2026年版・2-3

メタルケーブル(同軸・平衡対)の一問一答

1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「電気通信設備(有線・光・ネットワーク)」から、メタルケーブル(同軸・平衡対)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験と同じく4択で出題しています。

問12-3

同軸ケーブルに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①2本の導体をより合わせることで、外来の雑音を打ち消す構造のケーブルである。
  • ②伝送する信号の周波数が高くなるほど、伝送損失は小さくなる性質を持つ。
  • ③内部導体と外部導体を同心円状に配置し、外部導体が遮へいの役割を果たす。
  • ④特性インピーダンスは、ケーブルの長さが長いほど大きくなる性質を持つ。
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正解 ③内部導体と外部導体を同心円状に配置し、外部導体が遮へいの役割を果たす。
解説
同軸ケーブルは、内部導体の周りを絶縁体で囲み、その外側に外部導体を同心円状に配置したケーブルです。外部導体が遮へいの役割を果たすため、外部からの雑音を受けにくく、高周波の信号の伝送に適しています。

他の選択肢について
・2本の導体をより合わせる:平衡対ケーブル(ツイストペアケーブル)の説明です。
・周波数が高いほど損失が小さい:表皮効果などにより、周波数が高くなるほど損失は大きくなります。
・長さが長いほど大きい:特性インピーダンスは、導体の寸法と絶縁体の性質で決まり、長さには関係しません。

覚え方のポイント
同軸ケーブルの特性インピーダンスは、テレビの受信用が75Ω、無線機器用が50Ωが一般的です。
問22-3

テレビ受信設備などに用いる同軸ケーブル「5C‐FB」の記号に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①「5」は内部導体の直径(mm)、「C」は特性インピーダンス50Ωを表す。
  • ②「5」は許容される最大の長さ(m)、「C」は銅を用いた導体を表している。
  • ③「F」はふっ素樹脂を用いた絶縁体、「B」は編組がないことを表している。
  • ④「5」は外部導体の内径の概略値、「C」は特性インピーダンス75Ωを表す。
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正解 ④「5」は外部導体の内径の概略値、「C」は特性インピーダンス75Ωを表す。
解説
同軸ケーブルの記号では、最初の数字が外部導体の内径のおおよその寸法(mm)、2番目の文字が特性インピーダンス(C=75Ω、D=50Ω)を表します。続く「F」は発泡ポリエチレンの絶縁体、「B」はアルミはく張りテープと編組による外部導体を表します。

他の選択肢について
・内部導体の直径・50Ω:数字は外部導体の内径、Cは75Ωです。
・最大の長さ・銅の導体:記号の意味が異なります。
・Fがふっ素樹脂・Bが編組なし:Fは発泡ポリエチレン、Bはアルミはく張りテープ+編組です。

覚え方のポイント
「数字=太さ、C=75Ω、D=50Ω、F=発泡、B=アルミ箔+編組」。数字が大きいほど太く、損失が小さくなります。
問32-3

平衡対ケーブル(ツイストペアケーブル)の導体をより合わせる主な目的として、最も適当なものはどれか。

  • ①外部からの電磁的な雑音や、隣接する対との漏話を減らすため
  • ②引張り強度を高め、敷設時にケーブルを断線しにくくするため
  • ③導体の抵抗を小さくして、直流の電力を効率よく送るため
  • ④ケーブルの外径を細くして、狭い場所でも曲げやすくするため
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正解 ①外部からの電磁的な雑音や、隣接する対との漏話を減らすため
解説
2本の導体をより合わせると、外部の磁界によって各導体に誘起される雑音が打ち消し合い、隣接する対との電磁結合も弱まります。そのため、外来雑音や漏話を低減できます。

他の選択肢について
・引張り強度を高める:より合わせの主な目的ではありません。
・抵抗を小さくする:より合わせると導体はむしろ少し長くなります。
・外径を細くする:より合わせの目的ではありません。

