2026年版・6-5

工事施工:屋内配線・受変電設備と竣工試験の一問一答

2級電気工事施工管理技士(第一次検定)「施工管理法」から、工事施工:屋内配線・受変電設備と竣工試験に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問16-5

金属管配線において、金属管を曲げる場合の曲げ半径として、「内線規程」上、最も適当なものはどれか。

  • ①管内径の6倍以上
  • ②管内径の3倍以上
  • ③管内径の2倍以上
  • ④管内径の4倍以上
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正解 ①管内径の6倍以上
解説
内線規程では、金属管を曲げる場合は、管の断面が著しく変形しないように曲げ、その曲げ半径(内側の半径)は管内径の6倍以上とすることを定めています。急な曲げは、管がつぶれたり、電線を通すときに被覆を傷めたりする原因になります。

他の選択肢について
・3倍以上:曲げ半径が小さすぎます。
・2倍以上:曲げ半径が小さすぎます。
・4倍以上:基準の6倍に足りません。

覚え方のポイント
「金属管の曲げは内径の6倍以上」。屈曲が多いと電線の通線が難しくなるため、屈曲が多い区間には、途中にプルボックスを設けます。
問26-5

低圧屋内配線に使用する接地線の絶縁被覆の色として、「内線規程」上、最も適当なものはどれか。

  • ①白
  • ②緑
  • ③黒
  • ④赤
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正解 ②緑
解説
内線規程では、接地線には、緑(または緑/黄のしま模様)の色の絶縁被覆のものを使用することとしています。また、電路の接地側電線(中性線など)には白色の電線を使用します。色を統一することで、誤った接続による感電や事故を防ぎます。

他の選択肢について
・白:接地側電線(中性線)に用いる色です。
・黒:非接地側電線(電圧線)に用いられる色の1つです。
・赤:非接地側電線(電圧線)に用いられる色の1つです。

覚え方のポイント
「接地線=緑、接地側電線=白、電圧線=黒・赤」。名前が似ている接地線と接地側電線を、色で区別して覚えます。
問36-5

低圧屋内配線と弱電流電線の施設に関する記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、最も不適当なものはどれか。

  • ①電灯の配線とインターホンの配線を、別々の金属管に収めた。
  • ②電灯の配線と電話の配線を、接触しないように施設した。
  • ③電灯の配線とインターホンの配線を、同一の金属管に収めた。
  • ④ケーブルラック上で、電力ケーブルと通信ケーブルを離して施設した。
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正解 ③電灯の配線とインターホンの配線を、同一の金属管に収めた。
解説
電気設備の技術基準の解釈第167条では、低圧配線を、弱電流電線(インターホン・電話などの配線)と同一の管やダクトに収めて施設してはならないことを原則としています(ダクトやボックスの中に堅ろうな隔壁を設け、その金属製部分にC種接地工事を施す場合や、リモコンスイッチなどの制御用の弱電流電線で一定の条件を満たす場合などの例外があります)。電力の配線から弱電流電線への混触や誘導による事故・障害を防ぐためです。

他の選択肢について
・別々の金属管に収める:弱電流電線と分けて施設する、適切な方法です。
・接触しないように施設:低圧配線と弱電流電線は、接触しないように施設します。
・離して施設:混触や誘導障害を防ぐための適切な方法です。

覚え方のポイント
「強電と弱電は同じ管に入れない」。弱電流電線に電力の電圧が加わると、通信機器の故障や感電の原因になります。
問46-5

ケーブルが建物の防火区画を貫通する部分の施工に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①貫通部のすき間は、可燃性の材料で埋めてもよい。
  • ②金属管に収めれば、管と壁のすき間は埋めなくてよい。
  • ③将来の増設に備え、貫通部のすき間は開けておく。
  • ④国土交通大臣認定の工法などで、すき間を埋める。
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正解 ④国土交通大臣認定の工法などで、すき間を埋める。
解説
防火区画は、火災が建物内に広がるのを防ぐための壁や床です。ケーブルが貫通する部分にすき間があると、そこから火や煙が広がってしまうため、建築基準法施行令(第112条第20項・第129条の2の4)に基づき、国土交通大臣の認定を受けた工法で処理するか、管と防火区画とのすき間をモルタルなどの不燃材料で埋めるなどの措置を行います。

