2026年版・1-7

コンピュータとソフトウェアの一問一答

1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「電気通信工学」から、コンピュータとソフトウェアに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験と同じく4択で出題しています。

問11-7

コンピュータの中央処理装置(CPU)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①CPUは、プログラムやデータを電源を切っても保存しておくための補助記憶装置である。
  • ②CPUのクロック周波数が低いほど、一般に1秒間に実行できる命令の数は多い。
  • ③CPUは、命令を解読して各装置を制御する制御装置と、演算を行う演算装置からなる。
  • ④キャッシュメモリは、CPUと主記憶の速度差を広げるために設ける記憶装置である。
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正解 ③CPUは、命令を解読して各装置を制御する制御装置と、演算を行う演算装置からなる。
解説
CPU(中央処理装置)は、主記憶から命令を取り出して解読し、各装置を制御する制御装置と、算術演算や論理演算を行う演算装置からなります。

他の選択肢について
・電源を切っても保存する:補助記憶装置(HDD・SSDなど)の説明です。
・クロック周波数が低いほど多い:一般にクロック周波数が高いほど、1秒間に実行できる命令の数は多くなります。
・速度差を広げる:キャッシュメモリは、高速なCPUと低速な主記憶の速度差を埋めるために設けます。

覚え方のポイント
コンピュータの五大装置は「制御・演算・記憶・入力・出力」。CPUは制御と演算を担います。
問21-7

クロック周波数 2GHz のCPUで、1命令の実行に平均 4クロックを要するとき、このCPUの性能として、正しいものはどれか。

  • ①8,000MIPS
  • ②2,000MIPS
  • ③50MIPS
  • ④500MIPS
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正解 ④500MIPS
解説
1秒間のクロック数は 2×10⁹ で、1命令に4クロックかかるので、1秒間に実行できる命令数は 2×10⁹÷4=5×10⁸=500×10⁶ 命令です。MIPS(100万命令/秒)で表すと 500MIPS になります。

他の選択肢について
・8,000MIPS:クロック数に4を掛けた誤りです。
・2,000MIPS:1命令を1クロックとした値です。
・50MIPS:桁を1つ誤った値です。

覚え方のポイント
「命令数/秒=クロック周波数÷CPI(1命令あたりのクロック数)」。
問31-7

半導体メモリに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①DRAMは、記憶を保持するために定期的なリフレッシュが必要である。
  • ②SRAMは、記憶を保持するために定期的なリフレッシュが必要である。
  • ③DRAMは、SRAMより高速なため、主にキャッシュメモリに使われる。
  • ④フラッシュメモリは、電源を切ると記憶内容が失われる揮発性メモリである。
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正解 ①DRAMは、記憶を保持するために定期的なリフレッシュが必要である。
解説
DRAMは、コンデンサに電荷をためて記憶するため、時間がたつと電荷が漏れて内容が失われます。そのため定期的に読み出して書き直すリフレッシュが必要です。安価で大容量にしやすく、主記憶に使われます。

他の選択肢について
・SRAMにリフレッシュが必要:SRAMはフリップフロップ回路で記憶するため、リフレッシュは不要です。
・DRAMのほうが高速でキャッシュに使う:高速でキャッシュメモリに使われるのはSRAMです。
・フラッシュメモリは電源を切ると消える:フラッシュメモリは不揮発性で、電源を切っても内容が残ります。

覚え方のポイント
「DRAM=主記憶・リフレッシュ要」「SRAM=キャッシュ・高速・高価」「フラッシュ=不揮発(SSD・USBメモリ)」。
問41-7

ソフトウェアのうち、ミドルウェアに分類されるものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①表計算ソフト
  • ②データベース管理システム
  • ③デバイスドライバ
  • ④ワープロソフト
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正解 ②データベース管理システム
解説
ミドルウェアは、OSと応用ソフトウェアの中間に位置し、特定の分野で多くの応用ソフトウェアが共通して使う機能を提供するソフトウェアです。データベース管理システム(DBMS)が代表例で、データの格納・検索・同時更新の制御などを、個々の応用ソフトウェアに代わって受け持ちます。

