2026年版・3-6

CATV・監視カメラ設備の一問一答

1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「電気通信設備(無線・放送・情報システム)」から、CATV・監視カメラ設備に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験と同じく4択で出題しています。

問13-6

CATV(ケーブルテレビ)で用いられる HFC(Hybrid Fiber Coax)方式に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①センタから各家庭まで光ファイバで結び、各家庭に光回線終端装置を置く方式である
  • ②センタから各家庭まで同軸ケーブルで結び、途中に多数の増幅器を置く方式である
  • ③センタから光ノードまでを光ファイバ、そこから各家庭までを同軸ケーブルで結ぶ
  • ④センタから光ノードまでを同軸ケーブル、そこから各家庭までを光ファイバで結ぶ
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正解 ③センタから光ノードまでを光ファイバ、そこから各家庭までを同軸ケーブルで結ぶ
解説
HFC は、CATV のセンタ(ヘッドエンド)から地域ごとの光ノードまでの幹線部分を光ファイバで、光ノードから各家庭までの引込み部分を同軸ケーブルで結ぶ方式です。損失が小さく大容量の光ファイバを幹線に使うことで、途中の増幅器を減らし、伝送の品質と信頼性を高めます。

他の選択肢について
・各家庭まで光ファイバ:FTTH 方式の説明です。
・各家庭まで同軸ケーブル:初期の CATV の構成で、幹線に多数の増幅器が必要になります。
・幹線が同軸で引込みが光ファイバ:光ファイバと同軸ケーブルを使う区間が逆です。

覚え方のポイント
「HFC=幹線は光(Fiber)、家庭の近くは同軸(Coax)」。
問23-6

CATV のケーブルインターネットで、センタ側に設置し、多数の加入者宅のケーブルモデムを収容してインターネットとの間のデータ通信を制御する装置として、最も適当なものはどれか。

  • ①STB
  • ②ONU
  • ③OLT
  • ④CMTS
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正解 ④CMTS
解説
CMTS(Cable Modem Termination System)は、CATV のセンタ側に置かれ、各加入者宅のケーブルモデムとの間で、同軸ケーブル(HFC)を通じてデータ通信を行う装置です。ケーブルモデムと CMTS の間の通信の方式は DOCSIS などの規格で定められています。

他の選択肢について
・STB:セットトップボックスで、加入者宅でケーブルテレビなどの放送の信号を受信し、テレビで視聴できるようにする装置です。
・ONU:光回線(PON 方式など)の加入者宅側に置く光回線終端装置です。
・OLT:PON 方式で、局側に置いて多数の ONU を収容する装置です。

覚え方のポイント
「CATV(同軸)=CMTS とケーブルモデム」「光(PON)=OLT と ONU」。センタ側と加入者側の組で覚えます。
問33-6

CATV の設備のうち、地上デジタル放送や衛星放送などを受信し、信号を処理・変換して伝送路に送り出す中心的な設備として、最も適当なものはどれか。

  • ①ヘッドエンド
  • ②タップオフ
  • ③幹線増幅器
  • ④保安器
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正解 ①ヘッドエンド
解説
ヘッドエンドは、CATV のセンタに置かれ、放送の電波を受信したり、自主放送の番組を送り出したりして、信号の変調・周波数の変換・混合などを行い、伝送路へ送り出す設備です。

他の選択肢について
・タップオフ:同軸の伝送路から、各家庭へ引き込む信号を分岐する機器です。
・幹線増幅器:伝送路の途中で、減衰した信号を増幅する機器です。
・保安器:雷などによる異常電圧から設備を守るために、引込み口などに設ける機器です。

覚え方のポイント
「ヘッドエンド(送り出し)→ 幹線(光・増幅器)→ タップオフ(分岐)→ 各家庭」の順で信号が流れます。
問43-6

双方向の CATV の伝送路における、上り信号(加入者宅からセンタへの方向)と下り信号の周波数の割当てに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①上り信号には、下りの放送などより高い周波数帯を割り当てて分けている
  • ②上り信号には、下りの放送などより低い周波数帯を割り当てて分けている
  • ③上りと下りは同じ周波数帯を使い、時間を細かく区切って交互に伝送する
  • ④上りと下りは、別々に敷設した2本の同軸ケーブルで分けて送るのが一般的である
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正解 ②上り信号には、下りの放送などより低い周波数帯を割り当てて分けている
解説
双方向の CATV では、1本の伝送路で上り信号と下り信号を周波数で分けて送ります。一般に、上り信号には低い周波数帯を、下りの放送やデータには高い周波数帯を割り当てます。増幅器も、上りと下りの信号をそれぞれ増幅する双方向型のものを使います。