他の選択肢について
・可燃性の材料で埋める:火災時に燃えて、延焼の経路になります。
・金属管に収めればすき間は埋めなくてよい:管が不燃材料でも、管と壁や床とのすき間は、モルタルなどの不燃材料で埋める必要があります。
・将来の増設に備えて開けておく:すき間から火や煙が広がるため不適当です。増設時は、その都度処理をやり直します。

覚え方のポイント
「防火区画の貫通部は必ずふさぐ(認定工法・不燃材料)」。施工後に写真などで記録を残すことも、品質管理として重要です。
問56-5

高圧ケーブル(CVケーブル)の端末処理に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①ケーブルの遮へい銅テープには、接地を施す。
  • ②ストレスコーンは、電界の集中を強めるために設ける。
  • ③外部半導電層は、端末の先端まで残しておく。
  • ④端末の処理後は、絶縁抵抗の測定を行わない。
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正解 ①ケーブルの遮へい銅テープには、接地を施す。
解説
高圧CVケーブルの遮へい層(銅テープ)は、ケーブル内部の電界を均一にし、外部への誘導を防ぐためのものです。遮へい層には接地を施し、地絡事故のときに地絡電流が流れる経路にもします(一般に片端で接地します)。

他の選択肢について
・ストレスコーンは電界の集中を強める:逆です。遮へい層を切った端の部分に集中する電界を和らげるために設けます。
・外部半導電層を先端まで残す:外部半導電層は遮へい層とともに所定の位置で剥ぎ取ります。残すと、端末の表面に沿って放電(沿面放電)が起き、絶縁破壊につながります。
・絶縁抵抗の測定を行わない:処理後は、絶縁抵抗の測定や絶縁耐力試験で施工の良否を確認します。

覚え方のポイント
高圧ケーブルの端末は「遮へい層の接地」と「電界の集中を和らげるストレスコーン」が要点です。端末処理の不良は、地絡事故の大きな原因になります。
問66-5

受変電設備の機器の据付けに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①変圧器は、基礎にアンカーボルトで堅固に固定した。
  • ②防振ゴム支持の変圧器に、耐震ストッパーを付けなかった。
  • ③キュービクルの前面に、操作と点検の空間を確保した。
  • ④重量物の搬入にあたっては、床の耐荷重を事前に確認した。
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正解 ②防振ゴム支持の変圧器に、耐震ストッパーを付けなかった。
解説
受変電設備の機器は重量が大きく、地震のときに移動したり転倒したりすると、設備の損傷や停電、火災などの重大な事故につながります。そのため、変圧器やキュービクルなどは、耐震性を考慮してアンカーボルトで基礎に堅固に固定します。騒音・振動を抑えるために変圧器を防振ゴムで支持する場合は、地震のときに大きく動いて転倒したり接続部が壊れたりしないよう、移動や転倒を防ぐ耐震ストッパーを設けます。耐震ストッパーを付けないのは不適当です。

他の選択肢について
・アンカーボルトで堅固に固定:耐震のための基本の施工です。
・操作と点検のための空間を確保:保守や操作を安全に行うために必要です。
・床の耐荷重を事前に確認:重量物の搬入や設置で床が壊れないように確認します。

覚え方のポイント
受変電機器の据付けは「固定(耐震)・空間(保守点検)・荷重(搬入経路と床)」の3点を確認します。
問76-5

A種接地工事の接地極及び接地線を、人が触れるおそれがある場所に施設する場合の接地極の埋設深さとして、「電気設備の技術基準とその解釈」上、正しいものはどれか。

  • ①地下30cm以上
  • ②地下50cm以上
  • ③地下75cm以上
  • ④地下100cm以上
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正解 ③地下75cm以上
解説
電気設備の技術基準の解釈第17条では、A種接地工事(およびB種接地工事)の接地極及び接地線を人が触れるおそれがある場所に施設する場合、接地極は地下75cm以上の深さに埋設することを定めています。地表付近の電位の傾きを小さくして、地絡時に人が感電することを防ぐためです。

他の選択肢について
・地下30cm以上:基準より浅すぎます。
・地下50cm以上:基準より浅すぎます。
・地下100cm以上:基準の値ではありません(深くしてもよいですが、最小値は75cmです)。

