2026年版・6-1

施工計画・仮設計画の一問一答

2級電気工事施工管理技士(第一次検定)「施工管理法」から、施工計画・仮設計画に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問16-1

仮設計画として定めた内容のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①仮設の電気設備は一時的なものなので、漏電遮断器を省略する計画とした。
  • ②資材置場は、搬入車両の動線と作業の効率を考えて配置する計画とした。
  • ③仮設照明は、通路や作業場所に必要な照度が得られるように計画した。
  • ④仮囲いは、第三者の立入りを防ぎ、周辺の安全を確保するように計画した。
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正解 ①仮設の電気設備は一時的なものなので、漏電遮断器を省略する計画とした。
解説
工事現場の仮設の電気設備は、雨や湿気にさらされ、電動工具などを多くの作業者が使うため、感電の危険が大きい設備です。労働安全衛生規則第333条でも、対地電圧が150Vを超える移動式・可搬式の電動機械器具や、水などで湿った場所・鉄骨上など導電性の高い場所で使う移動式・可搬式の電動機械器具には、感電防止用の漏電しゃ断装置を接続することが求められています。一時的だからといって、漏電遮断器を省略するのは不適当です。

他の選択肢について
・資材置場の配置:搬入の動線や作業の効率を考えるのは、仮設計画の基本です。
・仮設照明の照度:通路や作業場所の明るさは、作業の安全と品質に直結します。
・仮囲い:第三者の立入りを防ぎ、工事現場の周辺の安全を確保します。

覚え方のポイント
仮設計画でも「安全(感電・墜落・第三者災害)を最優先」。仮設であっても、法令の規制は本設と同じように受けます。
問26-1

施工計画書の作成と取扱いについて述べたもののうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①施工計画書は、設計図書に基づいて受注者が作成する。
  • ②施工計画書は、類似工事の計画書をそのまま流用する。
  • ③総合施工計画書と、工種別施工計画書の2種類がある。
  • ④内容に重要な変更が生じたときは、変更の手続きを行う。
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正解 ②施工計画書は、類似工事の計画書をそのまま流用する。
解説
施工計画書は、工事をどのように進めるか(施工方法・工程・品質管理・安全管理など)をまとめた計画書で、工事の着手前に作成し、監督員に提出します。工事ごとに敷地の条件・規模・工期・周辺の状況が違うため、過去の類似工事の計画書は参考にはしても、そのまま流用せず、その工事の条件に合わせて検討し直して作成します。新しい工法や機械の採用も含めて検討することが大切です。

他の選択肢について
・設計図書に基づいて受注者が作成:設計図書の内容を実現するための計画を、受注者が作成します。
・総合施工計画書と工種別施工計画書:工事全体の計画と、工種ごとの詳しい計画の2段階で作成します。
・重要な変更があれば変更の手続き:計画を変えるときは、改めて監督員に提出します。

覚え方のポイント
施工計画は「過去の実績は参考、計画はその現場のために作る」。また「施工計画書は着工前」「竣工図は完成後」と、いつ作る書類かもあわせて覚えます。
問36-1

工事の着工前に行う事前調査の項目として、最も関係の少ないものはどれか。

  • ①地下埋設物の有無
  • ②資機材の搬入経路
  • ③建物完成後の賃料の相場
  • ④近隣の建物や道路の状況
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正解 ③建物完成後の賃料の相場
解説
着工前の事前調査は、工事を安全かつ円滑に進めるために、敷地や周辺の状況、法令上の手続き、資機材の搬入方法などを確認するものです。建物が完成した後の賃料の相場は、工事の施工には関係しません。

他の選択肢について
・地下埋設物の有無:掘削や接地極の埋設のときに、ガス管・水道管・通信線などを損傷しないために確認します。
・資機材の搬入経路:大型の機器や車両が通れるか、道路の幅や重量の制限を確認します。
・近隣の建物や道路の状況:騒音・振動や交通への影響を考えた計画のために確認します。

覚え方のポイント
事前調査は「敷地(地盤・埋設物)・周辺(近隣・道路)・搬入(経路・重量)・法令(届出・規制)」の4つの視点で整理すると漏れがありません。
問46-1

