2026年版・6-3

品質管理:PDCA・管理図・試験検査の一問一答

2級電気工事施工管理技士(第一次検定)「施工管理法」から、品質管理:PDCA・管理図・試験検査に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問16-3

品質管理のPDCAサイクルにおいて、「C(Check)」にあたる作業として、最も適当なものはどれか。

  • ①施工の結果を測定して、基準と比べて確認する。
  • ②品質の目標を定め、施工の方法や基準を決める。
  • ③定めた基準や手順に従って、実際に作業を行う。
  • ④不具合の原因を調べて、再発を防ぐ処置をとる。
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正解 ①施工の結果を測定して、基準と比べて確認する。
解説
PDCAサイクルは、P(Plan:計画)→ D(Do:実施)→ C(Check:確認)→ A(Act:処置・改善)を繰り返して、品質を高めていく考え方です。C(Check)は、実施した結果を測定・試験し、計画で決めた基準と比べて確認する段階です。

他の選択肢について
・目標を定め、方法や基準を決める:P(計画)にあたります。
・基準や手順に従って作業を行う:D(実施)にあたります。
・原因を調べて再発防止の処置:A(処置・改善)にあたります。

覚え方のポイント
「計画 → 実施 → 確認 → 改善」。順番を問う問題では、計画(P)から始まり、改善(A)の後に再び計画に戻るサイクルになっていることを確認します。
問26-3

品質管理に用いる図のうち、データを時間の順に打点して線で結び、上下の管理限界線によって工程の異常を判断するものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①ヒストグラム
  • ②管理図
  • ③パレート図
  • ④散布図
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正解 ②管理図
解説
管理図は、品質の特性値を時間の順に打点して折れ線で結び、中心線と上方・下方の管理限界線を引いた図です。点が管理限界線の外に出たり、点の並び方にくせがあったりすると、工程に異常が起きていると判断します。

他の選択肢について
・ヒストグラム:データの分布の形(ばらつき)を柱状図で表した図です。
・パレート図:不良の項目を件数の多い順に並べ、累積比率の折れ線を加えた図です。
・散布図:2つの特性を縦軸と横軸にとって打点し、相関関係を見る図です。

覚え方のポイント
「管理図=時間の流れで異常を見る」。QC七つ道具は、何を知りたいか(分布・重点・原因・相関・時間変化)で使い分けます。
問36-3

品質管理に用いる図表とその主な用途の組合せとして、最も不適当なものはどれか。

  • ①特性要因図 ― 結果と原因の関係の整理
  • ②ヒストグラム ― データのばらつきの把握
  • ③散布図 ― 重点的に対策すべき項目の把握
  • ④チェックシート ― データの記録と整理
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正解 ③散布図 ― 重点的に対策すべき項目の把握
解説
散布図は、2つの特性(例えば、締付けトルクと抜けにくさ)を縦軸と横軸にとってデータを打点し、2つの間に相関があるかどうかを調べる図です。不良項目の重点の把握に用いるのはパレート図です。

他の選択肢について
・特性要因図:結果(特性)と、それに影響する原因(要因)の関係を、魚の骨のような形で整理する図です。
・ヒストグラム:データの分布の形やばらつき、規格値との関係を把握する図です。
・チェックシート:データを簡単に記録し、整理するための用紙です。

覚え方のポイント
「重点=パレート図」「原因=特性要因図」「ばらつき=ヒストグラム」「相関=散布図」「時間変化=管理図」「記録=チェックシート」「分類=層別」。QC七つ道具は用途とセットで覚えます。
問46-3

不良品などを項目別に分け、件数の多い順に並べた棒グラフに累積比率の折れ線を加え、重点的に対策すべき項目を見つける図として、最も適当なものはどれか。

  • ①特性要因図
  • ②管理図
  • ③散布図
  • ④パレート図
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正解 ④パレート図
解説
パレート図は、不良や手直しなどを原因別・項目別に分類し、件数(または損失金額)の多い順に棒グラフで並べ、累積比率の折れ線を加えた図です。上位の少数の項目が全体の大部分を占めることが多いため、どこに重点を置いて対策すればよいかが分かります。

