2026年版・6-3

工事施工:構内の配線・ケーブル工事の一問一答

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「工事施工」から、工事施工:構内の配線・ケーブル工事に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問16-3

低圧屋内配線の金属管工事に関する次の記述のうち、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、最も不適当なものはどれか。

  • ①電線には、屋外用ビニル絶縁電線(OW)以外の絶縁電線を用いる。
  • ②コンクリートに埋め込む管の厚さは、1.2mm以上とすること。
  • ③電線は、金属管の中で接続点を設けて施工しても特に差し支えない。
  • ④管の端口には、電線の被覆を損傷しないようブッシングを用いる。
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正解 ③電線は、金属管の中で接続点を設けて施工しても特に差し支えない。
解説
電気設備の技術基準の解釈第159条では、金属管工事による低圧屋内配線について、電線は絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く)とすること、金属管内では電線に接続点を設けないこと、コンクリートに埋め込むものは管の厚さを1.2mm以上とすることなどを定めています。

他の選択肢について
・OW以外の絶縁電線:屋外用ビニル絶縁電線は使用できません。
・コンクリート埋込みの管の厚さ1.2mm以上:正しい規定です。
・端口のブッシング:電線の被覆の損傷を防ぐ措置です。

覚え方のポイント
金属管工事は「OW不可・管内接続禁止・埋込み1.2mm以上」。
問26-3

低圧屋内配線の合成樹脂管工事(CD管を除く)に関する次の記述のうち、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①管の支持点間の距離は、3m以下としなければならない。
  • ②管相互の接続で、差込み深さは外径の0.5倍でよい。
  • ③合成樹脂管の中で、電線に接続点を設けて施工してもよい。
  • ④管の支持点間の距離は、1.5m以下とする必要がある。
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正解 ④管の支持点間の距離は、1.5m以下とする必要がある。
解説
電気設備の技術基準の解釈第158条では、合成樹脂管工事について、管の支持点間の距離を1.5m以下とし、管相互や管とボックスとの接続は、管の差込み深さを管の外径の1.2倍(接着剤を使用する場合は0.8倍)以上とすることなどを定めています。管内で電線に接続点を設けることはできません。

他の選択肢について
・支持点間3m以下:合成樹脂管は1.5m以下です。
・差込み深さ外径の0.5倍:外径の1.2倍(接着剤使用で0.8倍)以上です。
・管内に接続点:管内での接続は禁止されています。

覚え方のポイント
合成樹脂管は「支持1.5m以下・差込み1.2倍(接着剤0.8倍)・管内接続禁止」。
問36-3

低圧のケーブル工事で、ケーブルを造営材の下面又は側面に沿って取り付ける場合の支持点間の距離として、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、最も適当なものはどれか。(接触防護措置を施した場所で垂直に取り付ける場合を除く)

  • ①2m以下
  • ②3m以下
  • ③5m以下
  • ④6m以下
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正解 ①2m以下
解説
電気設備の技術基準の解釈第164条では、低圧のケーブル工事で、電線を造営材の下面または側面に沿って取り付ける場合は、電線の支持点間の距離を2m(接触防護措置を施した場所において垂直に取り付ける場合は6m)以下とすることを定めています。

他の選択肢について
・3m以下:金属ダクト工事の支持点間の距離の値です。
・5m以下:規定の値ではありません。
・6m以下:接触防護措置を施した場所で垂直に取り付ける場合の値です。

覚え方のポイント
支持点間の距離は「合成樹脂管1.5m・ケーブル2m(垂直6m)・金属ダクト3m・ライティングダクト2m」。
問46-3

低圧屋内配線の金属ダクト工事に関する次の記述のうち、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①収める電線の断面積の総和は、ダクトの内部断面積の80%以下とする。
  • ②収める電線の断面積の総和は、ダクトの内部断面積の20%以下とする。
  • ③金属ダクトの支持点間の距離は、10m以下であれば差し支えない。
  • ④金属ダクトには、使用電圧にかかわらず接地工事は不要である。
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正解 ②収める電線の断面積の総和は、ダクトの内部断面積の20%以下とする。
解説
電気設備の技術基準の解釈第162条では、金属ダクト工事について、ダクトに収める電線の断面積(絶縁被覆を含む)の総和はダクトの内部断面積の20%(電光サイン装置などの配線や制御回路などの配線のみを収める場合は50%)以下とすること、ダクトの支持点間の距離を3m(取扱者以外の者が出入りできないように措置した場所において垂直に取り付ける場合は6m)以下とすることなどを定めています。ダクト内の接続は、電線を分岐する場合で接続点が容易に点検できるときに限られます。