工事に伴う申請・届出とその提出先の組合せとして、最も不適当なものはどれか。

  • ①道路占用許可申請書 ― 道路管理者
  • ②特定建設作業実施届出書 ― 市町村長
  • ③着工届出書 ― 消防長又は消防署長
  • ④道路使用許可申請書 ― 道路管理者
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正解 ④道路使用許可申請書 ― 道路管理者
解説
道路使用許可は、道路で工事や作業をするために、道路の交通に影響を与える使い方をするときに必要な許可で、道路交通法に基づき警察署長に申請します。道路管理者に申請するものではありません。

他の選択肢について
・道路占用許可 ― 道路管理者:道路法に基づき、電柱や地中管路などを道路に継続して設けるときに、道路管理者(国・都道府県・市町村など)の許可を受けます。
・特定建設作業実施届出書 ― 市町村長:騒音規制法・振動規制法に基づき、作業開始の7日前までに届け出ます。
・着工届 ― 消防長又は消防署長:消防法に基づき、甲種消防設備士が工事着手の10日前までに届け出ます。

覚え方のポイント
「使用=一時的に使う=警察署長」「占用=物を置き続ける=道路管理者」。工事では両方が必要になることも多い手続きです。
問56-1

新しく建てる事務所ビルの電気設備工事について、総合工程表をまとめる際の進め方として、最も不適当なものはどれか。

  • ①受電日は試運転後に決めればよく、計画段階では定めない。
  • ②建築工事や他の設備工事と、作業の順序を調整して作成する。
  • ③受電日を基準にして、試運転調整や検査の期間を確保する。
  • ④作業員の人数が一時期に偏らないよう、山崩しを検討する。
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正解 ①受電日は試運転後に決めればよく、計画段階では定めない。
解説
新築ビルの電気工事では、受電(電力会社からの電気の受け入れ)ができて初めて、空調・給排水・エレベーターなどの設備の試運転や調整ができます。そのため、受電日は総合工程表の重要な節目として計画段階で定め、そこから逆算して受変電設備の工事や電力会社との協議を進めます。

他の選択肢について
・建築工事などと順序を調整:天井の内装や空調・衛生設備の工事と作業の順序が密接に関係するため、他の工事と調整します。
・試運転調整や検査の期間を確保:竣工までに必要な期間を確保します。
・山崩しを検討:作業員の人数(山積み)が特定の時期に集中すると、人手の不足や作業の混乱につながるため、作業の時期をずらして平準化(山崩し)します。

覚え方のポイント
「総合工程表のかなめは受電日」。受電日から逆算して、機器の発注・据付・試験の日程を決めていきます。受変電設備など製作に時間がかかる機器は、早めに承諾図を出して発注することも大切です。
問66-1

施工計画書をもとに、工種ごとの具体的な施工方法や手順、品質の確認方法などを詳しく定めた書類として、最も適当なものはどれか。

  • ①施工体制台帳
  • ②施工要領書
  • ③作業日報
  • ④竣工図
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正解 ②施工要領書
解説
施工要領書は、施工計画書に示した方針に基づき、工種ごとに具体的な施工方法、作業の手順、使用する材料や工具、品質の確認方法などを詳しく定めた書類です。作業者にとっての施工の手引きとなり、品質を一定に保つ役割があります。

他の選択肢について
・施工体制台帳:下請負人の名称や技術者などの施工体制を記載した台帳で、建設業法に基づいて作成します。
・作業日報:毎日の作業の内容や人数などを記録したものです。
・竣工図:工事の完成時の状態を表した図面です。

覚え方のポイント
「施工計画書(全体の方針)→ 施工要領書(工種ごとのやり方)→ 施工図(具体的な寸法・位置)」と、だんだん具体的になっていく書類の流れで覚えます。
問76-1

工事現場における資材の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①絶縁電線は、湿気の少ない乾燥した場所に保管した。
  • ②合成樹脂管は、直射日光が当たらない場所に保管した。
  • ③ケーブルドラムは、横に倒して平積みにして保管した。
  • ④照明器具は、雨のかからない屋内の場所に保管した。
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正解 ③ケーブルドラムは、横に倒して平積みにして保管した。
解説
ケーブルドラムを横に倒して平積みにすると、ドラムのつばが変形したり、巻かれたケーブルが傷んだりします。ケーブルドラムは立てた状態で、転がらないように歯止めをして保管するのが適当です。