覚え方のポイント
「ツイスト=雑音と漏話を打ち消す」。LAN配線工事で、成端時にほどくより戻しを最小限にするのはこのためです。
問42-3

UTPケーブルのカテゴリに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①カテゴリ5eは、10GBASE‐Tで100mまでの伝送に対応する。
  • ②カテゴリ6Aは、10GBASE‐Tで100mまでの伝送に対応する。
  • ③カテゴリ3は、1000BASE‐Tで100mまでの伝送に対応する。
  • ④カテゴリが大きいほど、対応する周波数の帯域は狭くなっていく。
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正解 ②カテゴリ6Aは、10GBASE‐Tで100mまでの伝送に対応する。
解説
カテゴリ6A(伝送帯域500MHz)のケーブルは、10GBASE‐T(10Gbit/s)で最大100mの伝送に対応しています。

他の選択肢について
・カテゴリ5eで10GBASE‐T:カテゴリ5e(100MHz)は1000BASE‐Tまでが対象です。
・カテゴリ3で1000BASE‐T:カテゴリ3は10BASE‐Tなどの低速用です。
・大きいほど帯域が狭い:カテゴリが大きいほど、対応する周波数帯域は広くなります。

覚え方のポイント
「5e=100MHz・1G」「6=250MHz」「6A=500MHz・10G(100m)」。
問52-3

表皮効果に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①周波数が高くなるほど電流が導体の中心に集中し、実効抵抗が小さくなる。
  • ②直流のときに最も顕著に現れ、周波数が高くなると現れなくなる現象である。
  • ③周波数が高くなるほど電流が導体の表面付近に集中し、実効抵抗が増える。
  • ④導体の抵抗率が小さいものほど現れにくく、銅ではほとんど生じない現象である。
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正解 ③周波数が高くなるほど電流が導体の表面付近に集中し、実効抵抗が増える。
解説
表皮効果は、交流の周波数が高くなるほど、電流が導体の表面付近に集中して流れる現象です。電流の通る断面積が実質的に小さくなるため、実効的な抵抗が大きくなり、伝送損失が増えます。

他の選択肢について
・中心に集中して抵抗が小さくなる:表面に集中し、抵抗は大きくなります。
・直流で最も顕著:直流では表皮効果は生じず、周波数が高いほど顕著になります。
・抵抗率が小さいほど現れにくい:電流が集中する表面の層の厚さ(表皮の深さ)は抵抗率が小さいほど薄くなるため、銅のような電気をよく通す導体でも、高い周波数でははっきり現れます。

覚え方のポイント
「高周波ほど表面を流れる→抵抗が増える→損失が増える」。同軸ケーブルの損失がおよそ周波数の平方根に比例して増えるのはこのためです。
問62-3

メタルケーブルの漏話に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①近端漏話は、信号を受ける遠い側の端で、隣接する回線に現れる漏話である。
  • ②漏話は、同じ回線の信号が反射して送信側に戻ってくる現象のことである。
  • ③より対の撚りをほどくほど、隣接する対との間の漏話は小さくなる。
  • ④近端漏話は、信号を送る側の端で、隣接する回線に漏れて現れる漏話である。
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正解 ④近端漏話は、信号を送る側の端で、隣接する回線に漏れて現れる漏話である。
解説
漏話は、ある回線の信号が電磁結合によって隣接する回線に漏れ込む現象です。信号を送り出す側の端に現れるものを近端漏話(NEXT)、反対側の端に現れるものを遠端漏話(FEXT)といいます。

他の選択肢について
・受ける遠い側の端:遠端漏話の説明です。
・同じ回線の反射:反射やエコーの説明で、漏話ではありません。
・撚りをほどくほど小さくなる:撚りをほどくと雑音を打ち消す効果が弱まり、漏話は大きくなります。