他の選択肢について
・80%以下:多すぎます。放熱と配線の作業性のため20%以下とします。
・支持点間10m以下:原則3m以下です。
・接地工事は不要:金属ダクトには、使用電圧が300V以下ならD種、300Vを超えるならC種の接地工事を施します。

覚え方のポイント
金属ダクトは「電線の占める割合20%(制御回路などは50%)・支持3m」。
問56-3

ライティングダクト工事に関する次の記述のうち、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①支持点間の距離は5m以下とし、開口部は上に向けるのが原則である。
  • ②ライティングダクトは、造営材を貫通して施設するのが原則である。
  • ③支持点間の距離は2m以下とし、開口部は原則として下向きとする。
  • ④ダクトの金属製部分には、使用電圧にかかわらず接地工事は不要である。
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正解 ③支持点間の距離は2m以下とし、開口部は原則として下向きとする。
解説
電気設備の技術基準の解釈第165条第3項では、ライティングダクト工事について、ダクトの支持点間の距離を2m以下とすること、ダクトの開口部は下に向けて施設すること(簡易接触防護措置を施し、かつ、ダクトの内部にじんあいが侵入し難いように施設する場合や、JIS C 8366の固定Ⅱ形のライティングダクトを使用する場合は横に向けてもよい)、ダクトの終端部は閉そくすること、造営材を貫通しないことなどを定めています。

他の選択肢について
・支持5m以下・開口部を上向き:支持は2m以下、開口部は原則下向きです。上向きだとほこりや異物が入りやすくなります。
・造営材を貫通:造営材を貫通して施設してはなりません。
・接地工事は不要:ダクトの金属製部分には、原則としてD種接地工事を施します(対地電圧150V以下でダクトの長さが4m以下の場合などは省略できます)。なお、終端部は閉そくします。

覚え方のポイント
ライティングダクトは「支持2m・開口部は下・終端は閉じる・貫通しない」。
問66-3

低圧屋内配線に使用する電線の太さに関する次の記述のうち、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、最も適当なものはどれか。(例外の場合を除く)

  • ①直径1.0mmの軟銅線もしくはこれと同等以上のものでよい。
  • ②直径2.0mmの軟銅線もしくはこれと同等以上のものとする。
  • ③断面積0.75mm²の軟銅線もしくはこれと同等以上のものでよい。
  • ④直径1.6mmの軟銅線もしくはこれと同等以上のものとする。
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正解 ④直径1.6mmの軟銅線もしくはこれと同等以上のものとする。
解説
電気設備の技術基準の解釈第146条では、低圧屋内配線の電線は、原則として直径1.6mmの軟銅線もしくはこれと同等以上の強さ及び太さのもの、または断面積1mm²以上のMIケーブルとすることを定めています。実際の太さは、さらに許容電流や電圧降下などを考慮して決めます。

他の選択肢について
・1.0mm以上:原則の太さは1.6mm以上です(制御回路などの例外を除く)。
・直径2.0mm以上:原則の最小の太さは1.6mmで、2.0mmではありません。
・0.75mm²以上:0.75mm²はコードなどで見られる太さで、屋内配線の原則の太さ(1.6mm)には足りません。

覚え方のポイント
「屋内配線の電線は1.6mm以上が原則」。20Aの分岐回路の最小太さも1.6mmです。
問76-3

電線管に収める電線の本数に関する次の記述のうち、内線規程の考え方として、最も適当なものはどれか。

  • ①異なる太さの電線は、断面積の総和を管の内断面積の32%以下とする。
  • ②異なる太さの電線は、断面積の総和を管の内断面積の20%以下とする。
  • ③同一の管に収める電線の本数が増えるほど、許容電流は大きくなる。
  • ④管に収める電線の本数を増やしても、各電線の許容電流は変わらない。
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正解 ①異なる太さの電線は、断面積の総和を管の内断面積の32%以下とする。
解説
内線規程では、太さの異なる絶縁電線を同一の管内に収める場合、電線の被覆を含む断面積の総和を、管の内断面積の32%以下とすることを原則としています。電線を詰め込みすぎると、通線のときに被覆を傷つけたり、放熱が悪くなったりするためです。また、同一の管に収める電線の本数が多いほど、電流減少係数を掛けて許容電流を小さくします。