他の選択肢について
・表計算ソフト:利用者が目的の作業のために使う応用ソフトウェアです。
・デバイスドライバ:プリンタなどの周辺機器を制御するためのソフトウェアで、OSの一部として働きます。
・ワープロソフト:応用ソフトウェアです。

覚え方のポイント
「ハードウェア → OS(デバイスドライバを含む)→ ミドルウェア(DBMS・Webサーバなど)→ 応用ソフトウェア」の階層で覚えます。
問51-7

RAIDに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①RAID0は、パリティを使ってディスク1台の故障からデータを復旧できる。
  • ②RAID5は、同じデータを2台のディスクにそのまま書き込む方式である。
  • ③RAID1は、同じデータを2台のディスクに書き込むミラーリングである。
  • ④RAID1は、データを分散して書き込むため、容量の利用効率が最も高い。
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正解 ③RAID1は、同じデータを2台のディスクに書き込むミラーリングである。
解説
RAID1は、同じデータを2台のディスクに書き込むミラーリングで、1台が故障してももう1台でデータを保てます。そのぶん、使える容量は全体の半分になります。

他の選択肢について
・RAID0でパリティによる復旧:RAID0はデータを分散して書き込むストライピングで、高速ですが冗長性はなく、1台の故障でデータが失われます。
・RAID5でそのまま書き込む:RAID5は、データとパリティを複数のディスクに分散して書き込み、1台の故障から復旧できる方式です。
・RAID1の利用効率が最も高い:RAID1は容量の半分しか使えず、利用効率は低い方式です。

覚え方のポイント
「0=速い・冗長なし」「1=ミラー・容量半分」「5=パリティ分散・1台故障に耐える」「6=2台故障に耐える」。
問61-7

OSの仮想記憶に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①主記憶の一部を利用し、補助記憶装置の容量を見かけ上大きくする仕組みである。
  • ②CPUのクロック周波数を引き上げて、処理の速度を見かけ上速くする仕組みである。
  • ③1台のサーバを複数台に見せかけて、複数のOSを同時に動かす仕組みである。
  • ④補助記憶装置の一部を使い、主記憶より大きなプログラムを実行できるようにする。
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正解 ④補助記憶装置の一部を使い、主記憶より大きなプログラムを実行できるようにする。
解説
仮想記憶は、補助記憶装置の一部を主記憶の延長のように使い、実際の主記憶の容量より大きなプログラムを実行できるようにする仕組みです。主記憶と補助記憶の間でデータを入れ替えることをページングといいます。

他の選択肢について
・補助記憶を見かけ上大きくする:主記憶を見かけ上大きくする仕組みです。
・クロック周波数を上げる:仮想記憶とは関係がありません。
・複数のOSを同時に動かす:サーバの仮想化(ハイパーバイザなど)の説明です。

覚え方のポイント
主記憶が不足してページの入れ替えが多発し、処理が極端に遅くなる状態を「スラッシング」といいます。
問71-7

プログラム言語の処理方式に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①コンパイラは、原始プログラムを一括して機械語に翻訳してから実行する。
  • ②インタプリタは、原始プログラムを一括して機械語に翻訳してから実行する。
  • ③コンパイラ方式は、一般にインタプリタ方式より実行速度が遅い。
  • ④アセンブラは、高水準言語を一行ずつ解釈しながら実行する処理系である。
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正解 ①コンパイラは、原始プログラムを一括して機械語に翻訳してから実行する。
解説
コンパイラは、高水準言語で書かれた原始プログラム(ソースプログラム)を一括して機械語の目的プログラムに翻訳します。実行時には翻訳済みのプログラムを動かすため、実行速度が速いのが特徴です。