他の選択肢について
・上りに高い周波数帯:割当てが逆です。
・同じ周波数帯を時間で切り替える:CATV の伝送路では、上りと下りを周波数で分けるのが基本です。
・2本の同軸ケーブルで分ける:一般的な双方向 CATV は、1本の伝送路で周波数を分けて上りと下りを送ります。

覚え方のポイント
「双方向 CATV=1本の伝送路で、周波数で上り(低い帯域)と下り(高い帯域)を分ける」。
問53-6

カメラの撮像素子に用いられる CCD イメージセンサの信号の読出しの方式に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①各画素に増幅回路を持ち、画素ごとに電圧に変換した信号を選んで読み出す
  • ②真空の管の中で電子ビームを走査し、光の像を電気信号に変換して読み出す
  • ③各画素の電荷を順に転送して出力部へ送り、そこでまとめて電圧に変換する
  • ④被写体から出る赤外線の熱を画素ごとに検出し、温度の分布として読み出す
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正解 ③各画素の電荷を順に転送して出力部へ送り、そこでまとめて電圧に変換する
解説
CCD(電荷結合素子)イメージセンサは、各画素のホトダイオードが光を受けて生じた電荷を、バケツリレーのように順に転送して出力部まで送り、そこでまとめて電圧に変換して読み出します。

他の選択肢について
・画素ごとに増幅回路を持ち選んで読み出す:これは CMOS イメージセンサの読出しの方式です。
・真空の管の中で電子ビームを走査:イメージセンサが普及する前に使われていた撮像管の方式です。
・赤外線の熱を温度の分布として読み出す:サーマルカメラ(赤外線サーモグラフィ)に使われる熱型の赤外線センサの説明です。

覚え方のポイント
「CCD=電荷をバケツリレーで転送して最後にまとめて変換」「CMOS=画素ごとに増幅して選んで読み出す」。
問63-6

監視カメラのレンズの焦点距離と画角の関係に関する記述として、最も適当なものはどれか。ただし、撮像素子の大きさは同じとする。

  • ①焦点距離が長いほど画角が広くなり、広い範囲を一度に写せる
  • ②焦点距離が短いほど画角が狭くなり、遠くの被写体を大きく写せる
  • ③焦点距離の長さにかかわらず、画角はレンズの明るさで決まる
  • ④焦点距離が長いほど画角が狭くなり、遠くの被写体を大きく写せる
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正解 ④焦点距離が長いほど画角が狭くなり、遠くの被写体を大きく写せる
解説
撮像素子の大きさが同じ場合、レンズの焦点距離が長いほど画角(写る範囲の角度)は狭くなり、遠くの被写体を大きく写せます(望遠)。焦点距離が短いほど画角は広くなり、広い範囲を写せます(広角)。監視の目的に合わせて、出入口の人の顔を確認するのか、駐車場全体を見渡すのかなどを考えて選びます。

他の選択肢について
・長いほど画角が広い:関係が逆です。
・短いほど画角が狭い:関係が逆です。
・画角はレンズの明るさで決まる:レンズの明るさ(F値)は、取り込む光の量に関係する値で、画角は焦点距離と撮像素子の大きさで決まります。

覚え方のポイント
「焦点距離が長い=望遠(狭く大きく)」「短い=広角(広く小さく)」。
問73-6

監視カメラの仕様に示される「最低被写体照度」に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①値が小さいほど、より暗い場所でも被写体を撮影できることを表す
  • ②値が大きいほど、より暗い場所でも被写体を撮影できることを表す
  • ③映像の明るさが最も良好になる被写体の照度を、ルクスで表した値
  • ④F値などの撮影の条件が違っていても、値どうしをそのまま比べてよい
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正解 ①値が小さいほど、より暗い場所でも被写体を撮影できることを表す
解説
最低被写体照度は、カメラが被写体を撮影できる最も暗い明るさを、照度(lx:ルクス)で表した値です。値が小さいほど、より暗い場所でも撮影できる、感度の高いカメラであることを表します。夜間の屋外などを監視する場合は、この値や赤外線照明の有無を確認して機種を選びます。

