突出した日をクリティカルパスの作業の移動でならす。
  • ②山崩しは、工期を延ばして、各日の作業員の人数を同じにすることをいう。
  • ③山積みは、ネットワーク工程表で各作業のフロートを計算することをいう。
  • ④日ごとの必要人員を積み上げ、突出した日を余裕のある作業の移動でならす。
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正解 ④日ごとの必要人員を積み上げ、突出した日を余裕のある作業の移動でならす。
解説
山積みは、各作業に必要な人員や機械を日ごとに積み上げて、必要量の山を表すことです。山崩しは、山が突出している日について、余裕(フロート)のある作業の日程を移動するなどして、必要量を平準化することです。

他の選択肢について
・クリティカルパスの作業を移動:クリティカルパス上の作業は余裕が0のため、動かすと工期が延びます。
・工期を延ばして各日を同じ人数に:山崩しは、原則として工期の範囲内で、余裕のある作業を動かして山をならすものです。
・フロートを計算すること:フロートの計算はネットワーク工程表の日程計算で、山積みは必要量を日ごとに積み上げて表すことです。

覚え方のポイント
山崩しで動かせるのは「余裕のある作業」だけ。クリティカルパス上の作業を動かすと工期が延びます。
問96-2

工程管理における進捗の把握に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①予定と実績を定期的に比較し、遅れの兆候を早期に把握して対策をとる。
  • ②実績の出来高がバナナ曲線の上限を超えたときに、工程が遅れていると判断する。
  • ③工程が遅れたときは、まずフロートのある作業に人員を増やして遅れを取り戻す。
  • ④進捗は各作業の出来高でなく、作業員の延べ人数の多さで判断する。
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正解 ①予定と実績を定期的に比較し、遅れの兆候を早期に把握して対策をとる。
解説
工程管理では、予定と実績を定期的に比較し、遅れの兆候を早期に把握して、原因を調べ対策をとることが重要です。遅れが大きくなってからでは、取り戻すのが難しくなります。

他の選択肢について
・上限を超えたら遅れ:実績がバナナ曲線の下限を下回ったときが遅れです。上限を超えた場合は、工程が進みすぎて無理や手抜きがないかを確認します。
・フロートのある作業に人員を増やす:工期を決めているのはクリティカルパスです。遅れを取り戻すには、クリティカルパス上の作業に人員や機械を重点的に配置します。
・延べ人数で判断:人員を投入しても出来高が上がっているとは限りません。各作業の出来高(進み具合)で判断します。

覚え方のポイント
「早く見つけて早く手を打つ」「バナナ曲線の下限より下=遅れ」。工程会議などで定期的に進み具合を確認します。
問106-2

タクト工程表に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①作業の相互関係を矢線と丸印で表し、余裕日数を計算するための工程表である。
  • ②同じ作業をくり返す工事で、一定の周期で作業を次の区画へ流す工程表である。
  • ③各作業の達成度を百分率で表し、日程の管理は行わない工程表である。
  • ④工事全体の出来高の累計を曲線で表し、予定と実績を比べる工程表である。
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正解 ②同じ作業をくり返す工事で、一定の周期で作業を次の区画へ流す工程表である。
解説
タクト工程表は、高層建築物の各階のように同じ作業をくり返す工事で、作業を一定の周期(タクト)で次の階や区画へ流していくように計画する工程表です。作業の流れと人員の配置を平準化しやすいのが特徴です。

他の選択肢について
・矢線と丸印で余裕日数を計算:ネットワーク工程表の説明です。
・達成度を百分率で表す:ガントチャート工程表の説明です。
・出来高の累計を曲線で表す:曲線式工程表(Sカーブ)の説明です。

覚え方のポイント
「タクト=一定のリズムでくり返す」。各階の配線工事など、くり返し作業の多い工事で使われます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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