覚え方のポイント
「近端=送る側(Near End)、遠端=受ける側(Far End)」。
問72-3

LAN配線に用いるケーブルに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①STPケーブルは、より対の外側を金属箔などで遮へいし、雑音に強い。
  • ②UTPケーブルは、より対の外側を金属箔で遮へいしたケーブルである。
  • ③STPケーブルの遮へいは、接地をしないほうが雑音を防ぐ効果が大きくなる。
  • ④UTPケーブルは、光信号を伝送するために使われるケーブルである。
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正解 ①STPケーブルは、より対の外側を金属箔などで遮へいし、雑音に強い。
解説
STP(Shielded Twisted Pair)ケーブルは、より対の外側を金属箔や編組で遮へいしたケーブルで、外部からの雑音に強いのが特徴です。工場など雑音の多い環境で使われます。

他の選択肢について
・UTPが遮へいしたケーブル:UTP(Unshielded Twisted Pair)は遮へいのないケーブルです。
・接地しないほうが効果が大きい:遮へいの効果を得るには、適切に接地する必要があります。
・UTPで光信号を伝送:UTPは電気信号を伝送するメタルケーブルです。

覚え方のポイント
「U=Unshielded(遮へいなし)、S=Shielded(遮へいあり)」。STPは接地とセットで効果を発揮します。
問82-3

メタリック伝送線路の一次定数に該当しないものはどれか。

  • ①漏えいコンダクタンス
  • ②特性インピーダンス
  • ③インダクタンス
  • ④静電容量
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正解 ②特性インピーダンス
解説
伝送線路の一次定数は、単位長さあたりの導体の抵抗 R、インダクタンス L、静電容量 C、漏えいコンダクタンス G の4つです。特性インピーダンスや伝搬定数は、これらから計算される二次定数です。

他の選択肢について
・漏えいコンダクタンス:一次定数です。絶縁体を通して漏れる電流の流れやすさを表します。
・インダクタンス:一次定数です。
・静電容量:一次定数です。

覚え方のポイント
「一次定数=R・L・C・G」「二次定数=特性インピーダンス・伝搬定数」。
問92-3

メタルケーブルの伝送損失に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①同じ構造のケーブルでは、信号の周波数が高いほど損失は小さくなる。
  • ②伝送損失はケーブルの長さに関係せず、周波数と導体の径で決まる値である。
  • ③同じ構造のケーブルでは、信号の周波数が高いほど損失は大きくなる。
  • ④導体を太くするほど導体の抵抗が増えるため、伝送損失は大きくなる。
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正解 ③同じ構造のケーブルでは、信号の周波数が高いほど損失は大きくなる。
解説
メタルケーブルの伝送損失は、表皮効果による導体の抵抗の増加や、絶縁体の誘電損失により、周波数が高くなるほど大きくなります。

他の選択肢について
・周波数が高いほど小さい:逆です。
・長さに関係しない:損失はケーブルの長さに比例して大きくなります(dB/m で表します)。
・太くするほど損失が大きい:導体を太くすると抵抗は小さくなり、損失は小さくなります。

覚え方のポイント
「高い周波数・長い・細い ほど損失が大きい」。テレビ共聴設備で、高い周波数のBS・CS信号のほうが減衰しやすいのはこのためです。
問102-3

ギガビットイーサネットの1000BASE‐Tに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①カテゴリ5e以上のUTPケーブルのうち2対を使って、最大500mまで伝送する。
  • ②マルチモード光ファイバを使用し、最大550m程度まで伝送する規格である。
  • ③同軸ケーブルを使用し、1区間あたり最大185mまで伝送する規格である。
  • ④カテゴリ5e以上のUTPケーブルの4対すべてを使い、最大100mまで伝送する。
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正解 ④カテゴリ5e以上のUTPケーブルの4対すべてを使い、最大100mまで伝送する。
解説
1000BASE‐Tは、カテゴリ5e以上のUTPケーブルの4対すべてを使い、各対で双方向に信号を送ることで1Gbit/sを実現する規格で、最大伝送距離は100mです。

他の選択肢について
・2対で500m:2対を使うのは100BASE‐TXなどで、距離はいずれも100mです。
・マルチモード光ファイバで550m程度:1000BASE‐SXの説明です。
・同軸ケーブルで185m:10BASE2の説明です。

覚え方のポイント
「BASE‐T=ツイストペア・100m」「SX=マルチモード光」「LX=主にシングルモード光(長距離)」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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