他の選択肢について
・特性要因図:結果と原因の関係を、魚の骨のような形で整理する図です。
・管理図:時間の順にデータを打点し、工程の異常を判断する図です。
・散布図:2つの特性の相関を見る図です。

覚え方のポイント
「多い順に並べる=パレート図」。対策の前(重点の把握)と後(効果の確認)で2つのパレート図を比べると、改善の効果がひと目で分かります。
問56-3

品質管理に用いるヒストグラムに関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①ヒストグラムから、データの時間的な変化の様子が分かる。
  • ②データ全体のばらつきの程度や、分布の形が分かる。
  • ③規格値を記入すると、規格から外れた割合の見当がつく。
  • ④分布の山が2つある場合は、異なる母集団の混入が考えられる。
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正解 ①ヒストグラムから、データの時間的な変化の様子が分かる。
解説
ヒストグラムは、データをいくつかの区間に分け、各区間に入るデータの数を柱で表した図です。データ全体の分布の形やばらつきは分かりますが、データが時間とともにどう変化したかは分かりません。時間的な変化を見るには、管理図などを使います。

他の選択肢について
・ばらつきの程度や分布の形が分かる:ヒストグラムの基本の用途です。
・規格値を記入すると外れた割合の見当がつく:規格の上限・下限の線を引いて、どれだけはみ出すかを確認できます。
・山が2つあれば異なる母集団の混入:2人の作業者や2台の機械のデータが混じっている場合などで、層別して調べます。

覚え方のポイント
「ヒストグラム=全体の形(ばらつき)」「管理図=時間の流れ」。同じデータでも、どの図で見るかで分かることが違います。
問66-3

品質管理における検査の方法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①不良品が1つでも重大な事故につながる場合は、全数検査とする。
  • ②製品を破壊しないと調べられない検査は、全数検査とする。
  • ③大量にあって全数を調べることが困難な場合は、抜取検査とする。
  • ④抜取検査は、ロットから試料を抜き取り、合否を判定する。
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正解 ②製品を破壊しないと調べられない検査は、全数検査とする。
解説
製品を破壊しなければ調べられない検査(破壊検査)を全数に行うと、検査した製品がすべて使えなくなってしまいます。そのため、破壊検査が必要な場合は、ロットから一部の試料を抜き取って調べる抜取検査とします。

他の選択肢について
・不良品が重大な事故につながる場合は全数検査:安全に関わる部分などは、全数を確認します。
・大量で全数が困難な場合は抜取検査:検査の手間と費用を抑えられます。
・抜取検査の方法:ロット(同じ条件でつくられた製品のまとまり)から試料を抜き取って調べ、ロット全体の合否を判定します。

覚え方のポイント
「全数検査=不良を1つも許せないとき」「抜取検査=大量・破壊検査・連続生産のとき」。検査の目的と費用のバランスで選びます。
問76-3

接地抵抗計(電位降下法)を用いて接地抵抗を測定する場合の記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①電流用補助接地極は、被測定接地極と電圧用補助接地極の間に打つ。
  • ②補助接地極は使わず、被測定接地極と大地の間を絶縁抵抗計で測定する。
  • ③被測定接地極と補助接地極を、ほぼ一直線上に約10m間隔で配置する。
  • ④被測定接地極と補助接地極を、互いに1m以内に密集させて配置する。
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正解 ③被測定接地極と補助接地極を、ほぼ一直線上に約10m間隔で配置する。
解説
接地抵抗計(電位降下法)では、被測定接地極(E)から、電圧用の補助接地極(P)と電流用の補助接地極(C)を、ほぼ一直線上に約10mずつ離して打ち込み、測定します。間隔が近すぎると、それぞれの接地極の周りの電位の影響が重なり、正しい値が得られません。

他の選択肢について
・電流用補助接地極を中間に打つ:並び順が逆です。正しくは E(被測定接地極)-P(電圧用)-C(電流用)の順で、電圧用補助接地極Pを中間に置きます。
・絶縁抵抗計で測定:絶縁抵抗計は絶縁の良否を調べる計器で、接地抵抗の測定には使いません。
・1m以内に密集させる:近すぎて正しく測定できません。

