2026年版・3-8

情報設備(防犯・防災・IoT・ITS)の一問一答

1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「電気通信設備(無線・放送・情報システム)」から、情報設備(防犯・防災・IoT・ITS)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験と同じく4択で出題しています。

問13-8

ネットワークカメラ(IPカメラ)を用いた監視システムに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①PoE対応スイッチなら、LANケーブル1本で給電と映像の伝送ができる。
  • ②ネットワークカメラは、同軸ケーブルでしか接続することができない。
  • ③映像の解像度やフレームレートを上げるほど、必要な伝送帯域は小さくなる。
  • ④録画装置の容量は、カメラの台数や録画期間に関係なく一定でよい。
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正解 ①PoE対応スイッチなら、LANケーブル1本で給電と映像の伝送ができる。
解説
ネットワークカメラはLANに接続し、映像をIPパケットで送ります。PoE対応のスイッチ(給電装置)を使うと、LANケーブル1本で電力の供給と映像の伝送を同時に行えるため、電源工事の難しい場所にも設置しやすくなります。

他の選択肢について
・同軸ケーブルでしか接続できない:同軸ケーブルを使うのは主にアナログカメラなどで、ネットワークカメラはLANケーブルで接続します。
・解像度やフレームレートを上げると帯域が小さくなる:データ量が増えるため、必要な帯域は大きくなります。
・録画容量は一定でよい:台数・画質・録画期間に応じて必要な容量が決まります。

覚え方のポイント
監視システムの設計は「画質(解像度・フレームレート)×台数×期間」で、帯域と録画容量を見積もります。
問23-8

IoTなどで用いられる近距離無線通信規格の ZigBee に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①IEEE 802.11 が基の規格で、アクセスポイントを介して接続する。
  • ②2.4GHz帯での伝送速度が最大250kbit/s程度の、低速な規格である。
  • ③携帯電話の周波数帯を使い、数十kmの広い範囲で大容量の通信を行う規格である。
  • ④5GHz帯を使い、数百Mbit/sの高速で映像を伝送するための規格である。
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正解 ②2.4GHz帯での伝送速度が最大250kbit/s程度の、低速な規格である。
解説
ZigBeeは、IEEE 802.15.4 を基にした近距離無線通信の規格で、2.4GHz帯(地域によっては900MHz帯なども)で動作し、2.4GHz帯での伝送速度は最大250kbit/s程度です。速度は低いものの消費電力が小さく、多数の機器が中継し合うメッシュ型の網も構成できるため、センサネットワークやスマートホームに使われます。

他の選択肢について
・802.11が基でアクセスポイントを介する:IEEE 802.11 は無線LANの規格です。ZigBeeは IEEE 802.15.4 を基にし、スター型やメッシュ型の網を構成できます(802.15.1 を基にしているのはBluetoothです)。
・携帯電話の周波数帯で数十km:NB‐IoT や LTE‐M などのセルラー系LPWAの説明です。
・5GHz帯で数百Mbit/s:無線LAN(IEEE 802.11ac など)の説明です。

覚え方のポイント
「ZigBee=802.15.4・2.4GHz帯で最大250kbit/s・省電力・メッシュ」「Bluetooth=802.15.1が基」。
問33-8

RFID(ICタグ)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①ICタグの情報は、金属の端子どうしを接触させて読み取る仕組みである。
  • ②バーコードと同じく、1つずつ光を当てて見通しのある距離でしか読み取れない。
  • ③電波などを用いて、ICタグの情報を非接触で読み書きする技術のことである。
  • ④ICタグには情報を書き込むことができず、読み取りしかできない仕組みである。
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正解 ③電波などを用いて、ICタグの情報を非接触で読み書きする技術のことである。
解説
RFIDは、電波や電磁誘導を用いて、ICタグに記録された情報を非接触で読み書きする技術です。複数のタグをまとめて読み取ることもでき、物流の管理や入退室管理、交通系ICカードなどに使われています。

他の選択肢について
・端子を接触させて読み取る:RFIDは非接触で読み取れます。
・1つずつ光を当てて見通しが必要:バーコードの説明です。RFIDは箱の中のタグなども読み取れます。
・書き込みができない:書き込みのできるICタグも多くあります。

