2026年版・1-1

電気回路・電磁気の基礎の一問一答

1級電気通信工事施工管理技士(第一次検定)「電気通信工学」から、電気回路・電磁気の基礎に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験と同じく4択で出題しています。

問11-1

真空中に置いた2つの点電荷の間に働く静電力について、2つの電荷の大きさをそれぞれ2倍にし、電荷の間の距離も2倍にしたとき、静電力の大きさは元の何倍になるか。正しいものはどれか。

  • ①1倍
  • ②4倍
  • ③2倍
  • ④16倍
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正解 ①1倍
解説
クーロンの法則より、静電力は F=k×Q₁×Q₂÷r² で、電荷の積に比例し、距離の2乗に反比例します。電荷をそれぞれ2倍にすると積は 2×2=4倍、距離を2倍にすると r² は4倍になるので、F は 4÷4=1倍で、元と変わりません。

他の選択肢について
・4倍:電荷の積が4倍になることだけを考え、距離の変化を見落とした値です。
・2倍:距離の2乗ではなく、距離そのものに反比例するとした値(4÷2)です。
・16倍:距離の2乗に反比例するところを、比例するとして掛けた値(4×4)です。

覚え方のポイント
「静電力は電荷の積に比例し、距離の2乗に反比例する」。同じ符号の電荷どうしなら反発力、異なる符号なら吸引力です。
問21-1

内部抵抗 18Ω、最大目盛 10mA の電流計で、最大 100mA まで測定できるようにしたい。電流計に並列に接続する分流器の抵抗値として、正しいものはどれか。

  • ①1.8Ω
  • ②2Ω
  • ③162Ω
  • ④0.2Ω
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正解 ②2Ω
解説
測定範囲を m 倍にする分流器の抵抗は Rs=r÷(m−1)(r:電流計の内部抵抗)です。倍率は 100÷10=10 倍なので、Rs=18÷(10−1)=2Ω になります。
電流計に10mA流れるとき、両端の電圧は 18Ω×10mA=0.18V で、分流器には残りの 90mA が流れるので、0.18V÷90mA=2Ω と確かめられます。

他の選択肢について
・1.8Ω:内部抵抗を倍率で割った値(18÷10)で、1を引き忘れています。
・162Ω:倍率器の式 r×(m−1)を当てはめた値です。分流器は電流計の内部抵抗より小さい抵抗になります。
・0.2Ω:正しい値(2Ω)の桁を1つ誤った値です。

覚え方のポイント
「分流器=並列・Rs=r÷(m−1)(電流計より小さい)」「倍率器=直列・Rm=r×(m−1)(電圧計より大きい)」。
問31-1

内部抵抗 10kΩ、最大目盛 10V の電圧計に、40kΩ の倍率器を直列に接続した。このとき測定できる最大電圧の値として、正しいものはどれか。

  • ①40V
  • ②12.5V
  • ③50V
  • ④100V
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正解 ③50V
解説
倍率器の倍率は m=1+Rm÷r(Rm:倍率器の抵抗、r:電圧計の内部抵抗)です。m=1+40÷10=5 倍なので、最大電圧は 10V×5=50V になります。

他の選択肢について
・40V:倍率器にかかる電圧だけを答えた値です(電圧計に10V、倍率器に40Vがかかります)。
・12.5V:倍率を 1+r÷Rm(=1.25)と逆にした値です。
・100V:倍率を10倍とした値です。倍率は 1+40÷10=5倍で、10倍にするには倍率器を 10kΩ×(10−1)=90kΩ にする必要があります。

覚え方のポイント
倍率器は電圧計と直列なので、電圧は抵抗の比で分かれます。「電圧計:倍率器=10kΩ:40kΩ=10V:40V」と考えると確実です。
問41-1

永久磁石の材料と、変圧器の鉄心の材料に求められる磁気的な性質の組合せとして、最も適当なものはどれか。

  • ①永久磁石は保磁力が小さく、鉄心はヒステリシスループが太いもの
  • ②永久磁石も鉄心も、ヒステリシスループが太く保磁力が大きいもの
  • ③永久磁石も鉄心も、ヒステリシスループが細く保磁力が小さいもの
  • ④永久磁石は保磁力が大きく、鉄心はヒステリシスループが細いもの
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正解 ④永久磁石は保磁力が大きく、鉄心はヒステリシスループが細いもの
解説
永久磁石は、外部の磁界を取り去っても磁気が残り、逆向きの磁界にも消されにくいことが必要なので、残留磁気と保磁力が大きい(ヒステリシスループが太い)材料が適しています。
変圧器の鉄心は、交流で磁化の向きが絶えず入れ替わるため、1周するたびに熱として失われるヒステリシス損(ループの面積に比例)を小さくする必要があり、保磁力が小さくループが細いけい素鋼板などが使われます。

他の選択肢について
・永久磁石は保磁力が小さく、鉄心はループが太い:両者に求められる性質が逆です。
・両方ともループが太く保磁力が大きい:鉄心ではヒステリシス損が大きくなり、発熱が増えます。
・両方ともループが細く保磁力が小さい:永久磁石では磁気を保てず、すぐに弱まってしまいます。