覚え方のポイント
「E-P-Cを一直線に約10m間隔」。測定の前に、地電圧(大地にもともとある電圧)が測定に影響しないかを確認することも大切です。
問86-3

キュービクル式高圧受電設備(JIS C 4620)の試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①受渡試験は、製品が仕様どおりかを製品ごとに確かめる試験である。
  • ②形式試験は、代表となる製品で設計の妥当性を確かめる試験である。
  • ③耐電圧試験は、製品ごとに行う受渡試験の項目の一つである。
  • ④温度上昇試験は、出荷する製品1台ごとに受渡試験として行う。
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正解 ④温度上昇試験は、出荷する製品1台ごとに受渡試験として行う。
解説
JIS C 4620(キュービクル式高圧受電設備)では、試験を、製品の設計が規格の性能を満たすかを代表となる製品で確かめる「形式試験」と、製造した製品を出荷する前に1台ごとに行う「受渡試験」に分けています。温度上昇試験は、通電したときの各部の温度上昇が限度内に収まるかを設計の段階で確かめるもので、形式試験として行います。出荷する製品ごとに行う受渡試験の項目ではありません。

他の選択肢について
・受渡試験は製品ごと:構造や動作、耐電圧などを、出荷する製品1台ごとに確かめます。
・形式試験は代表の製品:製品の設計(形式)が規格に適合するかを、代表となる製品で確かめます。
・耐電圧試験は受渡試験の項目:絶縁が規定の電圧に耐えられるかを、製品ごとに確かめます。

覚え方のポイント
「形式試験=設計の確認(代表の製品で)」「受渡試験=出荷前の確認(1台ごと)」。時間と手間のかかる温度上昇試験は、形式試験で行います。
問96-3

公称電圧6,600V(最大使用電圧6,900V)の高圧電路の絶縁耐力試験を交流で行う場合の試験電圧の値として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、正しいものはどれか。

  • ①10,350V
  • ②9,900V
  • ③6,900V
  • ④20,700V
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正解 ①10,350V
解説
電気設備の技術基準の解釈第15条では、最大使用電圧が7,000V以下の電路の絶縁耐力試験は、最大使用電圧の1.5倍の交流電圧を、電路と大地の間に連続して10分間加えて行うと定めています。
6,900×1.5=10,350V です。

他の選択肢について
・9,900V:公称電圧6,600Vに1.5を掛けた値で、最大使用電圧を使っていません。
・6,900V:最大使用電圧そのもので、1.5倍していません。
・20,700V:ケーブルを直流で試験する場合の値(交流の試験電圧の2倍)です。

覚え方のポイント
「最大使用電圧×1.5倍を10分間」。最大使用電圧は、公称電圧6,600Vの場合、6,600×1.15÷1.1=6,900Vです。ケーブルは直流で試験でき、その場合は交流の試験電圧の2倍になります。
問106-3

低圧電路の絶縁抵抗の測定に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①開閉器や遮断器で電路を切り離して、停電させて測定した。
  • ②電圧に弱い電子機器を接続したまま、そのまま測定した。
  • ③使用電圧に応じた定格測定電圧の絶縁抵抗計を使用した。
  • ④測定の後に、電路に残った電荷を確実に放電させた。
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正解 ②電圧に弱い電子機器を接続したまま、そのまま測定した。
解説
絶縁抵抗計は、測定のために直流の高い電圧(低圧電路では一般に500Vなど)を電路に加えます。電圧に弱い電子機器などを接続したまま測定すると、機器を損傷するおそれがあるため、測定の前に切り離すか、低い定格測定電圧の計器を選ぶなどの配慮が必要です。

他の選択肢について
・停電させて測定:絶縁抵抗の測定は、原則として停電させて行います。
・使用電圧に応じた絶縁抵抗計:電路の電圧や機器に合った定格測定電圧(125V・250V・500Vなど)を選びます。
・測定後に残留電荷を放電:ケーブルなどに残った電荷で感電しないようにします。

覚え方のポイント
絶縁抵抗の測定は「停電・切離し・計器の選定・放電」の手順で行います。漏えい電流の測定(1mA以下)は、停電できない場合の代わりの方法です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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