工事現場に搬入された材料・機器の受入検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ①納入された機器の品名・仕様・数量を、承諾を得た図書と照合した。
- ②搬入時に、輸送中の損傷や汚れがないかを外観で確認した。
- ③試験成績書が添付されていたので、品名や数量の照合も省略した。
- ④不合格となった材料は、合格品と混ざらないように区分して保管した。
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試験成績書は、製造者が工場で行った試験の結果を示す書類で、その製品が規格どおりに作られたことを確かめる手がかりになります。しかし、現場に届いた品物が注文どおりの品名・仕様・数量であるか、輸送中に傷んでいないかまでは、試験成績書では分かりません。受入検査では、試験成績書を確認したうえで、現物と図書の照合や外観の確認を行います。照合まで省略するのは不適当です。
他の選択肢について
・承諾図書との照合:設計図書や承諾を得た製作図などと照らし合わせ、注文どおりの品物が届いたかを確かめます。受入検査の基本です。
・外観の確認:輸送中のへこみ・傷・汚れ・水ぬれなどは、搬入時に確認しておかないと、あとで原因が分からなくなります。
・不合格品の区分保管:不合格品が合格品と混ざって誤って使われないよう、表示をして区分し、速やかに場外へ搬出するなどの処置をします。
覚え方のポイント
受入検査は「書類(試験成績書)+現物(品名・仕様・数量・外観)」の両方で確かめます。書類があっても現物の確認は省けません。