他の選択肢について
・値が大きいほど暗い場所で撮影できる:関係が逆です。
・最も良好になる照度:最も良好な照度ではなく、撮影できる明るさの下限を表す値です。
・条件が違ってもそのまま比べてよい:最低被写体照度は、レンズの F値やシャッタ速度などの条件で変わるため、条件をそろえて比べる必要があります。

覚え方のポイント
「最低被写体照度は小さいほど暗所に強い」。比べるときは撮影の条件(F値など)がそろっているかに注意します。
問83-6

ネットワークカメラの映像を 4Mbps の一定のビットレートで24時間連続して録画するときに必要な記録容量として、最も近いものはどれか。ただし、1バイトは8ビット、1GB は 1,000MB とする。

  • ①約345.6GB
  • ②約43.2GB
  • ③約4.32GB
  • ④約1.8GB
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正解 ②約43.2GB
解説
24時間は 24×3,600=86,400秒 です。記録するデータ量は 4Mbps×86,400秒=345,600Mビット で、バイトに直すと 345,600÷8=43,200MB、1GB=1,000MB なので約43.2GB になります。

他の選択肢について
・約345.6GB:ビットをバイトに直さず(8で割らず)にGBとした値です。
・約4.32GB:正しい値の桁を1つ小さく誤った値です。
・約1.8GB:1時間分の容量(4Mbps×3,600秒÷8=1,800MB)で、24時間分にしていません。

覚え方のポイント
「記録容量(バイト)=ビットレート×時間(秒)÷8」。録画装置の容量は、台数・日数・画質(ビットレート)から計算します。
問93-6

窓を背にした人物のように、明るい部分と暗い部分が同じ画面に混在する場面でも、両方を見やすく撮影するための監視カメラの機能として、最も適当なものはどれか。

  • ①デイナイト切替
  • ②デジタルズーム
  • ③ワイドダイナミックレンジ
  • ④オートフォーカス
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正解 ③ワイドダイナミックレンジ
解説
ワイドダイナミックレンジ(WDR)は、明るさの異なる複数の画像を合成するなどして、明るい部分が白く飛んだり暗い部分が黒くつぶれたりするのを抑え、両方を見やすく撮影する機能です。逆光になりやすい出入口などの監視に適しています。

他の選択肢について
・デイナイト切替:周囲の明るさに応じて、昼はカラー、夜は赤外線にも感度を持たせた白黒の撮影に切り替える機能です。
・デジタルズーム:画像の一部を電子的に拡大する機能で、拡大するほど画質は粗くなります。
・オートフォーカス:被写体にピントを自動で合わせる機能です。

覚え方のポイント
「逆光・明暗差=WDR」「夜間=デイナイト(赤外線)」。設置場所の光の条件に合わせて機能を選びます。
問103-6

デイナイト機能を持つ監視カメラが、周囲が暗くなったときに行う動作に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①赤外線カットフィルタを入れて赤外線を遮り、カラーの映像のまま撮影を続ける
  • ②レンズの絞りを絞り込み、ピントの合う範囲を広げてカラーのまま撮影を続ける
  • ③画面の明るさを保つためにフレームレートを上げ、毎秒の画像の枚数を増やす
  • ④赤外線カットフィルタを外して赤外線にも感度を持たせ、白黒の映像で撮影する
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正解 ④赤外線カットフィルタを外して赤外線にも感度を持たせ、白黒の映像で撮影する
解説
イメージセンサは人の目に見えない近赤外線にも感度があるため、昼間は色を正しく再現できるよう、赤外線カットフィルタで赤外線を遮ってカラーで撮影します。周囲が暗くなるとこのフィルタを外し、赤外線にも感度を持たせて白黒の映像で撮影します。赤外線照明と組み合わせると、暗い場所でも撮影できます。

他の選択肢について
・フィルタを入れてカラーのまま:フィルタを入れるのは昼間の動作です。
・絞りを絞り込む:絞り込むと取り込む光の量が減り、暗い場所ではさらに暗い映像になります。暗いときは絞りを開いて光を多く取り込みます。
・フレームレートを上げる:一般に、暗いときは1枚あたりの露光時間を長くするため、フレームレートは上げずに下げる方向で調整します。

覚え方のポイント
「昼=赤外線カットフィルタあり・カラー」「夜=フィルタなし・白黒(赤外線で撮る)」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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