他の選択肢について
・インタプリタが一括して翻訳:インタプリタは、命令を1行ずつ解釈しながら実行します。
・コンパイラ方式が遅い:一般にコンパイラ方式のほうが実行速度は速くなります。
・アセンブラが高水準言語を解釈:アセンブラは、アセンブリ言語(低水準言語)を機械語に翻訳する処理系です。

覚え方のポイント
「コンパイラ=まとめて翻訳(速い)」「インタプリタ=1行ずつ通訳(手軽)」。
問81-7

割込み処理に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①実行中の処理が完全に終わるまで、ほかの処理を待たせておく仕組みのことである。
  • ②実行中の処理を一時中断し、緊急性の高い処理を優先して実行する仕組みである。
  • ③主記憶の容量不足を補うため、補助記憶装置にデータを退避する仕組みである。
  • ④複数のディスクにデータを分散して書き込み、処理を速くする仕組みである。
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正解 ②実行中の処理を一時中断し、緊急性の高い処理を優先して実行する仕組みである。
解説
割込みは、入出力の完了やエラーなどの事象が起きたときに、CPUが実行中の処理を一時中断して、その事象に対応する処理を優先的に行い、終わったら元の処理に戻る仕組みです。

他の選択肢について
・終わるまで待たせる:割込みは、待たずに優先処理を割り込ませる仕組みです。
・補助記憶装置に退避:仮想記憶(スワッピング・ページング)の説明です。
・分散して書き込み高速化:RAID0(ストライピング)の説明です。

覚え方のポイント
割込みには、外部の装置からの「外部割込み」と、プログラムの実行で生じる「内部割込み(ゼロ除算など)」があります。
問91-7

オープンソースソフトウェアに関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①ソースコードは公開されず、利用者は実行形式のプログラムしか使えない。
  • ②著作権が放棄されているので、元の著作権表示を消したうえで再配布してもよい。
  • ③ソースコードが公開され、ライセンスの条件の範囲で改変や再配布ができる。
  • ④商用の目的で利用することは、ライセンスによらず禁止されている。
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正解 ③ソースコードが公開され、ライセンスの条件の範囲で改変や再配布ができる。
解説
オープンソースソフトウェア(OSS)は、ソースコードが公開され、定められたライセンスの条件の範囲で、利用・改変・再配布ができるソフトウェアです。Linuxなどが代表例です。

他の選択肢について
・ソースコードが公開されない:プロプライエタリ(独自)ソフトウェアの説明です。
・著作権が放棄され表示を消してよい:OSSにも著作権があり、多くのライセンスは著作権表示やライセンス文の保持を条件にしています。
・商用利用は禁止:多くのOSSライセンスは商用利用を認めています。

覚え方のポイント
「OSS=ソース公開+ライセンスに従えば自由」。無条件に何でもしてよいわけではありません。
問101-7

データベース管理システム(DBMS)の機能に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①データの重複を増やすことで、更新の手間を減らし整合性を保つ機能である。
  • ②障害が起きたときに、データを障害の発生前の状態に戻す機能は備えていない。
  • ③利用者ごとにデータを別々のファイルに複製し、互いに参照できなくする。
  • ④複数の利用者が同時に更新しても、矛盾が生じないように排他制御を行う。
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正解 ④複数の利用者が同時に更新しても、矛盾が生じないように排他制御を行う。
解説
DBMSは、複数の利用者が同時に同じデータを更新しても矛盾が生じないよう、ロックなどによる排他制御を行います。また、障害が起きたときにデータを正しい状態に戻す障害回復の機能も持っています。

他の選択肢について
・重複を増やして整合性を保つ:データの重複は更新漏れによる矛盾の原因になるため、正規化で重複を減らします。
・障害前の状態に戻す機能はない:ログを使ったロールバックやロールフォワードで回復できます。
・利用者ごとに複製して参照できなくする:データを一元管理して共有するのがDBMSの目的です。

覚え方のポイント
DBMSの役割は「共有・整合性・障害回復」。トランザクションの性質はACID(原子性・一貫性・独立性・耐久性)です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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