覚え方のポイント
「接地極は地下75cm、接地線は地下75cmから地表上2mまでを合成樹脂管などで覆う」。75cmと2mをセットで覚えます。
問86-5

A種接地工事の接地線を、人が触れるおそれがある場所に施設する場合の防護として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、最も適当なものはどれか。

  • ①地表上50cmまでの部分だけを、金属管で覆って保護する。
  • ②接地線は、点検しやすいよう覆わずに露出させる。
  • ③地下30cmから地表上1mまでを、ビニルテープで巻く。
  • ④地下75cmから地表上2mまでを、合成樹脂管などで覆う。
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正解 ④地下75cmから地表上2mまでを、合成樹脂管などで覆う。
解説
電気設備の技術基準の解釈第17条では、A種接地工事(およびB種接地工事)の接地線を人が触れるおそれがある場所に施設する場合、接地線の地下75cmから地表上2mまでの部分を、電気用品安全法の適用を受ける合成樹脂管(厚さ2mm未満のもの及びCD管を除く)またはこれと同等以上の絶縁効力及び強さのあるもので覆うことを定めています。

他の選択肢について
・地表上50cmまで金属管で覆う:範囲が不足しており、金属管ではなく絶縁性のある管で覆います。
・覆わずに露出:人が触れて感電したり、接地線が損傷したりするおそれがあります。
・ビニルテープで巻く:範囲も防護の方法も不十分です。

覚え方のポイント
「地下75cm〜地表上2mを合成樹脂管で覆う」。人が触れる高さと、地表付近の危険な範囲を覆う、と考えると覚えやすくなります。
問96-5

高圧受電設備の竣工時の試験に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①絶縁耐力試験の前と後に、絶縁抵抗を測定する。
  • ②絶縁耐力試験を行った後は、絶縁抵抗を測定しない。
  • ③交流の試験電圧は、最大使用電圧の2倍とする。
  • ④絶縁耐力試験は、試験電圧を1分間加えて行う。
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正解 ①絶縁耐力試験の前と後に、絶縁抵抗を測定する。
解説
絶縁耐力試験では、高い電圧を一定時間加えるため、まず絶縁抵抗を測定して異常がないことを確認してから行います。試験の後にも再び絶縁抵抗を測定し、試験によって絶縁が損なわれていないことを確認します。

他の選択肢について
・試験の後は測定しない:試験で絶縁が傷んでいないかを確認するため、後にも測定します。
・交流で最大使用電圧の2倍:最大使用電圧7,000V以下の電路は、最大使用電圧の1.5倍の交流電圧です(電技解釈第15条)。2倍になるのは、ケーブルを直流で試験する場合の「交流の試験電圧の2倍」という考え方です。
・1分間加える:試験電圧は連続して10分間加えます(同条)。

覚え方のポイント
「絶縁抵抗 → 絶縁耐力 → 絶縁抵抗」。高い電圧を加える試験は、前後の絶縁抵抗の測定で挟んで、安全と結果を確かめます。
問106-5

電動機に三相の電源を接続する前などに、三相回路の相順(相回転の向き)を確かめるために用いる計器として、最も適当なものはどれか。

  • ①回路計
  • ②検相器
  • ③接地抵抗計
  • ④絶縁抵抗計
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正解 ②検相器
解説
検相器は、三相回路の3本の電線に接続して、相順(相回転の向き)が正しいかどうかを表示する計器です。相順が逆だと三相誘導電動機が逆回転するため、電動機の接続や受電の際に確認します。

他の選択肢について
・回路計:テスタとも呼ばれ、電圧・抵抗・導通などを測る計器です。1本ずつの電圧は測れますが、相順は判定できません。
・接地抵抗計:接地極と大地との間の接地抵抗を測る計器です。
・絶縁抵抗計:電路と大地の間などの絶縁抵抗を測る計器で、停電させた状態で使います。

覚え方のポイント
竣工時の試験で使う計器は「絶縁抵抗計(絶縁)・接地抵抗計(接地)・検相器(相順)・検電器(充電の有無)・回路計(電圧や導通)」。目的と計器の名前をセットで覚えます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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