覚え方のポイント
「RFID=非接触・一括読取り・書込み可」。電池を持たないパッシブタグは、読取り装置の電波から電力を得て動作します。
問43-8

ITS(高度道路交通システム)の ETC に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①料金所のアンテナと車載器が赤外線で通信し、料金を自動で収受する。
  • ②料金所のアンテナと車載器が760MHz帯で通信し、料金を自動で収受する。
  • ③料金所の係員が車載器のカードを読み取り装置に差し込んで、料金を収受する。
  • ④料金所のアンテナと車載器が5.8GHz帯で通信し、料金を自動で収受する。
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正解 ④料金所のアンテナと車載器が5.8GHz帯で通信し、料金を自動で収受する。
解説
ETC(電子料金収受システム)は、料金所のアンテナと車載器が5.8GHz帯の狭域通信(DSRC)で無線通信を行い、車を止めずに料金を自動で収受するシステムです。

他の選択肢について
・赤外線で通信:赤外線を使う光ビーコンは、VICSの情報提供などに使われる方式で、ETCではありません。
・760MHz帯で通信:760MHz帯は、車と車・車と路側機が通信して安全運転を支援するシステム(ITS Connect)に使われる周波数帯です。ETCは5.8GHz帯です。
・係員がカードを差し込む:ETCは無線で自動的に収受する仕組みです。

覚え方のポイント
「ETC=5.8GHz帯のDSRC」。ETC2.0では、渋滞や事故の情報の提供など、料金収受以外のサービスも行われます。
問53-8

VICS(道路交通情報通信システム)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①渋滞や交通規制などの道路交通情報を、カーナビなどの車載機に提供する。
  • ②高速道路の料金を、車を止めることなく自動で収受するためのシステムである。
  • ③車両の速度を自動で制御し、前の車との車間距離を保つための装置である。
  • ④道路の照明の明るさを、交通量に応じて自動で調整するための装置である。
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正解 ①渋滞や交通規制などの道路交通情報を、カーナビなどの車載機に提供する。
解説
VICSは、渋滞・所要時間・事故・交通規制などの道路交通情報を、FM多重放送や道路上のビーコンなどを通じてカーナビゲーションなどの車載機に提供するシステムです。

他の選択肢について
・料金を自動で収受:ETCの説明です。
・車間距離を保つ:車の運転支援装置(ACCなど)の説明です。
・照明の明るさを調整:道路照明の調光の説明です。

覚え方のポイント
「VICS=情報を届ける」「ETC=料金を払う」。いずれもITSを構成するサービスです。
問63-8

市町村が整備する同報系の防災行政無線に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①役場と公用車や職員の携帯局との間で、相互に連絡をとるための設備である。
  • ②役場の親局から、屋外拡声子局や戸別受信機を通じて住民に一斉に伝える。
  • ③Jアラートの情報は、同報系の防災行政無線では自動で放送することができない。
  • ④屋外拡声子局があれば、雨や風の強い日でも、戸別受信機は不要とされる。
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正解 ②役場の親局から、屋外拡声子局や戸別受信機を通じて住民に一斉に伝える。
解説
同報系の防災行政無線は、市町村の役場などに置いた親局から、地域に設置した屋外拡声子局(スピーカ)や家庭の戸別受信機を通じて、避難の呼びかけや災害の情報などを住民に一斉に伝える設備です。

他の選択肢について
・公用車や職員と相互に連絡:車両や職員の間で連絡をとるのは移動系の防災行政無線です。
・Jアラートを自動で放送できない:全国瞬時警報システム(Jアラート)は、受信した情報で同報系の防災行政無線を自動で起動し、放送できるようにしている市町村が多くあります。
・戸別受信機は不要:屋外拡声子局の音声は、雨や風、建物の気密性などで聞こえにくくなるため、戸別受信機などで補います。

覚え方のポイント
防災行政無線には、住民へ一斉に伝える「同報系」と、車両や職員の間で連絡をとる「移動系」があります。
問73-8

入退室管理システムに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①扉の電気錠は、避難経路でも停電時に施錠されたままとなるよう設計する。
  • ②生体認証は、カードの紛失や貸し借りによる不正を防ぐ効果はない。
  • ③ICカードや生体認証などで本人を確認し、電気錠の解錠を制御する。
  • ④入退室の記録は、セキュリティ上の理由から保存しないのが原則である。
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正解 ③ICカードや生体認証などで本人を確認し、電気錠の解錠を制御する。
解説
入退室管理システムは、ICカード、暗証番号、指紋や顔などの生体認証で本人を確認し、権限のある人だけ扉の電気錠を解錠するシステムです。入退室の履歴も記録できます。