他の選択肢について
・絶縁電線は湿気の少ない場所:湿気は絶縁の劣化の原因になります。
・合成樹脂管は直射日光を避ける:紫外線や熱で変形・劣化するおそれがあります。
・照明器具は屋内の乾燥した場所:雨や湿気による故障や、さびを防ぎます。

覚え方のポイント
資材の保管は「材料の弱点(湿気・日光・変形・衝撃)から守る」が基本です。ケーブルドラムは「立てて、歯止め」。
問86-1

受変電設備などの機器の製作に関する記述として、最も適当なものはどれか。

  • ①製作図は、工場検査の結果を受けて作成し提出する。
  • ②製作図は、機器が現場に搬入された後に提出する。
  • ③製作図の承諾は、竣工検査のときにまとめて受ける。
  • ④製作図を監督員に提出し、承諾を得てから製作する。
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正解 ④製作図を監督員に提出し、承諾を得てから製作する。
解説
受変電設備や分電盤などの機器は、設計図書に基づいて製作図(承諾図)を作成して監督員に提出し、仕様や寸法などについて承諾を受けてから製作に入ります。承諾を受けずに製作すると、設計図書と異なる機器ができて、作り直しになるおそれがあります。

他の選択肢について
・工場検査の結果を受けて作成:工場検査は承諾図どおりに製作されたかを確かめる検査なので、製作図はそれより前(製作前)に承諾を受けます。
・搬入後に提出:製作前に承諾を受けなければ、手戻りのおそれがあります。
・竣工検査でまとめて:製作前の段階で承諾を受ける必要があります。

覚え方のポイント
「承諾図 → 製作 → 工場検査 → 搬入 → 据付 → 試験」。製作に時間がかかる機器ほど、承諾図を早く出すことが工程管理のポイントです。
問96-1

工事用の仮設電気設備の計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①受電容量は、使用時期を考えず全機器の容量の合計で決めた。
  • ②工事の進み具合に応じて、仮設分電盤の配置を計画した。
  • ③仮設のケーブルは、通路を横断する部分を防護する計画とした。
  • ④仮設分電盤には、感電防止用の漏電遮断器を設ける計画とした。
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正解 ①受電容量は、使用時期を考えず全機器の容量の合計で決めた。
解説
工事用の電力は、使用する工具や機械、仮設照明、工事事務所などの使用電力を、工程表に基づいて「いつ・何を・どれだけ使うか」の時期ごとに見積もり、工事期間中の最大使用電力に対応できる受電容量を計画します。使う時期が重ならない機器まで、すべての容量を単純に合計して決めると、過大な設備と契約電力になり不経済です。逆に最大使用電力を下回ると、容量不足で停電したり作業が止まったりします。

他の選択肢について
・工事の進み具合に応じた配置:作業場所の移動に合わせて、分電盤の位置を計画します。
・通路を横断する部分を防護:ケーブルの損傷や、人のつまずきを防ぎます。
・感電防止用の漏電遮断器:仮設の電気設備でも、感電防止の対策は必要です。

覚え方のポイント
仮設電気は「容量(工程ごとの最大使用電力)・配置(工程に合わせる)・安全(漏電遮断器・防護)」の3点で計画します。
問106-1

工事現場の近隣対策に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  • ①騒音や振動の大きい作業は、作業時間帯に配慮する。
  • ②工事車両は、最短となる生活道路を通って出入りさせる。
  • ③車両の出入口には、必要に応じて交通誘導員を配置する。
  • ④現場周辺の清掃を行い、生活環境の保全に努める。
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正解 ②工事車両は、最短となる生活道路を通って出入りさせる。
解説
工事車両の搬出入の経路は、近隣の生活環境と第三者の安全を守るため、できるだけ幹線道路を使い、通学路や住宅地の中の生活道路は避けるように計画します。最短距離であっても、生活道路を大型車両が通ると、歩行者の事故や騒音・振動・粉じんの苦情の原因になります。

他の選択肢について
・作業時間帯に配慮:早朝や夜間の騒音・振動を避けます。
・交通誘導員の配置:工事車両の出入りによる第三者災害を防ぎます。
・現場周辺の清掃:泥や粉じんで周辺を汚さないようにします。

覚え方のポイント
近隣対策は「事前の説明」「車両は幹線道路、生活道路・通学路は避ける」が基本。近隣との良好な関係も施工管理の重要な要素です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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