他の選択肢について
・20%以下:20%は金属ダクトに収める電線の割合です。電線管では32%以下です。
・本数が増えるほど大きくなる:逆です。本数が増えると熱がこもるため、電流減少係数を掛けて許容電流を小さくします。
・許容電流は変わらない:本数が増えると熱がこもるため、許容電流は小さくなります。

覚え方のポイント
「管の中は3割(32%)まで」「本数が増えれば許容電流は減る」。金属ダクトの20%と区別します。
問86-3

低圧屋内配線のケーブルを、ケーブルラックに敷設する場合の施工として、最も不適当なものはどれか。

  • ①ケーブルは、整然と並べて一定の間隔で結束しておく。
  • ②ケーブルを多段に積み重ねても、許容電流は低減しない。
  • ③ケーブルは、許容曲げ半径以上の半径で曲げて敷設していく。
  • ④電力ケーブルと通信ケーブルは、セパレータで区分する。
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正解 ②ケーブルを多段に積み重ねても、許容電流は低減しない。
解説
ケーブルを多段に積み重ねると、熱がこもって放熱が悪くなるため、許容電流を低減しなければなりません。ケーブルは整然と並べ、段積みの制限や許容電流の低減を考慮して敷設します。

他の選択肢について
・整然と並べて結束:地震時の脱落を防ぎ、点検もしやすくなります。
・許容曲げ半径以上で曲げる:被覆や絶縁体の損傷を防ぎます。
・セパレータで区分:強電と弱電の混触や誘導を防ぎます。

覚え方のポイント
ラック上のケーブルは「整然・結束・曲げ半径・強弱の区分」。積み重ねは放熱を悪くし、許容電流を下げます。
問96-3

屋外から建物内へのケーブルの引込みに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①引込み口は、雨水が建物内へ浸入しないように防水処理を行う。
  • ②地中からの管路は、建物側へ水が流れ込まないように勾配をつける。
  • ③外壁の貫通部は、ケーブルの熱膨張に備えてすき間を開けておく。
  • ④外壁の貫通部のすき間は、シーリングなどで確実にふさぐ。
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正解 ③外壁の貫通部は、ケーブルの熱膨張に備えてすき間を開けておく。
解説
外壁の貫通部にすき間を残すと、雨水や虫、小動物が建物内に入り、漏水や電気設備の絶縁不良・事故の原因になります。貫通部はシーリング、防水鋳鉄管、止水材などで確実にふさぎます。

他の選択肢について
・引込み口の防水処理:漏水と電気事故を防ぐ基本の処理です。
・管路の勾配:地中の水が建物側へ流れ込まないよう、屋外側へ下がる勾配をつけます。
・外壁の貫通部のシーリング:すき間から雨水が入らないようにします。

覚え方のポイント
引込みは「水を入れない・水を流さない(勾配)・すき間をふさぐ」。
問106-3

低圧屋内配線の施工方法と、施設できる場所の組合せとして、最も不適当なものはどれか。

  • ①金属管工事 ― 展開した場所や点検できない隠ぺい場所
  • ②合成樹脂管工事 ― 展開した場所や点検できない隠ぺい場所
  • ③ケーブル工事 ― 展開した場所や点検できない隠ぺい場所
  • ④ライティングダクト工事 ― 点検できない隠ぺい場所も可
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正解 ④ライティングダクト工事 ― 点検できない隠ぺい場所も可
解説
電気設備の技術基準の解釈第156条では、低圧屋内配線の施設場所と工事の種類の関係を定めており、ライティングダクト工事は、展開した場所または点検できる隠ぺい場所で、乾燥した場所に限って施設できます。点検できない隠ぺい場所には施設できません。

他の選択肢について
・金属管工事:施設場所の制限が少なく、点検できない隠ぺい場所にも施設できます。
・合成樹脂管工事:同様に、点検できない隠ぺい場所にも施設できます。
・ケーブル工事:同様に、点検できない隠ぺい場所にも施設できます。

覚え方のポイント
どこでも施設できるのは「金属管・合成樹脂管・可とう電線管(2種)・ケーブル」。ダクト類は、展開した場所や点検できる隠ぺい場所に限られるものが多い、と覚えます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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