他の選択肢について
・停電時に施錠されたまま:避難経路となる扉では、火災や停電のときに解錠される(フェールセーフ)ように設計するなど、用途に応じて設定します。
・生体認証に不正防止の効果はない:本人の身体的な特徴を使うため、カードの紛失や貸し借りによる不正の防止に効果があります。
・記録を保存してはならない:入退室の記録は、不正の調査などのために保存するのが一般的です。

覚え方のポイント
認証の3要素は「知識(暗証番号)・所持(カード)・生体(指紋・顔)」。組み合わせると安全性が高まります。
問83-8

近距離無線通信の Bluetooth に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①5.8GHz帯の電波を使い、料金所と車載器の間で通信するための規格である。
  • ②赤外線を使うため、機器の間に障害物があると通信できない規格である。
  • ③携帯電話の基地局と直接通信して、広い範囲で大容量の通信を行う規格である。
  • ④2.4GHz帯の電波を使い、機器どうしを近距離で無線接続する規格である。
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正解 ④2.4GHz帯の電波を使い、機器どうしを近距離で無線接続する規格である。
解説
Bluetoothは、2.4GHz帯の電波を使い、スマートフォンとイヤホン、キーボードなどの機器どうしを近距離で無線接続する規格です。周波数ホッピングで干渉を避けます。消費電力を抑えた BLE(Bluetooth Low Energy)は、IoTのセンサなどにも使われます。

他の選択肢について
・5.8GHz帯で料金所と通信:ETCの説明です。
・赤外線を使う:Bluetoothは電波を使うため、多少の障害物があっても通信できます。
・基地局と直接通信して広範囲:携帯電話の説明です。

覚え方のポイント
2.4GHz帯は「無線LAN・Bluetooth・電子レンジ」が共用する帯域で、干渉に注意が必要です。
問93-8

IP電話などで用いられる SIP に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①通話の開始や終了などのセッションを制御するためのプロトコルである。
  • ②音声の信号を圧縮するための符号化方式で、セッションの制御は行わない。
  • ③IPアドレスをMACアドレスに変換するためのプロトコルである。
  • ④電子メールを受信者のメールボックスから取り出すためのプロトコルである。
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正解 ①通話の開始や終了などのセッションを制御するためのプロトコルである。
解説
SIP(Session Initiation Protocol)は、IP電話などで、通話の開始・変更・終了といったセッションを制御するプロトコルです。音声そのものは、RTPなどの別のプロトコルで運びます。

他の選択肢について
・音声を圧縮する符号化方式:G.711やG.729などの音声符号化方式の説明です。
・IPアドレスをMACアドレスに変換:ARPの説明です。
・メールボックスから取り出す:POP3やIMAP4の説明です。

覚え方のポイント
「SIP=呼び出しの制御(電話をかける・切る)」「RTP=音声を運ぶ」。
問103-8

建物の情報通信設備の設計・施工に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①配線経路は今必要な本数に合わせた大きさとし、増設時は経路を別に新設する。
  • ②機器の増設や更新に備えて、配線経路やラックには将来の余裕を見込んでおく。
  • ③通信ケーブルは電力ケーブルと同じ金属管に収めると、管が遮へいになり雑音が減る。
  • ④機器を収容するラックは、地震の揺れを逃がすため、床に固定せずキャスタで支える。
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正解 ②機器の増設や更新に備えて、配線経路やラックには将来の余裕を見込んでおく。
解説
情報通信設備は、機器の増設や更新が頻繁に行われるため、配線経路(ケーブルラック・配管)や機器のラック、電源には将来の増設を見込んだ余裕を設けておきます。

他の選択肢について
・増設時は経路を別に新設:増設のたびに経路を新設すると工事が大がかりになり、天井や壁の開口も増えます。はじめから余裕を見込んでおきます。
・同じ金属管に収めると雑音が減る:低圧の電力ケーブルと弱電流電線(通信ケーブル)は、誘導や混触を避けるため、原則として同じ管などに収めてはなりません(電気設備の技術基準の解釈第167条)。
・固定せずキャスタで支える:地震で移動・転倒しないよう、ラックは床や壁にしっかり固定します。

覚え方のポイント
通信設備の基本は「余裕を持たせる・強電と分ける・地震に備えて固定する」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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