覚え方のポイント
「永久磁石=太いループ(保磁力・残留磁気が大きい)」「鉄心=細いループ(ヒステリシス損が小さい)」。
問51-1

抵抗 R=3Ω と誘導性リアクタンス X=4Ω を直列に接続した交流回路の、インピーダンスと力率の組合せとして、正しいものはどれか。

  • ①インピーダンス 5Ω、力率 0.6
  • ②インピーダンス 7Ω、力率 0.6
  • ③インピーダンス 5Ω、力率 0.8
  • ④インピーダンス 1Ω、力率 0.75
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正解 ①インピーダンス 5Ω、力率 0.6
解説
直列回路のインピーダンスは Z=√(R²+X²)=√(9+16)=5Ω です。力率は cosθ=R÷Z=3÷5=0.6 になります。

他の選択肢について
・7Ω:R と X を単純に足した値です。抵抗とリアクタンスは位相が90度違うため、2乗の和の平方根で合成します。
・力率0.8:X÷Z(=sinθ)を力率とした誤りです。
・1Ω・0.75:差や比(R÷X)をとった誤りです。

覚え方のポイント
「3:4:5 の直角三角形」。力率は「抵抗÷インピーダンス」です。
問61-1

抵抗 R、インダクタンス L、静電容量 C の直列回路の共振に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①共振時は、回路のインピーダンスが最大となり、電流が最小となる。
  • ②共振時は、回路のインピーダンスが最小となり、電流が最大となる。
  • ③共振周波数は、抵抗 R の値を大きくすると高くなる。
  • ④共振周波数は、L と C の積が大きいほど高くなる。
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正解 ②共振時は、回路のインピーダンスが最小となり、電流が最大となる。
解説
直列共振では、誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスが打ち消し合い、インピーダンスが抵抗 R だけになって最小となります。そのため電流は最大になります。共振周波数は f₀=1÷(2π√(LC))です。

他の選択肢について
・インピーダンスが最大:並列共振回路の特徴です。
・R を大きくすると高くなる:共振周波数は L と C だけで決まり、R には関係しません。
・LC の積が大きいほど高い:√(LC)に反比例するので、積が大きいほど低くなります。

覚え方のポイント
「直列共振=インピーダンス最小・電流最大」「並列共振=インピーダンス最大」。
問71-1

最大値が 141V の正弦波交流電圧の実効値として、最も近いものはどれか。

  • ①141V
  • ②70.5V
  • ③100V
  • ④200V
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正解 ③100V
解説
正弦波交流の実効値は、最大値の 1÷√2(約0.707)倍です。141×0.707≒100V になります。家庭用の100Vという値は実効値で表しています。

他の選択肢について
・141V:最大値そのものです。
・70.5V:最大値を2で割った値で、実効値の求め方ではありません。
・200V:最大値の√2倍にした誤りです。

覚え方のポイント
「実効値=最大値÷√2」「平均値=最大値×2÷π(約0.637倍)」。
問81-1

静電容量 2μF のコンデンサ2個を直列に接続したときの合成静電容量として、正しいものはどれか。

  • ①4μF
  • ②2μF
  • ③0.5μF
  • ④1μF
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正解 ④1μF
解説
コンデンサの直列接続の合成静電容量は、抵抗の並列接続と同じ形で求めます。(2×2)÷(2+2)=1μF です。

他の選択肢について
・4μF:並列に接続したときの合成静電容量(足し算)です。
・2μF:1個分の静電容量で、合成していません。
・0.5μF:和分の積の分子を1個分の容量(2)だけにした値(2÷(2+2))で、式の形を誤っています。

覚え方のポイント
コンデンサは抵抗と逆で、「並列は足し算、直列は和分の積」です。
問91-1

平行平板コンデンサの極板の間隔を2倍にし、ほかの条件は変えないとき、静電容量の変化として、最も適当なものはどれか。

  • ①2分の1になる。
  • ②2倍になる。
  • ③4倍になる。
  • ④4分の1になる。
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正解 ①2分の1になる。
解説
平行平板コンデンサの静電容量は C=ε×S÷d(ε:誘電率、S:極板の面積、d:極板の間隔)で表されます。間隔を2倍にすると、静電容量は2分の1になります。

他の選択肢について
・2倍:面積を2倍にした場合か、誘電率が2倍の誘電体を入れた場合です。
・4倍・4分の1:静電容量は間隔に反比例するだけで、2乗は関係しません。

覚え方のポイント
「広い・近い・誘電率が大きい ほど容量は大きい」。
問101-1

電磁気に関する法則の説明として、最も適当なものはどれか。

  • ①フレミングの右手の法則は、磁界中の電流が受ける力の向きを示す。
  • ②フレミングの左手の法則は、磁界中の電流が受ける力の向きを示す。
  • ③レンツの法則は、電流が作る磁界の強さを示す法則である。
  • ④アンペアの右ねじの法則は、誘導起電力の大きさを示す。
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正解 ②フレミングの左手の法則は、磁界中の電流が受ける力の向きを示す。
解説
フレミングの左手の法則は、磁界中を流れる電流が受ける電磁力の向きを示す法則で、電動機(モータ)の原理です。中指が電流、人差し指が磁界、親指が力の向きです。

他の選択肢について
・右手の法則で力の向き:右手の法則は、磁界中を動く導体に生じる誘導起電力の向きを示し、発電機の原理です。
・レンツの法則:誘導起電力は、磁束の変化を妨げる向きに生じることを示す法則です。
・アンペアの右ねじの法則:電流が作る磁界の向きを示す法則です。誘導起電力の大きさはファラデーの法則が示します。

覚え方のポイント
「左手=モータ(力)、右手=発電機(起電力)」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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